今週はドルやユーロは一進一退の攻防と言うイメージなのですが、動意付いてしまった(?)円の下落の速度や値幅に注目が集まりました。
海外勢は殆どが12月決算であり、投資銀行系のHFなどが11月決算です。当然ながら通常この時期はリスクを縮小する事の方が多い訳で、事実株や債券のリスクは縮小しているようです。
そんな中で唯一Volatulityが持続的な上昇を見せているのが為替市場の日本円と言う状況なのです。
今週は調整期待も多かったと思われますが、円安はしっかりと進行しました。
通貨ペア↑↓ 今週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURJPY↑ 106.89 103.62 +327 +3.06%
②CHFJPY↑ 88.69 86.01 +268 +3.02%
③NZDJPY↑ 67.83 66.07 +176 +2.59%
④AUDJPY↑ 86.11 84.09 +202 +2.35%
⑤GBPJPY↑ 132.03 129.15 +288 +2.18%
⑥CADJPY↑ 82.96 81.22 +174 +2.10%
⑦USDCHF↓ 0.9275 0.9454 -179 -1.93%
⑧EURUSD↑ 1.2975 1.2740 +235 +1.81%
⑨NZDUSD↑ 0.8234 0.8125 +109 +1.32%
⑩USDJPY↑ 82.36 81.32 +104 +1.26%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ EUR(2回),CHF(2回),NZD(2回),AUD,GBP,CAD,USD
下落通貨 ⇒ JPY(7回),USD(3回)
週次ベースで、圧倒的な円安トレンドが継続しています。また、欧州通貨、コモディティ通貨が安定から反発で、米ドルは反落バイアスと言ったところでしょうか。