2016年5月2日(月)~5月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*豪中銀(RBA)が1年ぶりの利下げ。
・Cash rateを0.25%引き下げ(2.0%→1.75%)。
・2018年6月までのインフレ予想もすべて下方修正。
*米4月雇用統計が7ヶ月振りの減速。(全体感はそう悪くない)
・非農業部門雇用者数(NFP)が+160千人。(予想+206千人)
・前月データも+215千人から+208千人に下方修正。
・失業率は5.0%で変わらず。
・平均時給は、前月比で+0.3%で予想通り。
*加4月雇用統計が悪化。
・雇用者数が-2.1千人。(予想+0.2千人)
・失業率7.1%で横ばい。(予想7.2%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、16,106.72円で越週。(前週16,666.05円)
・米Dow→$17,740.50、S&P500→$2,057.18、Nasdaq→$4,730.16)
(前週 $17,773.78 $2,065.31 $4,775.36)
(前週比 -0.2% -0.4% -0.8% )
・米10年債利回りは、1.78%。(前週1.83%)
(ザラ場では4月以来となる1.71%まで低下後に反発)
・米30年債利回りは、2.63%。(前週2.67%)
②商品市場
・商品市場は週後半に回復も週次では小幅安の流れ。
・原油価格は、バレル当たり$44.59で越週。(前週$46)
・金価格は、オンス当たり$1,288.16で越週。(前週$1,292.61)
③為替市場
・USD,EUR,JPYが他の主要通貨をOutperformする動き。
・商品市場の調整やRBAの利下げを材料にAUD,NZD,CADが苦戦。
・USDJPYは105円台も見たものの107円台まで回復しての越週。