2013年11月10日日曜日

EUR Fails to Hold?

先々週に予想外のデフレ圧力に直面して大きく反落モードに入ったユーロですが、先週は前半粘ったものの、結局はECBの利下げや米国の強い経済指標で最後は腰砕け的な下落をするという展開でした。
EURUSD DAILY ⇒ Struggle to Hold.
EURUSDであれば、欧州の悪材料と米国の好材料の衝突ですのでチャートも綺麗に続落と言う形状になっていますね。

同じようにEURGBPにも言えます。欧州圏と英国では明らかに明暗が分かれていますね。

EURGBP DAILY ⇒ Breaking Down.




対USDや対GBPと比較すると他の通貨に対しては、もう少し斑模様なチャートになっています。つまりECBの利下げなどを背景にEUR自体も弱いのですが、USDやGBPの方でもそれぞれの強気相場に入っていると言う状況であると言うことがいえるのかと思います。

EURAUD DAILY ⇒ A Sign of Reversal?


EURAUDは前回安値圏で底入れの可能性もある形状ですが、足元はEUR以上にAUDも弱いのだと言う事になりますね。

EURJPY DAILY ⇒ Still Mixed.








このEURJPYも先週は5営業日で3本は陽線と言う形状です。木曜日の下げが大きいだけで実はEURは対JPYで勝ち越してはいると言う事ですし、金曜日は雇用統計後の米ドル上昇の中でEURよりもJPYの方が弱かったと言う事です。

EURは悪材料が目立つもののポジション的にはクロスは左程弱くなく、クロスで明確な反発モードが強まれば対USDや対GBPでの反発も遠く無いと言うイメージかもしれません。