G7蔵相会議や伊勢志摩サミットなどの材料もある中で、円は極めて不気味な静寂を保ってきたのです。
USDJPY DAILY |
この2週間ほどは横ばっているだけでしたね。
米FRBの利上げシナリオや時期の憶測を材料に為替市場全般ではUSDの上昇圧力が顕著でしたが、USDJPYはある意味蚊帳の外だった訳です。
今週は、月替わり(5月⇒6月)による需給の変化や週末には米雇用統計と言う一大イベントがあります。
特に金曜日発表予定の米5月雇用統計は、米の利上げ時期(6月か7月か、そもそもなしか?)に関する極めて決定的な判断材料になる可能性が高く、為替市場でもVolatilityの上昇が予想されます。足元ですでにVolatileな動きをしている通貨ペアは勿論ですが、昨今異様に目立っていたUSDJPYの低Volatilityにも大きな波が訪れる可能性があるかもしれません。
109後半~110前半と言う水準から結構乖離した水準での週足を見ることになるかもしれませんので、注目したいですね。