2016年12月18日日曜日

Review of the Week.(Dec.12th - Dec.16th 2016)

2016年12月12日(月)~12月16日(金)の週の簡単なReviewです。

*英11月のインフレ指標が約2年振り高水準

*米FOMCが全会一致で1年振りの利上げ

 ・FF金利の誘導目標を0.25%~0.5% ⇒ 0.5%~0.75%へ。
 ・2017年の利上げ見通しは、年2回 ⇒ 年3回へ。

*米Richmond連銀Lacker総裁

 「2017年は3回以上の利上げが必要となる可能性が高い」

*12月の日銀短観が6四半期ぶりの改善。過去1年で最高水準

*BOE首脳からインフレ抑制に資するとGBP高を歓迎する発言

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・株式市場続伸。債券市場続落(利回り上昇)
  ただし週末にはポジション調整圧力も。
 ・日経平均も続伸。週足は19,401.15円で越週。(前週18,996.37円)
 ・米Dow→$19,843.92、S&P500→$2,258.06、Nasdaq→$5,437.16)
 (前週  $19,756.64               $2,259.53               $5,444.50)
 (前週比  +0.44%          -0.07%            -0.14% )
  ・米10年債利回りは、2.60%。(前週2.47%)
  ・米30年債利回りは、3.19%。(前週3.16%)

②商品市場

 ・引き続き原油堅調貴金属不調。値幅は小動き。
 ・GSなどの先行き予想水準の引き上げを好感し、原油価格は
  堅調推移。1バレル当たり$51.94で越週。(前週$51.49)
 ・金価格は、1オンス当たり$1,133.47で越週。(前週$1,158.62)

③為替市場

 ・金利、インフレ要因でUSD,GBPが上昇
 ・USD INDEXは、14年振り高水準へ。
 ・コモディティ通貨とJPYがアンダーパフォーマー
 ・USDJPYは、週内114.77~118.66。
  大統領選直後の底値からは約17円の上昇へ