SHANGHAI DAILY |
今の中国は製品ではなく、混乱とVolatilityを世界中に輸出しています。
陰線の長さが目立つ上海市場ですが、値幅制限(サーキットブレイカー)の発動でストップ安状態となることで逆にガス抜きできないマグマが貯まる悪循環となっていました。8日(金)にはこれを認めた当局がサーキットブレイカーを撤廃しましたが、どれほどのガス抜きになったかは不明です。
注目された米国市場で予想を大きく上回る内容の雇用増よりも賃金の伸びが鈍いことが材料視されて米株が売られる展開になったことは非常に大きなセンチメントの転換を示唆しています。
US DOW DAILY |
欧米の投資家が中国市場や新興国市場から資金を引き上げているとメディアは言いますが、もう一方で中国マネーも欧米日と言った」主要国市場から流出して本国還流している可能性はないでしょうか。
今起きていることは、グローバルな投資マネーの帰省ラッシュなのかもしれません。
だとすれば・・・終の見えない正月・・・ですね・・・