2013年11月10日日曜日

Top FX Movers of the Week.(Nov.4th - Nov.8th.2013)

11月4日(月)~8日(金)の週における週次ベースの主要通貨動向です。色々あった週ですが、特にECBの利下げと米雇用統計は市場インパクトも大きく、暫くは記憶に残る週になりそうですね。

 通貨ペア ↑↓ 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
GBPCHF  1.4756   1.4524   +232  +1.57% 

EURGBP  0.8343   0.8469   -126    -1.51% 

GBPAUD 1.7059    1.6876  +183   +1.07% 

GBPCAD 1.6776    1.6597  +179   +1.07% 

USDCHF  0.9215    0.9120   +95    +1.03% 

EURUSD 1.3363    1.3490   -127     -0.95% 

GBPJPY   158.65    157.15  +150    +0.95% 

NZDCHF  0.7596    0.7531   +65     +0.86% 

EURNZD 1.6205    1.6328   -123     -0.76% 

GBPNZD 1.9420    1.9275   +145    +0.75% 

上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。 
上昇通貨 ⇒ GBP(6回),USD(2回),NZD(2回)
下落通貨 ⇒ CHF(3回),EUR(3回),AUD,CAD,JPY,NZD


先ずはこうして整理してみるとかなり意外感があります。ECBの利下げや米雇用統計で大きく動きましたと言う週だった割には週次ベースでの変動が小さいのです。特に材料の無かった週でもこの程度は十分動くと言う程度しか動いていません。

と言う事で改めて気が付くのは、先週前半は殆ど無風状態でありECBの利下げや米雇用統計後のドル高やユーロ下落は終盤の2日間のみの値動きであったと言う事です。ユーロにしても週初から粘っていたのですが終盤のイベントで梯子を外されて下落したとうことですね。従って週初と週末の値幅となると特段インパクトの無い週であったという事になってしまうのですが、リスクを取って市場に参加していたトレーダー等の人々にとっては結構大変な値動きだった事と思います。