2016年10月3日(月)~10月7日(金)の週の簡単なReviewです。
* ECB's Mersch warns further rate cuts could backfire.
「追加緩和による金融機関へのデメリットが債務者のメリットを
上回れば逆効果」
* Fed's Lacker says he would have dissented at Sept meeting.
Richmond連銀Lacker総裁は自身に投票権があったなら9月の
追加利上げに票を投じていたと発言。(現在投票権なし)
*Euro zone business growth at 21-month low in September.
欧州圏は9月に失速。
*U.S. services sector activity surges to 11-month high.
対照的に米サービス業は9月も好調。
*US Jobless Claims unexpectedly fell last week to near a 43-year low.
米失業保険申請件数が43年振り低水準まで急減。米雇用強し。
*U.S. job growth slows and unemployment rate increases.
米9月非農業部門雇用者数(NFP)葉、3ヶ月連続で減少。
156千人増(予想は180千人増、8月は167千人増)
失業率は、4.9%→5.0%に小幅上昇。
*Canada jobs surge in Sept, but driven by the self-employed
カナダの9月雇用データは好調なるも、自営業の割合が
過去7年で最高という内容。
*Sterling flash crash needed computers, but a human probably the cause.
7日(金)に突如GBPが約10%の急落。誤発注説、アルゴリズム説などあり
当局が詳細を調査する意向。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は、弱保合い。債券市場は価格下落(利回り上昇)。
・日経平均は、円安好感で堅調。16,860.09円で越週。(前週16,449.84円)
・米Dow→$18,240.08、S&P500→$2,153.74、Nasdaq→$5,292.41)
(前週 $18,308.08 $2,168.22 $5,312.00)
(前週比 -0.40% -0.70% -0.40% )
・米10年債利回りは、1.72%。(前週1.60%)
・米30年債利回りは、2.46%。(前週2.32%)
②商品市場
・商品市場は、原油価格続伸、貴金属は大幅な下落の動き。
・原油価格は、1バレル当たり$49.64で越週。(前週$47.08)
・金価格は、インフレ期待大幅後退などから1オンス当たり
$1,255.12で越週。(前週$1,317.20)
③為替市場
・原因不明(当局が調査中)のGBP大幅急落がメインの週。
・USD,EURが相対的な勝組通貨。
・USDJPYは行って来いの往来相場。104円水準に天井感。