円ショートも当座の正念場を迎えているようです。
11月7日(金)USDJPY 1Hチャート |
2011年の3月11日のパターンが意識されてか、日本で大き目の地震が観測されたと言う報道は振り世界中を駆け巡り、同時に為替市場ではするすると円の買戻しが入りました。これでドル円はFirst Reactionとしては下落しており、その後地震の被害も津波も大した事が無いと言う事が判ると一気に買い戻されています。
ここで一旦は円ショートのポジション調整が行われたと思われますが、その後米雇用統計が予想比強めに出たところでドル買いの動きにドル円も上昇し、本格的な円ショートの調整はその後の数時間で行われたと言ってよいでしょう。それが大陽線の後に続く4本の陰線です。3本目は長い下髭を出していますが、その下限は大陽線の下値を割り込んでいます。
やはりポジションが傾いている状態で、地震や雇用統計というイベントがあれば相場は大きく振れるということであり、この金曜日のドタバタを消化した今、円ショートのポジションは幾分縮小された状態で今週に入っているのではないでしょうか。