2016年12月12日(月)~12月16日(金)の週の簡単なReviewです。
*英11月のインフレ指標が約2年振り高水準。
*米FOMCが全会一致で1年振りの利上げ。
・FF金利の誘導目標を0.25%~0.5% ⇒ 0.5%~0.75%へ。
・2017年の利上げ見通しは、年2回 ⇒ 年3回へ。
*米Richmond連銀Lacker総裁
「2017年は3回以上の利上げが必要となる可能性が高い」
*12月の日銀短観が6四半期ぶりの改善。過去1年で最高水準。
*BOE首脳からインフレ抑制に資するとGBP高を歓迎する発言。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場続伸。債券市場続落(利回り上昇)
ただし週末にはポジション調整圧力も。
・日経平均も続伸。週足は19,401.15円で越週。(前週18,996.37円)
・米Dow→$19,843.92、S&P500→$2,258.06、Nasdaq→$5,437.16)
(前週 $19,756.64 $2,259.53 $5,444.50)
(前週比 +0.44% -0.07% -0.14% )
・米10年債利回りは、2.60%。(前週2.47%)
・米30年債利回りは、3.19%。(前週3.16%)
②商品市場
・引き続き原油堅調、貴金属不調。値幅は小動き。
・GSなどの先行き予想水準の引き上げを好感し、原油価格は
堅調推移。1バレル当たり$51.94で越週。(前週$51.49)
・金価格は、1オンス当たり$1,133.47で越週。(前週$1,158.62)
③為替市場
・金利、インフレ要因でUSD,GBPが上昇。
・USD INDEXは、14年振り高水準へ。
・コモディティ通貨とJPYがアンダーパフォーマー。
・USDJPYは、週内114.77~118.66。
大統領選直後の底値からは約17円の上昇へ。