2016年9月26日(月)~9月30日(金)の週の簡単なReviewです。
*FRB Fischer副議長
・低失業率は、労働者に賃金上昇のメリットを齎している。
・中央銀行は、過度の引き締めは回避するべき。
*ドイツ銀行の株価低迷が債券発行を抑制
・ドイツ銀行の株価は史上最安値を更新中。
・多くの発行体が債券の発行を見直する動き。
*WTOが2016年の貿易増加見通しを引き下げ
・4月時点の2.8%増から1.7%増まで大幅引き下げ。
・中国経済の減速や米国の輸入減少傾向が背景。
*独の9月インフレ率が16ヶ月ぶり高水準
*9月の国際投資フローは日本国債と欧州債を選好
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は下落圧力が目立つも週末には反発。
週次では、ほぼ保合い。
・債券市場は、小幅に価格上昇、利回り低下のバイアス。
・日経平均は、16,449.84円で越週。(前週16,754.02円)
・米Dow→$18,308.08、S&P500→$2,168.22、Nasdaq→$5,312.00)
(前週 $18,263.43 $2,164.80 $5,305.75)
(前週比 +0.25% +0.16% +0.12% )
(前月比 -0.5% -0.1% +1.9% )
(四半期 +2.1% +3.3% +9.7% )
・米10年債利回りは、1.60%。(前週1.62%)
・米30年債利回りは、2.32%。(前週2.35%)
②商品市場
・産油国の増産凍結合意を受けて原油価格は底打ち反発。
貴金属価格は、反落バイアスの週。
・原油価格は、1バレル当たり$47.08で越週。(前週$44.73)
・金価格は、1オンス当たり$1,317.20で越週。(前週$1,337.85)
③為替市場
・原油反発を好感。コモディ通貨が勝ち組。
・週次ではJPY,CHF,USDが負け組をリード。
・月次の上昇組は、JPYとAUD。
・月次の負け組は、GBP,USD,CAD。