そして金曜日には3ヶ月物のEuriborが0.451%まで低下し、ほぼ同水準に設定されていた同期間のLiborを下回りました。これは2008年以来の事になります。
チャートの赤線がユーロ金利、青線がドル金利ですが、2008年にクロスして以降ずっとユーロ金利がドル金利を上回っていたのですが、ここへ来てほぼ4年半ぶりに再度クロスしそうになっていると言う事になります。
ECB首脳からも追加緩和を仄めかす発言も出ているので、金利面からもユーロの大反発要因は望みにくいと言う状況になってきました。ただし、今後米国でもQE3の議論が活発化する状況でしょうから中々目が離せない感じになりそうですね。