2016年5月23日~5月27日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は概ね堅調推移を維持。
債券市場は保合い推移。
・日経平均は、16,834.84円で越週。(前週16,736.35円)
・米Dow→$17,871.92、S&P500→$2,098.93、Nasdaq→$4,933.51)
(前週 $17,500.26 $2,052.22 $4,769.56)
(前週比 +2.1% +2.3% +3.4% )
・米10年債利回りは、1.85%。(前週1.85%)
・米30年債利回りは、2.65%。(前週2.64%)
②商品市場
・原油続伸、貴金属続落の展開。
・週末に調整するも原油価格は1バレル当たり$50を突破して
7ヶ月振り高水準を回復。週足は$49.50。(前週$47.75)
・金価格は、1オンス当たり$1,210.30で越週。(前週$1,251.96)
③為替市場
・GBP、CAD,USDが広範に上昇。
・南半球(AUD、NZD)、欧州(EUR、CHF)が下落組。
・JPYは極端な低Volatility状態に終始。
2016年5月29日日曜日
Global Stocks : Still Looking Up now.
先週の主要株式市場は、比較的狭いレンジでの変動が目立つ中でも陽線が目立つ展開を維持しての越週となっています。底堅い・・・・と言う印象ですね。
欧米市場は、このまま上昇出来れば従来レンジの上抜けの可能性もありで、ここから下がればレンジ内での推移が続くかんじでしょうか。
日本株も煮詰まったような価格変動(ドル円もそうですね・・)ですが、伊勢志摩サミットの評価や安倍政権の消費増税先送りのスタンスを非常がどう評価、消化するのかが注目材料でしょう。
全般的には崩れそうで崩れないという事につきますね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
日本株も煮詰まったような価格変動(ドル円もそうですね・・)ですが、伊勢志摩サミットの評価や安倍政権の消費増税先送りのスタンスを非常がどう評価、消化するのかが注目材料でしょう。
全般的には崩れそうで崩れないという事につきますね。
CRUDE OIL : Comfortable at $50ish For the Moment.
原油価格は、1バレル当たり$50を回復したところで小休止と言う展開でした。
CRUDE OIL DAILY |
中長期的な回復基調を維持しつつ、短期的には調整予想も増えている感じですね。
供給過多懸念や減産合意の困難な状況など・・・大規模な下落相場の中で材料にされた要因に著変はないのですが、チャートでわかる通りしっかりと右肩上がりの回復が継続してきました。
改めて、相場とは・・・・と考えてしまいますね。
PRECIOUS METALS : Taking the Heat.
原油価格とは好対照なのですが、貴金属価格の調整は継続中です。
それにしても陰線の比率が高すぎる感じすらありますね。
GoldもSilverも明らかに過去のレジサポライン上で逡巡し始めました。
米の利上げシナリオの再台頭を受けたUSDの反発の裏側でダラダラ下げてきている貴金属価格も目先の正念場と言う状況かと思います。
個人的には、ちょこっと買っちゃいましたけどね・・
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
それにしても陰線の比率が高すぎる感じすらありますね。
GoldもSilverも明らかに過去のレジサポライン上で逡巡し始めました。
米の利上げシナリオの再台頭を受けたUSDの反発の裏側でダラダラ下げてきている貴金属価格も目先の正念場と言う状況かと思います。
個人的には、ちょこっと買っちゃいましたけどね・・
US DOLLAR INDEX (DXY) : Trying to Break Out of the Declining Channel.
US DOLLAR INDEX (DXY) は、右下がりのチャネルラインの上限を突き破る勢いです。
US DOLLAR INDEX 右下がりのチャネルラインの下限を一旦ブレイクしてからの反発は 見事すぎるというチャートになっていますね。USDJPYも110円を挟んだ 狭いレンジで安定していますが、USD上昇が勢いづくと米国が 再び神経質になる可能性もあり、本インデックスにも注目ですね。 |
USD : Pushed Up by Hawkish fed.
6月、7月での追加利上げを示唆するFED高官のコメントが相次ぐ流れでUSDが持続的な追い風を受けています。
別項の通り、USDの相対的な強弱を示すドルインデックスが右下がりの強固な長期レジスタンスを上抜けする勢いですので、今週の動向にも要注目でしょう。
月替わりなどの要因もありますし、金曜日は米雇用統計ですね・・・
AUDUSD DAILY |
EURUSD DAILY |
USDCAD DAILY |
USDJPY DAILY |
別項の通り、USDの相対的な強弱を示すドルインデックスが右下がりの強固な長期レジスタンスを上抜けする勢いですので、今週の動向にも要注目でしょう。
月替わりなどの要因もありますし、金曜日は米雇用統計ですね・・・
USDJPY : Too Quiet Through and Before the Events?
先週の為替変動の上位10ペアの中に、実はドル円もクロス円も入っていません。上昇通貨にも下落通貨にも日本円は一度も登場しませんでした。
G7蔵相会議や伊勢志摩サミットなどの材料もある中で、円は極めて不気味な静寂を保ってきたのです。
この2週間ほどは横ばっているだけでしたね。
米FRBの利上げシナリオや時期の憶測を材料に為替市場全般ではUSDの上昇圧力が顕著でしたが、USDJPYはある意味蚊帳の外だった訳です。
今週は、月替わり(5月⇒6月)による需給の変化や週末には米雇用統計と言う一大イベントがあります。
特に金曜日発表予定の米5月雇用統計は、米の利上げ時期(6月か7月か、そもそもなしか?)に関する極めて決定的な判断材料になる可能性が高く、為替市場でもVolatilityの上昇が予想されます。足元ですでにVolatileな動きをしている通貨ペアは勿論ですが、昨今異様に目立っていたUSDJPYの低Volatilityにも大きな波が訪れる可能性があるかもしれません。
109後半~110前半と言う水準から結構乖離した水準での週足を見ることになるかもしれませんので、注目したいですね。
G7蔵相会議や伊勢志摩サミットなどの材料もある中で、円は極めて不気味な静寂を保ってきたのです。
USDJPY DAILY |
この2週間ほどは横ばっているだけでしたね。
米FRBの利上げシナリオや時期の憶測を材料に為替市場全般ではUSDの上昇圧力が顕著でしたが、USDJPYはある意味蚊帳の外だった訳です。
今週は、月替わり(5月⇒6月)による需給の変化や週末には米雇用統計と言う一大イベントがあります。
特に金曜日発表予定の米5月雇用統計は、米の利上げ時期(6月か7月か、そもそもなしか?)に関する極めて決定的な判断材料になる可能性が高く、為替市場でもVolatilityの上昇が予想されます。足元ですでにVolatileな動きをしている通貨ペアは勿論ですが、昨今異様に目立っていたUSDJPYの低Volatilityにも大きな波が訪れる可能性があるかもしれません。
109後半~110前半と言う水準から結構乖離した水準での週足を見ることになるかもしれませんので、注目したいですね。
Top FX Movers of the Week.(May 23rd - May 27th 2016)
2016年5月23日(日)~5月27日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↑2.1827 2.1409 +418 +1.92%
2.EURGBP↓0.7599 0.7735 -136 -1.79%
3.NZDCAD↓0.8717 0.8865 -148 -1.70%
4.EURCAD↓1.4473 1.4711 -238 -1.64%
5.GBPAUD↑2.0338 2.0067 +271 +1.33%
6.GBPCHF↑1.4537 1.4353 +184 +1.27%
7.AUDCAD↓0.9355 0.9464 -109 -1.17%
8.CADCHF↑0.7632 0.7545 +87 +1.14%
9.NZDUSD↓0.6691 0.6759 -68 -1.02%
10.EURUSD↓1.1112 1.1222 -110 -0.99%
上昇通貨 ⇒ GBP(4回),CAD(3回),USD(3回)
下落通貨 ⇒ NZD(3回),EUR(3回),AUD(2回),CHF(2回)
ふと気が付くと・・・JPYがどこにも登場していませんね。
ふと気が付くと・・・JPYがどこにも登場していませんね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年5月27日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDUSD↓0.6691 0.6722 -31 -0.46%
2.NZDCAD↓0.8717 0.8743 -26 -0.30%
3.USDCHF↑0.9945 0.9917 +28 +0.28%
4.USDJPY↑110.22 109.92 +30 +0.27%
5.GBPNZD↑2.1827 2.1769 +58 +0.27%
6.AUDUSD↓0.7183 0.7199 -16 -0.22%
7.EURUSD↓1.1112 1.1136 -24 -0.22%
8.AUDNZD↑1.0727 1.0707 +20 +0.19%
9.EURNZD↑1.6594 1.6564 +30 +0.18%
10.NZDCHF↓0.6654 0.6666 -12 -0.18%
上昇通貨 ⇒ USD(5回),CAD,GBP,AUD,EUR,CHF
下落通貨 ⇒ NZD(6回),CHF,JPY,AUD,EUR
2016年5月22日日曜日
Review of the Week.(May 16th - May 20th 2016)
2016年5月16日(月)~5月20日(金)の週の簡単なReviewです。
*4月のFOMC議事録は、Hawkishな内容。
第二四半期の成長加速は6月の追加利上げを正当化するとの見方。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は強保合い。
債券市場は、価格低下、利回り上昇。
・日経平均は、16,736.35円で越週。(前週16,412.21円)
・米Dow→$17,500.26、S&P500→$2,052.22、Nasdaq→$4,769.56)
(前週 $17,535.12 $2,045.53 $4,717.68)
(前週比 -0.2% +0.3% +1.1% )
・米10年債利回りは、1.85%。(前週1.70%)
・米30年債利回りは、2.64%。(前週2.55%)
②商品市場
・商品市場は原油価格続伸、貴金属は下落の動き。
・原油価格は1バレル当たり$47.75で越週。(前週$46.28)
・金価格は1オンス当たり$1,251.96で越週。(前週$1,273.41)
③為替市場
・米の6月利上げ可能性の上昇によるUSD高バイアスが中心。
・GBP、NZDも上昇。
・CHF,JPY,CADがUnderperformerの週。
*4月のFOMC議事録は、Hawkishな内容。
第二四半期の成長加速は6月の追加利上げを正当化するとの見方。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は強保合い。
債券市場は、価格低下、利回り上昇。
・日経平均は、16,736.35円で越週。(前週16,412.21円)
・米Dow→$17,500.26、S&P500→$2,052.22、Nasdaq→$4,769.56)
(前週 $17,535.12 $2,045.53 $4,717.68)
(前週比 -0.2% +0.3% +1.1% )
・米10年債利回りは、1.85%。(前週1.70%)
・米30年債利回りは、2.64%。(前週2.55%)
②商品市場
・商品市場は原油価格続伸、貴金属は下落の動き。
・原油価格は1バレル当たり$47.75で越週。(前週$46.28)
・金価格は1オンス当たり$1,251.96で越週。(前週$1,273.41)
③為替市場
・米の6月利上げ可能性の上昇によるUSD高バイアスが中心。
・GBP、NZDも上昇。
・CHF,JPY,CADがUnderperformerの週。
Global Stocks : Fairly Stable.
主要株式市場は、米国の6月利上げ観測に振らされながらも落ち着いた値動きの週でした。
陽線も陰線も出ますが一方向の動きにはならず、値幅も抑制的な週でした。
伊勢志摩サミットで財政出動の必要性に関する基本スタンスの共有が出来るかどうかが次のハードルでしょうか。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
陽線も陰線も出ますが一方向の動きにはならず、値幅も抑制的な週でした。
伊勢志摩サミットで財政出動の必要性に関する基本スタンスの共有が出来るかどうかが次のハードルでしょうか。
CRUDE OIL : $50 in Sight.
原油価格は、いよいよ1バレル当たり$50の壁が視野に入る水準まで登ってきました。
ここには一定の抵抗が予想されているので、利益確定売りも出易い感じではあります。
原油価格は、目下株式市場との相関も高いので、膠着状態の株式市場の次の動きを占う意味でもバレル単価$50の攻防は重要になります。
ここには一定の抵抗が予想されているので、利益確定売りも出易い感じではあります。
CRUDE OIL DAILY |
原油価格は、目下株式市場との相関も高いので、膠着状態の株式市場の次の動きを占う意味でもバレル単価$50の攻防は重要になります。
PRECIOUS METALS : Paying respect to Rising USD.
貴金属価格は、USD上昇の反動で調整中です。
私は引き続き中長期の強気派なので、健全な押し目と言う解釈です。
ロングをキープしていますが、少しずつ増やしていくスタンスです。
これもUSDの動向次第であり、それは米の利上げの有無、規模などで決まる感じでしょうかね~。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
ロングをキープしていますが、少しずつ増やしていくスタンスです。
これもUSDの動向次第であり、それは米の利上げの有無、規模などで決まる感じでしょうかね~。
ラベル:
Commodity,
Currencies,
Editorial,
Elevator Pitch,
FX,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
Trading,
商品市場
USD : Moving Up on Hawkish Fed.
FRB首脳陣の発言やら4月のFOMC議事録やらで6月ー7月の追加利上げ可能性が上昇した事からUSDはしっかり強含んでいます。
あちこちでマイナス金利と言う幻想が現実化するご時世です。そこにまさに米国は利上げしますよと言う話をされれば皆がUSDを買う(買い戻す)と言う話ですね。
実際は利上げはどうなんでしょう。債券などを見ても市場は6月シナリオを織り込み過ぎているようにも感じますけどね・・・
また、上げたところで打ち止め感など出てしまえば、為替市場の反応も手荒なものになるかもしれません。
利上げなんて富士山のようなものでしょう。遠くから見えているのが一番美しいのかもしれません。
AUDUSD DAILY |
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実際は利上げはどうなんでしょう。債券などを見ても市場は6月シナリオを織り込み過ぎているようにも感じますけどね・・・
また、上げたところで打ち止め感など出てしまえば、為替市場の反応も手荒なものになるかもしれません。
利上げなんて富士山のようなものでしょう。遠くから見えているのが一番美しいのかもしれません。
USDJPY : Now Above 110 Mark.
先週のUSDJPYは、108.63から110.59まで上昇。約1ヶ月振りの水準を回復しています。
右下がりのトレンドラインをクリアしているイメージですね。
日経平均との相関も維持されており、米利上げ観測を背景としたUSD上昇が先週の日本株の安定的な推移に寄与したとも言えそうです。
市場のポジショニングはショートが多い中での上昇ですので、今週も相応の上下動が見られそうです。
USDJPY DAILY |
右下がりのトレンドラインをクリアしているイメージですね。
日経平均との相関も維持されており、米利上げ観測を背景としたUSD上昇が先週の日本株の安定的な推移に寄与したとも言えそうです。
市場のポジショニングはショートが多い中での上昇ですので、今週も相応の上下動が見られそうです。
Top FX Movers of the Week.(May16th - may 20th 2016)
2016年5月16日(月)~5月20日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCHF↑1.4353 1.3999 +354 +2.47%
2.GBPJPY↑159.61 155.90 +371 +2.32%
3.GBPCAD↑1.9009 1.8569 +440 +2.31%
4.EURGBP↓0.7735 0.7870 -135 -1.75%
5.GBPAUD↑2.0067 1.9745 +322 +1.60%
6.USDCHF↑0.9898 0.9753 +145 +1.46%
7.NZDCHF↑0.6690 0.6592 +98 +1.46%
8.NZDCAD↑0.8865 0.8747 +118 +1.33%
9.NZDJPY↑ 74.43 73.44 +99 +1.33%
10.USDJPY↑110.08 108.63 +145 +1.32%
上昇通貨 ⇒ GBP(5回),NZD(3回),USD(2回)
下落通貨 ⇒ CHF(3回),JPY(3回),CAD(2回),EUR,AUD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年5月20日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↓159.61 160.36 -75 -0.47%
2.NZDJPY↓ 74.43 74.74 -31 -0.42%
3.USDJPY↓110.08 110.48 -40 -0.36%
4.AUDJPY↓ 79.47 79.74 -27 -0.34%
5.CHFJPY↓111.12 111.44 -32 -0.29%
6.EURJPY↓123.55 123.88 -33 -0.27%
7.GBPCAD↓1.9009 1.9057 -48 -0.25%
8.CADJPY↓ 83.93 84.14 -21 -0.25%
9.NZDCHF↓0.6690 0.6706 -16 -0.24%
10.GBPCHF↓1.4353 1.4387 -34 -0.24%
上昇通貨 ⇒ JPY(7回),CHF(2回),CAD
下落通貨 ⇒ GBP(3回),NZD(2回),USD,AUD,CHF,EUR,CAD
2016年5月15日日曜日
Review of the Week.(May 9th - May 13th 2016)
2016年5月9日(月)~5月13日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要市場は株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)バイアス。
・日経平均は、底堅く16,412.21円で越週。(前週16,106.72円)
・米Dow→$17,535.12、S&P500→$2,045.53、Nasdaq→$4,717.68)
(前週 $17,740.50 $2,057.18 $4,730.16)
(前週比 -1.2% -0.5% -0.4% )
・米10年債利回りは、1.70%。(前週1.78%)
・米30年債利回りは、2.55%。(前週2.63%)
②商品市場
・ナイジェリアの産出量の激減やカナダの山火事の影響で
原油価格はレンジ上抜け。ドル上昇圧力から貴金属は下落バイアス。
・終盤に失速するも原油価格は1バレル当たり$46.28で越週。
(前週$44.59)
・金価格は1オンス当たり$1,273.41で越週。(前週$1,288.16)
③為替市場
・北米通貨(USD,CAD)とGBP,CHFが堅調。
・JPYとAUDがUnderperformerとなった週。
・複数のFED高官のタカ派発言を受けた年内利上げ観測の復活が
背景。
・本邦筋からの円高牽制発言もJPY反落の引き金。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要市場は株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)バイアス。
・日経平均は、底堅く16,412.21円で越週。(前週16,106.72円)
・米Dow→$17,535.12、S&P500→$2,045.53、Nasdaq→$4,717.68)
(前週 $17,740.50 $2,057.18 $4,730.16)
(前週比 -1.2% -0.5% -0.4% )
・米10年債利回りは、1.70%。(前週1.78%)
・米30年債利回りは、2.55%。(前週2.63%)
②商品市場
・ナイジェリアの産出量の激減やカナダの山火事の影響で
原油価格はレンジ上抜け。ドル上昇圧力から貴金属は下落バイアス。
・終盤に失速するも原油価格は1バレル当たり$46.28で越週。
(前週$44.59)
・金価格は1オンス当たり$1,273.41で越週。(前週$1,288.16)
③為替市場
・北米通貨(USD,CAD)とGBP,CHFが堅調。
・JPYとAUDがUnderperformerとなった週。
・複数のFED高官のタカ派発言を受けた年内利上げ観測の復活が
背景。
・本邦筋からの円高牽制発言もJPY反落の引き金。
Global Stocks : Back Under Pressure.
主要国の株式市場は、Crashコースでもないのですが上値の重さを確認してしまったようなイメージがあります。しばらくは揉み合いながら上値を少しずつ切り下げていくような展開かもしれません。
為替が円安方向の動きになっていたこともあり、日本株が他国市場をOutperformした週でした。
日本株は陰線陽線が入り混じった展開ですが、全般的にこのような動きが続く気配もあります。
急に下落が早まるような動きが出るとしたら米国か中国の株式市場が引き金を引く可能性が高そうです。
いずれにしても強気にはなりにくいですね・・・
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
為替が円安方向の動きになっていたこともあり、日本株が他国市場をOutperformした週でした。
日本株は陰線陽線が入り混じった展開ですが、全般的にこのような動きが続く気配もあります。
急に下落が早まるような動きが出るとしたら米国か中国の株式市場が引き金を引く可能性が高そうです。
いずれにしても強気にはなりにくいですね・・・
CRUDE OIL : Through $45 Resistance.
原油価格は、勢いがあるかどうかは別として堅調推移は維持できています。
以下のような材料も効いていますね。
Oil production in Nigeria fell to its lowest in two decades and wildfires slashed output from Canada's oil sands.
ナイジェリアの産油量がこの20年の最低レベルまで落ち込んだとか、カナダの山火事でOil sandからの算出が打撃を受けている・・・・・いろいろな材料が出てくるものですね・・・動くときには。
急角度ではないかもしれませんが、形状的には綺麗な上昇チャートと言えましょう。
以下のような材料も効いていますね。
Oil production in Nigeria fell to its lowest in two decades and wildfires slashed output from Canada's oil sands.
ナイジェリアの産油量がこの20年の最低レベルまで落ち込んだとか、カナダの山火事でOil sandからの算出が打撃を受けている・・・・・いろいろな材料が出てくるものですね・・・動くときには。
CRUDE OIL DAILY |
急角度ではないかもしれませんが、形状的には綺麗な上昇チャートと言えましょう。
PRECIOUS METALS : Dancing with USD.
貴金属は、USD上昇を受けて調整中です。
慌てて買う必要なしと言うチャートですね。
押し目を見極めていきましょう。値幅も出やすいので低レベレッジで押し目を拾う時期ではないでしょうか。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
押し目を見極めていきましょう。値幅も出やすいので低レベレッジで押し目を拾う時期ではないでしょうか。
USD : Up On Hawkish Fedspeaks.
従来レンジ内での反発と言う域を超えてはいませんが、度重なるFRB要人のタカ派的な発言によりUSDには追い風が吹く週でした。
大きなUSD安基調のなかで目先は反発圧力があるという程度ではありますが、USDJPYも110円が視野に入る水準くらいには戻せたので当局も一息ついているイメージでしょうか。
まー今週もレンジ内での上下動がメインシナリオでしょう。
AUDUSD DAILY |
EURUSD DAILY |
USDJPY DAILY |
まー今週もレンジ内での上下動がメインシナリオでしょう。
Top FX Movers of the Week.(May 9th - May 13th 2016)
2016年5月9日(月)~5月13日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.USDJPY↑108.63 107.09 +154 +1.42%
2.AUDUSD↓0.7265 0.7365 -100 -1.38%
3.AUDCAD↓0.9395 0.9506 -111 -1.18%
4.CADJPY↑ 83.94 82.95 +99 +1.18%
5.NZDUSD↓0.6759 0.6835 -76 -1.12%
6.CHFJPY↑111.29 110.08 +121 +1.09%
7.AUDCHF↓0.7086 0.7162 -76 -1.07%
8.GBPJPY↑155.90 154.48 +142 +0.91%
9.EURUSD↓1.1303 1.1402 -99 -0.88%
10.GBPAUD↑1.9745 1.9575 +170 +0.86%
上昇通貨 ⇒ USD(4回),CAD(2回),CHF(2回),GBP(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(4回),AUD(4回),NZD,EUR
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年5月13日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨の動きです。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDJPY↓ 73.44 73.83 -39 -0.53%
2.NZDCHF↓0.6592 0.6620 -28 -0.42%
3.AUDJPY↓ 78.90 79.18 -28 -0.35%
4.NZDUSD↓0.6759 0.6781 -22 -0.33%
5.GBPJPY↓155.90 156.39 -49 -0.31%
6.NZDCAD↓0.8747 0.8770 -23 -0.26%
7.CADJPY↓ 83.94 84.16 -22 -0.26%
8.EURNZD↑1.6687 1.6650 +37 +0.22%
9.USDJPY↓108.63 108.86 -23 -0.21%
10.AUDCHF↓0.7086 0.7100 -14 -0.20%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),CHF(2回),USD,CAD,EUR
下落通貨 ⇒ NZD(5回),AUD(2回),GBP,CAD,USD
2016年5月8日日曜日
Review of the Week.(May 2nd - May 6th 2016)
2016年5月2日(月)~5月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*豪中銀(RBA)が1年ぶりの利下げ。
・Cash rateを0.25%引き下げ(2.0%→1.75%)。
・2018年6月までのインフレ予想もすべて下方修正。
*米4月雇用統計が7ヶ月振りの減速。(全体感はそう悪くない)
・非農業部門雇用者数(NFP)が+160千人。(予想+206千人)
・前月データも+215千人から+208千人に下方修正。
・失業率は5.0%で変わらず。
・平均時給は、前月比で+0.3%で予想通り。
*加4月雇用統計が悪化。
・雇用者数が-2.1千人。(予想+0.2千人)
・失業率7.1%で横ばい。(予想7.2%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、16,106.72円で越週。(前週16,666.05円)
・米Dow→$17,740.50、S&P500→$2,057.18、Nasdaq→$4,730.16)
(前週 $17,773.78 $2,065.31 $4,775.36)
(前週比 -0.2% -0.4% -0.8% )
・米10年債利回りは、1.78%。(前週1.83%)
(ザラ場では4月以来となる1.71%まで低下後に反発)
・米30年債利回りは、2.63%。(前週2.67%)
②商品市場
・商品市場は週後半に回復も週次では小幅安の流れ。
・原油価格は、バレル当たり$44.59で越週。(前週$46)
・金価格は、オンス当たり$1,288.16で越週。(前週$1,292.61)
③為替市場
・USD,EUR,JPYが他の主要通貨をOutperformする動き。
・商品市場の調整やRBAの利下げを材料にAUD,NZD,CADが苦戦。
・USDJPYは105円台も見たものの107円台まで回復しての越週。
*豪中銀(RBA)が1年ぶりの利下げ。
・Cash rateを0.25%引き下げ(2.0%→1.75%)。
・2018年6月までのインフレ予想もすべて下方修正。
*米4月雇用統計が7ヶ月振りの減速。(全体感はそう悪くない)
・非農業部門雇用者数(NFP)が+160千人。(予想+206千人)
・前月データも+215千人から+208千人に下方修正。
・失業率は5.0%で変わらず。
・平均時給は、前月比で+0.3%で予想通り。
*加4月雇用統計が悪化。
・雇用者数が-2.1千人。(予想+0.2千人)
・失業率7.1%で横ばい。(予想7.2%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、16,106.72円で越週。(前週16,666.05円)
・米Dow→$17,740.50、S&P500→$2,057.18、Nasdaq→$4,730.16)
(前週 $17,773.78 $2,065.31 $4,775.36)
(前週比 -0.2% -0.4% -0.8% )
・米10年債利回りは、1.78%。(前週1.83%)
(ザラ場では4月以来となる1.71%まで低下後に反発)
・米30年債利回りは、2.63%。(前週2.67%)
②商品市場
・商品市場は週後半に回復も週次では小幅安の流れ。
・原油価格は、バレル当たり$44.59で越週。(前週$46)
・金価格は、オンス当たり$1,288.16で越週。(前週$1,292.61)
③為替市場
・USD,EUR,JPYが他の主要通貨をOutperformする動き。
・商品市場の調整やRBAの利下げを材料にAUD,NZD,CADが苦戦。
・USDJPYは105円台も見たものの107円台まで回復しての越週。
Global Stocks : Holding Out Fairly Well.
豪州利下げ、米、加雇用統計などを消化しつつ主要国株式市場は良く持ち堪えている印象です。
チャート的にも一目瞭然ですが、これらの中では日本株が最もVolatileな展開でした。
週末に見せた底堅さは短期的な反発をも示唆している可能性はあると思いますが、どうなるでしょうか。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
チャート的にも一目瞭然ですが、これらの中では日本株が最もVolatileな展開でした。
週末に見せた底堅さは短期的な反発をも示唆している可能性はあると思いますが、どうなるでしょうか。
CRUDE OIL : Treading Water around $45.
原油価格は上値の重さを感じながら保合い推移の週でした。
チャート形状的には、右上がりのトレンドはぶれていないと思いますが、上昇も鈍っていますね。
一旦横ばうイメージでしょうか。
CRUDE OIL DAILY |
一旦横ばうイメージでしょうか。
PRECIOUS METALS : Consolidation.
貴金属価格は横ばいながら小幅な下落週となりました。強気相場入りの観測が日に日に強まる昨今ですが、このまま加速するイメージでもないように見えます。
押し目待ちの勢力も多そうですが、目先はもう少し押しがあるのではないかと思っています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
押し目待ちの勢力も多そうですが、目先はもう少し押しがあるのではないかと思っています。
AUD : Down After RBA Cut.
今回のRBA会合での利下げ観測は50:50と言う状況でしたので、一部ではサプライズ利下げとも報じられていますが、RBAの政策金利の引き下げ(2.0%から1.75%へ)により、AUDは注文通りに下落しています。
AUDは他のコモディティ通貨に対しても軟調推移でした。
目先はあまり追いかけたくない感じですけどね・・・・
AUDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
AUDは他のコモディティ通貨に対しても軟調推移でした。
AUDCAD DAILY |
AUDNZD DAILY |
目先はあまり追いかけたくない感じですけどね・・・・
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