先週は大企業でも全社でお盆休業となる企業も多く、前半は通勤電車もガラガラで寂しい限りでしたが、流石に全週休業というのは少なく、木曜日位からはかなり市場も通勤電車も正常化してきました。
その中で、まさに本邦実需勢の復帰に呼応するかのような円安の動きには俄然注目が集まっている訳です。
USDJPY DAILY ⇒ 一気に79円ミドルへ! |
ご覧の通り、ドル円は先週は5本の陽線で79円ミドルまで上昇しており、一気に80円を視界に捉える格好になっています。
この動きはクロス円の上昇(=円安)と言う形で、より顕著です。
GBPJPY DAILY ⇒ 先週は大幅上伸 |
EURJPY DAILY ⇒ こちらも大幅上伸 |
繰り返しますが、円のMother Marketである東京市場の需給がお盆休みから復活するのにあわせて円安方向の動きが顕著になったと言う解釈は注目するべきでしょう。今のところ米国の長期金利上昇の影響と言う説明の方が多い気がしますが、私個人的には前者の解釈を重視しています。
先ずはドル円での80円の攻防が見られるかどうかに注目したいと思います。