2013年4月14日日曜日

USDJPY : Coming Down to Close the Gap.

黒田バズーカ炸裂による7円規模の上昇で92円台まで調整していたドル円は一気に息を吹き返しました。

結局ドル円は99.90台まで上昇しましたので、この7円規模の上昇は”介入以上”と言う評価となっています。確かに値幅的なインパクトはその通りですね。
USDJPY DAILY ⇒ Feeling Exhausted ?!
それにしても凄い値幅ですが、よく見ればこのチャートでも判りますが、その7円以上の上昇は途中が切れている状態でした。

先々週の北米終値と先週初の寄付きが連続していないのです。

相場用語では"窓を開ける"と表現される状態ですが、これは大きく変動した相場の調整予想の際の予想水準にもなります。つまり、途中で窓を開けるほどの大きな変動があった相場は、その後の調整でその窓を埋めに来る傾向があると言う事です。

今回の調整でその窓を埋めるという条件を満たす水準は97円ミドルまでの下落と言う事になり、先週の終値が98円台前半ですのであと1円弱と言う感じでしょうか。これは先週の週足はほぼ上髭のみの実体無しと言うイメージになっており、非常に弱い印象を残していると言う事でもあります。

今週も週明けの動向から十分トリッキーな動きをする可能性もありますので、ここは要注意です。