先週の金融市場は週半ばの乱気流を消化して最後はリスク資産の反発と言う図式で終了しています。米欧英の各金融政策に変更無く、金曜日の米雇用統計も小幅改善と言う展開を受けての動きでした。
通貨市場における主要ペアの変動上位は以下のようになりました。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①GBPNZD↓ 1.9082 1.9423 -341 -1.79%
②GBPAUD↓ 1.4802 1.5017 -215 -1.45%
③EURGBP↑ 0.7919 0.7816 +103 +1.30%
④GBPCHF↓ 1.5167 1.5353 -186 -1.23%
⑤NZDUSD↑ 0.8189 0.8102 +87 +1.06%
⑥NZDJPY↑ 64.25 63.57 +68 +1.06%
⑦GBPCAD↓ 1.5652 1.5800 -148 -0.95%
⑧NZDCAD↑ 0.8196 0.8125 +71 +0.87%
⑨GBPJPY↓ 122.65 123.60 -95 -0.77%
⑩AUDUSD↑ 1.0559 1.0478 +81 +0.77%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ NZD(4回),AUD(2回),CAD,EUR,CHF,JPY
下落通貨 ⇒ GBP(6回),USD(2回),JPY,CAD
南半球の強さは全体的なリスク資産の復活との相関で説明できるでしょう。GBPの弱さが目を引くのはBOEへの失望と言う事になるのでしょうか。EURは元々がショートしかなかったくらいの状況なのでSqueezeの対象となったのだと思います。