2012年7月22日日曜日

Majors Are Trending in Waves.

週を総括すると、結局はユーロが落ちましたと簡単に言えてしまいますが、多くの市場参加者にとってはユーロショートを確信犯的にべったりと保有し続けると言う訳にも行かない反発局面も起きています。

こういうのは終わってみれば実体の無い上髭になっているものの、実際に反発上昇している最中ではユーロをショートにしている勢力は大変な精神的苦痛に晒される事になります。
EURUSD DAILY⇒木まで堅調、金に大反落











色々な種類の市場参加者がいる中で、最大公約数的に言えることはリスクテイク体力(余力?)が増加しているプレーヤーは皆無だと言う事でしょう。皆が諸事情あって一様に従来ほどには含み損を抱えられない状況にあり、早めの利益確定や損切りに走る傾向が強まっていると思います。そしてこれが、一つのトレンドが走りきれずに早めに調整局面や反発局面に入ると言う状況を作っているのではないでしょうか。

今の相場環境ではトレンドは走らずに、波打つのだと言う事を頭に入れておく事は重要なのかもしれません。

ドルインデックスの強気トレンドも顕著ですが、値動き的には大変なSWING相場の繰り返しの中で高値を切上げてきている動きです。
DXY is Swinging Higher.























リズムや周期の分析も怠らないようにしたいものです。