2016年1月17日日曜日

Review of the Week.(Jan.11th - Jan.15th 2016)

2016年1月11日(月)~1月15日(金)の週の簡単なReviewです。

*イランへの経済制裁解除へ。(原油価格下落圧力)

*米株、Dowは2015年9月以来の$16,000割れ
     S&P500は2014年10月以来の最悪週

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・株式市場は週半ばに一旦反発するも週末に再度崩れる展開
  債券市場は資本再流入を受けて長期金利は大幅低下へ
 ・日経平均は、17,147.11円で越週。(前週17,697.96円)
 ・米Dow→$15,930.55、S&P500→$1,869.49、Nasdaq→$4,455.60)
 (前週   $16,346.45                $1,922.03               $4,643.63)
 (前週比     -2.2%            -2.2%          -3.3% )
  S&P500は、2014年10月以降で最悪の週
  ダウの下げ幅も$500以上⇒前週の下げ幅はリーマンショック時
  の2008年10月以来7年3ヶ月振りの規模であったが反発できず
  に先週も続落。  
 ・米10年債利回りは、2.03%。(前週2.27%)
 ・米30年債利回りは、2.81%。(前週2.99%)

②商品市場

 ・原油価格続落。中国株続落に加えてイランの制裁解除による
  原油輸出の増加を織り込む動き
 ・原油価格は、バレル単価で$29.64と遂に$30割れの越週
  (前週$32.88)
 ・貴金属は小幅に下落。
  金価格はオンス単価$1,087.56で越週。(前週$1,103.61)

③為替市場

 ・JPYが最強通貨USD,EURが続く展開。(主要3通貨に上昇圧力
 ・原油続落の影響などでAUD,NZD,CADとGBPが負け組
 ・総じてVolatileな展開のまま越週。週明けから予断許さず。