2016年1月11日(月)~1月15日(金)の週の簡単なReviewです。
*イランへの経済制裁解除へ。(原油価格下落圧力)
*米株、Dowは2015年9月以来の$16,000割れ。
S&P500は2014年10月以来の最悪週。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は週半ばに一旦反発するも週末に再度崩れる展開。
債券市場は資本再流入を受けて長期金利は大幅低下へ。
・日経平均は、17,147.11円で越週。(前週17,697.96円)
・米Dow→$15,930.55、S&P500→$1,869.49、Nasdaq→$4,455.60)
(前週 $16,346.45 $1,922.03 $4,643.63)
(前週比 -2.2% -2.2% -3.3% )
S&P500は、2014年10月以降で最悪の週。
ダウの下げ幅も$500以上⇒前週の下げ幅はリーマンショック時
の2008年10月以来7年3ヶ月振りの規模であったが反発できず
に先週も続落。
・米10年債利回りは、2.03%。(前週2.27%)
・米30年債利回りは、2.81%。(前週2.99%)
②商品市場
・原油価格続落。中国株続落に加えてイランの制裁解除による
原油輸出の増加を織り込む動き。
・原油価格は、バレル単価で$29.64と遂に$30割れの越週。
(前週$32.88)
・貴金属は小幅に下落。
金価格はオンス単価$1,087.56で越週。(前週$1,103.61)
③為替市場
・JPYが最強通貨。USD,EURが続く展開。(主要3通貨に上昇圧力)
・原油続落の影響などでAUD,NZD,CADとGBPが負け組。
・総じてVolatileな展開のまま越週。週明けから予断許さず。