2013年4月14日日曜日

USDJPY in Perspective.

前項で触れたとおり、今週のドル円は週初からトリッキーな動きとなる可能性もあります。

あと数銭で100円越え・・・・・と言うところまで上昇した後に断続的な反落で呆気なく98円台前半で越週した訳ですが、やはり100円と言うのは大きな関所となりましたね。

ここで、ドル円の歴史と言うほどではないですが、95年4月の最初の80円割れ(大円高時代到来と騒がれましたっけ・・・)からの歴史を整理しておきましょう。

各年度の横の矢印は↑=年足が陽線↓=年足が陰線としました。

また、歴史的に意識される重要な高値、安値は太字で表示してあります。青が重要高値赤が重要安値の水準です。

面白い事に1995年の始値が99.55でほぼ2013年の現状と近い水準ですが、相場はそこから99.55⇒79.75⇒147.63⇒101.22⇒135.15⇒101.66⇒124.11⇒75.54⇒99.94と循環してきた事がわかります。

また年ごとの陽線、陰線で見れば1995年~2012年までの18年の内訳は陽線9本、陰線9本でした。

この18年のレンジは75.54~147.63と実に約72円幅の大きなレンジですが、陽線、陰線が9年ずつのイーブンで、水準も現行水準と1995年の始値がほぼ同水準と言うのはちょっと面白くないですか?

1995-2012年 年間為替レート

西暦
始値
高値
安値
終値
変動幅
変動率
1995
99.55
104.7
79.75
103.35
25
25.11%
1996
103.41
116.4
103.07
115.9
13.33
12.89%
1997
115.85
131.56
110.52
130.61
21.04
18.16%
1998
130.55
147.63
111.53
113.2
36.1
27.65%
1999
113.28
124.79
101.22
102.21
23.57
20.81%
2000
102.11
115.05
101.31
114.27
13.74
13.46%
2001
114.33
132
113.52
131.63
18.48
16.16%
2002
131.55
135.15
115.34
118.74
19.81
15.06%
2003
118.76
121.87
106.75
107.33
15.12
12.73%
2004
107.26
114.88
101.81
102.35
13.07
12.19%
2005
102.67
121.36
101.66
117.7
19.7
19.19%
2006
117.85
119.86
108.96
119.01
10.9
9.25%
2007
118.97
124.11
107.21
111.46
16.9
14.21%
2008
111.79
111.95
87.1
90.91
24.85
22.23%
2009
90.84
101.43
84.76
93.04
16.67
18.35%
2010
92.97
94.98
80.24
81.12
14.74
15.85%
2011
81.17
85.52
75.54
76.94
9.98
12.30%
2012
76.88
86.78
76.02
86.73
10.76
14.00%
平均値
17.99
16.64