小国チェニジアからまさかの大国エジプトの政権までを倒してしまった"中東・アフリカの春"革命は先週遂にリビアのガダフィ政権を事実上崩壊させました。
流石にガダフィの牙城を崩すのは相当な犠牲と時間が掛かったようですが、我々の注意が欧州危機の再燃や米国の格下げに向かっている間も着実に歴史のベクトルはこの地域の長期独裁体制を崩壊に向かわせていた事になります。
丁度先週末にリビアがいよいよだという話が駆け巡り、首都のトリポリが完全に包囲されて反政府軍の突入がAnytimeだという話になっていましたが、そこから政府軍が1週間もたなかった事になります。週央には周辺部族に護衛を依頼する為にガダフィが大量の金を売りたがっているという話に金価格が大きく下落する局面もありました。
この分だとシリアのアサド政権も時間の問題なのでしょうか。
本当に世界の激変の過程を我々は経験していると言うことでしょうか。