2012年6月17日日曜日

Close the Window, Calm a Light.......

先週月曜日にはシドニー時間寄り付きからEURなどがGap-Up(窓開け)の高値で取引開始となり、アジア時間は値持ちしたものの海外時間で結局は全戻し以上の下落をするというドタバタ劇がありました。
6月11日(月)のEURUSD1時間足











暫く値持ちしたものの海外時間に陰線ばかりで前週の終値よりも下げてしまっているのがよく判ると思います。

"窓明けは必ず埋まる"・・・・と言うのは易しですが、材料があって、ポジションがあって、流動性が途切れる時と言うのは本当に怖いものですね。

程度の差こそあれ、他通貨も同様の動きになっています。要するにドル高が調整されたがっていたと言う事になるのでしょう。
6月11日(月)のAUDUSD1時間足











6月11日(月)のUSDCHF1時間足











陸上競技でアウトコースの走者がスタートは一番前にいて、レースの進展とともに集団に飲み込まれて行くような値動きでした。

窓明けでスタートダッシュして、終わってみればその日が陰線だったと言うことですので、出だしは良かったけど結局窓を埋めて輝きも失ったと言う事ですね。なんだかBoz Scaggsの名曲のWe're all aloneの歌詞が浮かんで来ました。

Close the window, calm a light and it will be all right.....

今週初はこれの再現の可能性もあれば、反対方向の窓開けで始まる展開もあり得る感じですね。