2012年7月15日日曜日

What Precious Metals Are Up to..........

世界中で金融緩和が進行し、主要中銀の量的緩和政策の下で紙幣が刷り捲られると言う事態が恒常化すれば当然起きてくるのが貨幣価値の希薄化です。

一部で根強い懸念が共有されているのがHyper Inflationと言うことになりますが、これは以下のような負の連鎖を恐れていると言う事です。

貨幣価値の希薄化⇒通貨売り⇒通貨暴落⇒該当国の債券売り⇒該当国の長期金利急騰⇒大恐慌 

こうなると資産防衛目的で買い込まれるのがオリジナル貨幣である貴金属です。世界中が金融緩和の連鎖となっている環境下での値動きはどうなっているのでしょうか。

GOLD DAILY ⇒ 反発へ?











SILVER DAILY ⇒ 反発へ?












2011年まで実に10年規模で続いた大強気相場を消化して2012年に入ってからは頭打ち感の強い貴金属ですが、金融混乱、金融緩和と言う流れが続くようなら後半戦は反発の機会があるのかもしれません。このあたりも大きな注目材料だと思っています。