2016年1月18日(月)~1月22日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*中国人民銀行(中銀)が21日、 短期金融市場
に計4千億元(約7兆1400億円)の大規模資金供給。
(2013年2月以来、約3年ぶりの規模)
*ECB(欧州中銀)も21日、Draghi総裁が3月にも
追加緩和を示唆。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場がやっと反発、債券市場も小幅に反落(利回り上昇)。
・日経平均も金曜日に941.27の反発。それでも週足は陰線。
終値は16,958.53円で越週。(前週17,147.11円)
・米Dow→$16,093.37、S&P500→$1,906.89、Nasdaq→$4,591.18)
(前週 $15,930.55 $1,869.49 $4,455.60)
(前週比 +0.7% +1.4% +2.3% )
・米株は2016年初めてのプラス週。
・米10年債利回りは、2.05%。(前週2.03%)
・米30年債利回りは、2.82%。(前週2.81%)
②商品市場
・金曜日に原油価格が大きく反発。商品市場全般を押上げ。
原油価格は、記録上単日では最大の上昇率を記録。(+9.04%)
・原油価格は、バレル単価$32.20で越週。(前週$29.64)。
・金価格は、オンス単価$1,097.16で越週。(前週$1,087.56)
③為替市場
・為替市場でも過去数週間の動きのUnwindが進行。
USD以外の主要通貨に対してコモディティ通貨が反発へ。
・原油、株の反発を受けた危機モードの後退にJPYも反落。
・ECBの追加緩和示唆後にEURが下落。GBP、CHFも追随。
・最強通貨はCADで,AUDが続く展開。