米国の債務上限問題を巡るオバマ政権と議会下院共和党との攻防は依然決着せずと言う状況ですが、週末には目先の資金繰りに目処をつける方向での歩み寄りが見られた事で過度の悲観論は後退した印象です。また1月に退任するBernanke議長の後任レースにもObama大統領が正式にYellen副議長を推す方針を発表した事で不透明感の一部分が後退しているイメージですね。
通貨ペア ↑↓ 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
①AUDJPY ↑ 93.25 91.89 +136 +1.46%
②USDJPY ↑ 98.54 97.45 +109 +1.11%
③NZDJPY ↑ 81.96 81.06 +90 +1.10%
④EURJPY ↑ 133.40 132.09 +131 +0.98%
⑤AUDCAD↑ 0.9802 0.9709 +93 +0.95%
⑥AUDCHF↑ 0.8630 0.8555 +75 +0.87%
⑦GBPAUD↓ 1.6844 1.6974 -130 -0.77%
⑧GBPJPY ↑ 157.13 156.01 +112 +0.71%
⑨USDCAD ↑1.0357 1.0294 +63 +0.61%
⑩CHFJPY ↑ 108.02 107.39 +63 +0.58%
上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(4回),USD(2回),NZD,EUR,GBP,CHF
下落通貨 ⇒ JPY(6回),CAD(2回),CHF,GBP
AUDの上昇、JPYの下落に象徴される先週の動きは総括するとRisk Appetiteの反発と言う事になります。上記通貨ペアの上位4位までを含む6つがクロス円の上昇(円安)であり、株式市場の反発とも歩調をあわせたリスク資産全般の反発と言う絵柄で越週となりました。