先週の金融市場は、イベント的には豪州、欧州、英国の金融政策などもありましたがサプライズは無く、結局サプライズとVolatilityを齎したのは金曜日の日本の地震と米11月雇用統計でした。
前者は文字通りのサプライズ、後者は予想を大きく上回る強い内容でした。
週次ベースの主要通貨ペアの動向は以下のようになります。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①NZDCHF ↑ 0.7777 0.7608 +169 +2.17%
②EURNZD ↓ 1.5504 1.5829 -325 -2.10%
③NZDJPY ↑ 68.65 67.58 +107 +1.56%
④NZDUSD ↑ 0.8324 0.8199 +125 +1.50%
⑤GBPNZD ↓ 1.9237 1.9523 -286 -1.49%
⑥AUDCHF↑ 0.9800 0.9676 +124 +1.27%
⑦ CADCHF↑ 0.9443 0.9331 +112 +1.19%
⑧AUDNZD↓ 1.2583 1.2715 -132 -1.05%
⑨EURAUD↓ 1.2321 1.2449 -128 -1.04%
⑩NZDCAD↑ 0.8236 0.8152 +84 +1.02%
上記通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ NZD(7回),AUD(2回),CAD
下落通貨 ⇒ CHF(3回),EUR(2回),CAD,JPY,USD,GBP,AUD
リスク資産市場の調整一服感、欧州に再浮上する利下げ観測、予想を上回った米雇用統計と言った複合要因をベースに南半球の強さが目立っています。