2012年11月18日日曜日

At War...they actually are.

大きな流れとしてのSocial Trendが既存秩序の破壊と再構築に向かっているようなご時世なのですが、その中での金融危機や自然災害と言った予測不能な事象が起きてきました。

もう一つどうしても無視出来ないリスクが国際紛争や戦争であり、突然日本も当事者となった複数の隣国との領土問題もその流れの中で位置付けられると思っています。そして私はシリアの紛争が国際的な広がりを持つに至ると言う展開を考えてきましたが、どうやら古くて新しい紛争であるイスラエルvsパレスチナ(特に過激派のハマス)やイランなどの緊張が急浮上しています。

こういうご時世なので私は国際インテリジェンス情報も複数購読していますが、入ってくるのは情勢の激化を示すものばかりです。

先ほどもこういうのが来ています。(Stratfor Global Intelligenceより)

Israel: IDF Set To Expand Gaza Operations, Prime Minister Says


November 18, 2012
0927 GMT

Israel Defense Forces have taken out more than 1,000 targets in Gaza, and the operation there is set to expand, Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu said Nov. 18, Y Net News reported. Strikes will continue to target Hamas' weapons and munitions, he said.

非常に胸騒ぎがします。

Cash is King と言う手元流動性確保の動きが金融市場に影響を与えていると前項でも書きましたが、こういう中でやはり安全資産としての貴金属やCHFが買い戻されている事も目に付きます。
USDCHF DAILY ⇒ CHF is in Demand.














週末こそ調整しましたが、CHFが対USDで反発してきている様子がわかると思います。
また、CHFの反発は対EURでより顕著です。
EURCHF DAILY ⇒ Edging Down Closer to 1.20 Again.














スイス中銀が死守するとしている1.20に向けてEURCHFは再び下落中です。

貴金属も堅調推移中ですが、地上部隊が交戦するようなら明確に戦争状態入りと言う事になりますので安全性と流動性をKeywordに国際資本が右往左往する展開に備える必要がありそうです。