2013年12月29日日曜日

Review of the Week.(Dec.23rd - 27th.2013)

12月23日(月)~27日(金)の週の簡単なReviewです。

1 Key Events

 ①米国
  ・11月個人所得⇒+0.2%(予想+0.5%)。
   同個人所得⇒Unch(予想+0.4%)。
  ・11月PCE⇒Headline+0.9%、Core+1.1%。
  ・IMFが2014年の米国経済成長予想を引上げ
  ・11月耐久消費財受注⇒+3.5%(予想+1.3%)。
   同非輸送財受注⇒+1.2%(予想+0.9%)。
  ・Richmond連銀Lacker総裁⇒QE縮小は画期的(Slam Dunk)。
  ・Dallas連銀Fisher総裁⇒QE縮小は$10bioではなく$20bioの
   ペースで行うべき
  ・失業保険申請件数⇒338千件に減少(予想345千件)。

 ②カナダ
  ・10月GDP⇒+0.3%(予想+0.1%mom)。

 ③日本
  ・日銀月例報告⇒2014年第一四半期の予想を引上げ
   雇用と賃金の改善傾向を指摘。
  ・日銀11月会合議事録⇒2名の委員が第3四半期のGDP減速を懸念
   特に景気回復トレンドの減速、在庫動向と賃金縮小リスクを懸念。 
  ・11月コアインフレ⇒10月の0.9%から1.2%に上昇(yoy)。

 ④欧州
  ・ECBメンバーWeidmann(独)⇒物価安定は緩和政策継続の
               免罪符ではない。
              ECBはインフレ懸念が出れば適時
               に引締めを

2 金融市場

 ①株式市場 / 債券市場
  ・株式続伸の潮流。
  ・週次で米Dow+1.6%,S&P500+1.3%,Nasdaq+1.3%。
  ・先週も最高値更新するも週末にかけて失速。
  ・今や世界のリード役となった日経平均は16.2千円へ。
   同水準は6年2ヶ月ぶり水準。
  ・日経平均は7日連騰後に週末に小幅調整。
  ・債券は価格下落,利回り上昇バイアス。
  ・米10年債利回りは2011年7月以来の3.02%まで上昇
  ・週末は小幅に調整し10年債3.01%,30年債3.94%で越週。

 ②商品市場
  ・原油価格上昇⇒4週連続の在庫減少やアフリカ内戦が主因
  ・貴金属下落にも一服感。
 
 ③為替市場
  ・ユーロが対ドルで2年振り高値水準へ
   2011年10月以来となる1.3892水準をつける。
  ・円は対ドルで5年ぶり安値水準へ。一時105円台へ
  ・ユーロ円も2008年10月以来の145.67まで上昇