2016年1月25日(月)~1月29日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*RBNZ(NZ中銀)が政策金利(OCR金利)を2.5%に据え置き。
⇒先月の利下げの効果を見極めながら数か月内の追加利下げを示唆。
内容的には予想以上にハト派的。
*米FOMC政策金利据え置き。追加利上げは見送り。
*BOJ(日銀)がマイナス金利政策を導入。
⇒2013年に導入した「量的・質的緩和」政策を更に深める動き。
世界経済の減速と世界市場の混乱の国内への影響を防ぐ動き。
決定は5-4と慎重論を引きずりながらの決定。
①株式市場 / 債券市場
・週を通して不安定ながら日銀のマイナス金利導入で週末に
主要株式市場は反発へ。債券市場も価格上昇(利回り低下)
・日経平均は、最後に反発して17,518.30円で越週。(前週16,958.53円)
・米Dow→$16,459.72、S&P500→$1,939.36、Nasdaq→$4,613.95)
(前週 $16,093.37 $1,906.89 $4,591.18)
(前週比 +2.3% +1.7% +0.5% )
・1月の実績はDow -5.5%, S&P500 -5.1%, Nasdaq -7.9%
・米10年債利回りは、1.92%。(前週2.05%)
・米30年債利回りは、2.75%。(前週2.82%)
②商品市場
・商品市場は比較的安定した推移。
・原油価格は小幅に上昇。週足はバレル単価$33.62。(前週$32.20)
・金価格はオンス単価$1,117.06で越週。(前週$1,097.16)
③為替市場
・週末まではUSD売りの流れ。
EUR,GBP,AUDの上昇が目立つも週末に概ね反転。
・BOJマイナス金利導入で一気にJPY売り。
USDJPYは118円台から121円台へ。
・原油堅調でCADが堅調な推移。
・AUD,NZDは失速モード。