2016年12月19日(月)~12月23日(金)の週の簡単なReviewです。
*米11月中古住宅販売が10年振りの高水準
*欧州圏12月消費者信頼感が20ヶ月振り高水準
*日本政府が経済見通しを引き上げ。(2015年3月以来初)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は強保合推移。
債券市場は調整バイアス。価格上昇(利回り低下)
・日経平均は、19,427.67円で越週。(前週19,401.15円)
・米Dow→$19,919.13、S&P500→$2,261.28、Nasdaq→$5,452.42)
(前週 $19,843.92 $2,258.06 $5,437.16)
(前週比 +0.38% +0.14% +0.28% )
・米10年債利回りは、2.54%。(前週2.60%)
・米30年債利回りは、3.12%。(前週3.19%)
②商品市場
・原油強保合い、貴金属弱保合い。
・原油価格は、1バレル当たり$52.96で越週。(前週$51.94)
・金価格は、1オンス当たり$1,131.11で越週。(前週$1,133.47)
③為替市場
・AUD,GBPに反落圧力。
・週次ベースでは円安継続も週後半には調整圧力増大局面も。
・USDは堅調推移。
2016年12月25日日曜日
Top FX Movers of the Week.(Dec.19th - Dec.23rd 2016)
2016年12月19日(月)~12月23日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDJPY↓ 84.06 86.07 -201 -2.39%
2.GBPJPY↓144.00 147.19 -319 -2.22%
3.CADJPY↓ 86.55 88.42 -187 -2.16%
4.EURAUD↑1.4564 1.4299 +265 +1.82%
5.NZDJPY↓ 80.60 82.02 -142 -1.76%
6.AUDUSD↓0.7174 0.7298 -124 -1.73%
7.AUDCHF↓0.7361 0.7488 -127 -1.73%
8.EURGBP↑0.8506 0.8364 +142 +1.67%
9.GBPCHF↓1.2603 1.2810 -207 -1.64%
10.GBPUSD↓1.2281 1.2481 -200 -1.63%
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),EUR(2回),USD(2回),CHF(2回)
下落通貨 ⇒ AUD(4回),GBP(4回),CAD,NZD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年12月23日(金)の北米時間における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↑144.00 143.75 +25 +0.17%
2.AUDNZD↓1.0416 1.0434 -18 -0.17%
3.EURJPY↑122.61 122.40 +21 +0.17%
4.NZDJPY↑ 80.60 80.47 +13 +0.16%
5.EURNZD↓1.5181 1.5203 -22 -0.14%
6.GBPNZD↓1.7837 1.7859 -22 -0.12%
7.CADCHF↓0.7576 0.7585 -9 -0.12%
8.USDJPY↑117.29 117.18 +11 +0.09%
9.USDCHF↓1.0261 1.0270 -9 -0.09%
10.CHFJPY↑114.16 114.06 +10 +0.09%
上昇通貨 ⇒ NZD(4回),CHF(3回),USD,GBP,EUR
下落通貨 ⇒ JPY(5回),AUD,EUR,GBP,CAD,USD
2016年12月18日日曜日
Review of the Week.(Dec.12th - Dec.16th 2016)
2016年12月12日(月)~12月16日(金)の週の簡単なReviewです。
*英11月のインフレ指標が約2年振り高水準。
*米FOMCが全会一致で1年振りの利上げ。
・FF金利の誘導目標を0.25%~0.5% ⇒ 0.5%~0.75%へ。
・2017年の利上げ見通しは、年2回 ⇒ 年3回へ。
*米Richmond連銀Lacker総裁
「2017年は3回以上の利上げが必要となる可能性が高い」
*12月の日銀短観が6四半期ぶりの改善。過去1年で最高水準。
*BOE首脳からインフレ抑制に資するとGBP高を歓迎する発言。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場続伸。債券市場続落(利回り上昇)
ただし週末にはポジション調整圧力も。
・日経平均も続伸。週足は19,401.15円で越週。(前週18,996.37円)
・米Dow→$19,843.92、S&P500→$2,258.06、Nasdaq→$5,437.16)
(前週 $19,756.64 $2,259.53 $5,444.50)
(前週比 +0.44% -0.07% -0.14% )
・米10年債利回りは、2.60%。(前週2.47%)
・米30年債利回りは、3.19%。(前週3.16%)
②商品市場
・引き続き原油堅調、貴金属不調。値幅は小動き。
・GSなどの先行き予想水準の引き上げを好感し、原油価格は
堅調推移。1バレル当たり$51.94で越週。(前週$51.49)
・金価格は、1オンス当たり$1,133.47で越週。(前週$1,158.62)
③為替市場
・金利、インフレ要因でUSD,GBPが上昇。
・USD INDEXは、14年振り高水準へ。
・コモディティ通貨とJPYがアンダーパフォーマー。
・USDJPYは、週内114.77~118.66。
大統領選直後の底値からは約17円の上昇へ。
*英11月のインフレ指標が約2年振り高水準。
*米FOMCが全会一致で1年振りの利上げ。
・FF金利の誘導目標を0.25%~0.5% ⇒ 0.5%~0.75%へ。
・2017年の利上げ見通しは、年2回 ⇒ 年3回へ。
*米Richmond連銀Lacker総裁
「2017年は3回以上の利上げが必要となる可能性が高い」
*12月の日銀短観が6四半期ぶりの改善。過去1年で最高水準。
*BOE首脳からインフレ抑制に資するとGBP高を歓迎する発言。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場続伸。債券市場続落(利回り上昇)
ただし週末にはポジション調整圧力も。
・日経平均も続伸。週足は19,401.15円で越週。(前週18,996.37円)
・米Dow→$19,843.92、S&P500→$2,258.06、Nasdaq→$5,437.16)
(前週 $19,756.64 $2,259.53 $5,444.50)
(前週比 +0.44% -0.07% -0.14% )
・米10年債利回りは、2.60%。(前週2.47%)
・米30年債利回りは、3.19%。(前週3.16%)
②商品市場
・引き続き原油堅調、貴金属不調。値幅は小動き。
・GSなどの先行き予想水準の引き上げを好感し、原油価格は
堅調推移。1バレル当たり$51.94で越週。(前週$51.49)
・金価格は、1オンス当たり$1,133.47で越週。(前週$1,158.62)
③為替市場
・金利、インフレ要因でUSD,GBPが上昇。
・USD INDEXは、14年振り高水準へ。
・コモディティ通貨とJPYがアンダーパフォーマー。
・USDJPYは、週内114.77~118.66。
大統領選直後の底値からは約17円の上昇へ。
GLOBAL STOCKS : Big Levels in Sight.
主要株式市場は空前のブルトレンドを維持したまま12月の終盤戦に入ります。
米ダウの2万ドルとか、日経平均の2万円等のよもやの重要水準が視野に入る水準ですが、2016年はどのようなエンディングに向かっているのでしょうか?
この上昇は、ある意味政治ショーが引き金を引いた部分もありますので、著名なファンドでも意外と乗り損ねているという話を聞きます。
一方で流石に売り向かった勢力も撤退済みですので、ここからをどう見るかは単純ではないですね。
取りあえずは、皆さん 良いクリスマスをお迎えくださいという感じですね(笑)
米ダウの2万ドルとか、日経平均の2万円等のよもやの重要水準が視野に入る水準ですが、2016年はどのようなエンディングに向かっているのでしょうか?
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
この上昇は、ある意味政治ショーが引き金を引いた部分もありますので、著名なファンドでも意外と乗り損ねているという話を聞きます。
一方で流石に売り向かった勢力も撤退済みですので、ここからをどう見るかは単純ではないですね。
取りあえずは、皆さん 良いクリスマスをお迎えくださいという感じですね(笑)
CRUDE OIL : Still Holding On to the Gain.
原油価格は、直近の上昇からは保合い推移となっています。
トランプ政権における主要閣僚の人材供給源のようになっているGoldman Sachsから出された原油価格の先行き予想の上方修正を背景に、次の上昇を伺っているといったところでしょうか。
流石に特に商品市場は、流動性が心配される時期に入ってきましたので、チャートも少し乱暴な値動きとなり始めているかもしれません。
クリスマス休暇の時期なので、今週はおとなしくしているとは思いますが、要注意ではありますね。
トランプ政権における主要閣僚の人材供給源のようになっているGoldman Sachsから出された原油価格の先行き予想の上方修正を背景に、次の上昇を伺っているといったところでしょうか。
CRUDE OIL DAILY |
流石に特に商品市場は、流動性が心配される時期に入ってきましたので、チャートも少し乱暴な値動きとなり始めているかもしれません。
クリスマス休暇の時期なので、今週はおとなしくしているとは思いますが、要注意ではありますね。
PRECIOUS METALS : The Traitor of the Year Candidate.
貴金属は、2016年最大のJokerという感じですね。
年初の上昇予想は投資業界のコンセンサスと言ってよいものだったと思います。上昇機会も何度かありましたが、大きなイベントなどで大きめに動くときはいつも下落という状況のまま、ついに年末を迎えてしまいました。
2017年の予想も難しいですが、従来こういうものに向かっていた資金がBitcoinなどを選好する傾向が強まっている感もあり、しっかりと分析してみる必要がありそうですね。
貴金属が輝きを取り戻すのは何時ごろでしょうか。
定点観測だけはしっかり行っていきましょう。
年初の上昇予想は投資業界のコンセンサスと言ってよいものだったと思います。上昇機会も何度かありましたが、大きなイベントなどで大きめに動くときはいつも下落という状況のまま、ついに年末を迎えてしまいました。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
2017年の予想も難しいですが、従来こういうものに向かっていた資金がBitcoinなどを選好する傾向が強まっている感もあり、しっかりと分析してみる必要がありそうですね。
貴金属が輝きを取り戻すのは何時ごろでしょうか。
定点観測だけはしっかり行っていきましょう。
USD : USD INDEX @ 14 Years' High.
US Dollar Indexが14年ぶりの高値を回復。
ライバル主要通貨に対しても先週は見事なパフォーマンスでした。
インデックスが14年振りの高値圏という中で、USDJPYも118円台やっていますので実に17円の上昇という展開です。一旦101円台に落ちてからの切り返しという事もありますが、滅多にないほどのトレンドとなったと言えるでしょう。
年末年始にかけて、まだまだ相場はサプライズを残しているのでしょうか?
ここまでだけでも十分に凄いものを見たという感じですよね。
ライバル主要通貨に対しても先週は見事なパフォーマンスでした。
EURUSD DAILY |
USDJPY DAILY |
インデックスが14年振りの高値圏という中で、USDJPYも118円台やっていますので実に17円の上昇という展開です。一旦101円台に落ちてからの切り返しという事もありますが、滅多にないほどのトレンドとなったと言えるでしょう。
年末年始にかけて、まだまだ相場はサプライズを残しているのでしょうか?
ここまでだけでも十分に凄いものを見たという感じですよね。
Top FX Movers of the Week.(Dec.12th - Dec.16th 2016)
2016年12月12日(月)~12月16日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDUSD↓0.6952 0.7132 -180 -2.59%
2.USDJPY↑117.91 115.29 +262 +2.22%
3.AUDUSD↓0.7298 0.7446 -148 -2.03%
4.GBPNZD↑1.7908 1.7606 +302 +1.69%
5.NZDCHF↓0.7133 0.7251 -118 -1.65%
6.GBPJPY↑147.19 144.96 +223 +1.52%
7.EURNZD↑1.4993 1.4785 +208 +1.39%
8.CHFJPY↑114.81 113.31 +150 +1.31%
9.NZDCAD↓0.9277 0.9393 -116 -1.25%
10.GBPAUD↑1.7088 1.6876 +212 +1.24%
上昇通貨 ⇒ USD(3回),GBP(3回),CHF(2回),EUR,CAD
下落通貨 ⇒ NZD(5回),JPY(3回),AUD(2回)
The Final Round Rush : How They Finished the Week.
2016年12月16日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDUSD↓0.6952 0.6979 -27 -0.39%
2.NZDCAD↓0.9277 0.9312 -35 -0.38%
3.NZDCHF↓0.7133 0.7159 -26 -0.36%
4.CADJPY↑ 88.42 88.16 +26 +0.29%
5.EURJPY↑123.22 122.89 +33 +0.27%
6.AUDJPY↑ 86.07 85.84 +23 +0.27%
7.USDJPY↑117.91 117.64 +27 +0.23%
8.GBPAUD↓1.7088 1.7123 -35 -0.20%
9.EURNZD↑1.4993 1.4963 +30 +0.20%
10.AUDNZD↑1.0471 1.0453 +18 +0.17%
上昇通貨 ⇒ AUD(3回),USD(2回),CAD(2回),EUR(2回),CHF
下落通貨 ⇒ NZD(5回),JPY(4回),GBP
2016年12月11日日曜日
Review of the Week.(Dec.5th - Dec.9th 2016)
2016年12月5日(月)~ 12月9日(金)の週の簡単なReviewです。
*伊Renzi首相が辞任表明。
憲法改正の国民投票が否決された事を受けての表明。
*加中銀が金融政策を維持。
*ECBがQE政策としての債券購入を延長、規模は縮小。
債券購入を2017年12月末まで延長。月々の購入額は
来年4月以降、600億ユーロに減らすと発表。
*中国の経済指標に持ち直しの兆候。
貿易データや生産者物価に改善傾向。
*トランプ次期大統領とソフトバンク孫社長が会談。
会談は6日にニューヨークのトランプ・タワーで実施。両者は会談後にロビーに姿を現し、ソフトバンクが米国のテクノロジー業界に500億ドル(約5兆7,000億円)を投資すると発表。このニュースを受け、同社株は6.1%上昇した。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場躍進。債券市場続落(利回り続伸)
・トランプー孫会談後の大型投資発表が主因。
・日経平均は、週末に1万9千円台へ。
週足は、18,996.37円で越週。
・米Dow→$19,756.64、S&P500→$2,259.53、Nasdaq→$5,444.50)
(前週 $19,171.18 $2,192.03 $5,255.65)
(前週比 +3.1% +3.1% +3.6% )
・米10年債利回りは、2.47%。(前週2.39%)
・米30年債利回りは、3.16%。(前週3.07%)
②商品市場
・原油価格保合い。貴金属は続落。
・原油価格は、1バレル当たり$51.49で越週。(前週$51.57)
・金価格は、1オンス当たり$1,158.62で越週。(前週$1,175.84)
③為替市場
・USD上昇トレンド修復。
・GBPが反落。先週も最弱通貨はJPY。
・USDJPYは、115円台を回復しての越週。
*伊Renzi首相が辞任表明。
憲法改正の国民投票が否決された事を受けての表明。
*加中銀が金融政策を維持。
*ECBがQE政策としての債券購入を延長、規模は縮小。
債券購入を2017年12月末まで延長。月々の購入額は
来年4月以降、600億ユーロに減らすと発表。
*中国の経済指標に持ち直しの兆候。
貿易データや生産者物価に改善傾向。
*トランプ次期大統領とソフトバンク孫社長が会談。
会談は6日にニューヨークのトランプ・タワーで実施。両者は会談後にロビーに姿を現し、ソフトバンクが米国のテクノロジー業界に500億ドル(約5兆7,000億円)を投資すると発表。このニュースを受け、同社株は6.1%上昇した。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場躍進。債券市場続落(利回り続伸)
・トランプー孫会談後の大型投資発表が主因。
・日経平均は、週末に1万9千円台へ。
週足は、18,996.37円で越週。
・米Dow→$19,756.64、S&P500→$2,259.53、Nasdaq→$5,444.50)
(前週 $19,171.18 $2,192.03 $5,255.65)
(前週比 +3.1% +3.1% +3.6% )
・米10年債利回りは、2.47%。(前週2.39%)
・米30年債利回りは、3.16%。(前週3.07%)
②商品市場
・原油価格保合い。貴金属は続落。
・原油価格は、1バレル当たり$51.49で越週。(前週$51.57)
・金価格は、1オンス当たり$1,158.62で越週。(前週$1,175.84)
③為替市場
・USD上昇トレンド修復。
・GBPが反落。先週も最弱通貨はJPY。
・USDJPYは、115円台を回復しての越週。
GLOBAL STOCKS : Back on Track
主要株式市場は、大ラリー再開モードとなりました。
この1週間でチャートも一変している感じですね。
最高値更新の競演とでも言いたくなるような展開でした。
へたり始めていた欧州株も米株の最高値ラリーやとにかく落ちない日本株に上昇軌道に引き戻されたようなイメージですね。
やはりこれも効きましたよね。
6日にニューヨークのトランプ・タワーでドナルド・トランプ次期米大統領とソフトバンク孫社長の会談が行われた。両者は会談後にロビーに姿を現し、ソフトバンクが米国のテクノロジー業界に500億ドル(約5兆7,000億円)を投資すると発表。このニュースを受け、同社株(ソフトバンク社株)は6.1%上昇した。
純粋に凄い話です。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
最高値更新の競演とでも言いたくなるような展開でした。
へたり始めていた欧州株も米株の最高値ラリーやとにかく落ちない日本株に上昇軌道に引き戻されたようなイメージですね。
やはりこれも効きましたよね。
6日にニューヨークのトランプ・タワーでドナルド・トランプ次期米大統領とソフトバンク孫社長の会談が行われた。両者は会談後にロビーに姿を現し、ソフトバンクが米国のテクノロジー業界に500億ドル(約5兆7,000億円)を投資すると発表。このニュースを受け、同社株(ソフトバンク社株)は6.1%上昇した。
純粋に凄い話です。
CRUDE OIL : Holding On to the Gain.
原油価格は、粘り腰で1オンス当たり$51台を維持しています。
非OPEC産油国の会合が持たれており、減産合意への期待が下値を支えている状態ですね。
チャート的にも綺麗な分岐点にあると思います。ここで失速反落となれば元の木阿弥ですね。
非OPEC諸国の動向に注目しましょう。
非OPEC産油国の会合が持たれており、減産合意への期待が下値を支えている状態ですね。
CRUDE OIL DAILY |
チャート的にも綺麗な分岐点にあると思います。ここで失速反落となれば元の木阿弥ですね。
非OPEC諸国の動向に注目しましょう。
PRECIOUS METALS : Still in the Bush.
貴金属市場は中々上昇のきっかけをつかめません。
引き続きSilverの方から底打ち的な形状のチャートとなっていますが、Goldの方は陰線が目立つばかりかほとんど安値引けのようなチャートであるのが気になりますね。
USDの上昇圧力が復活する中で貴金属の復活も中々きっかけをつかめませんが、ファンダメンタルズとしてはトランプ政権の財政出動への期待や長期金利上昇の流れは、基本的には貴金属の上昇要因であるはず。
年内に流れが変わるかどうかですね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
引き続きSilverの方から底打ち的な形状のチャートとなっていますが、Goldの方は陰線が目立つばかりかほとんど安値引けのようなチャートであるのが気になりますね。
USDの上昇圧力が復活する中で貴金属の復活も中々きっかけをつかめませんが、ファンダメンタルズとしてはトランプ政権の財政出動への期待や長期金利上昇の流れは、基本的には貴金属の上昇要因であるはず。
年内に流れが変わるかどうかですね。
USDJPY : Now Above 115 Mark.
USDJPYが調整モードから一気に反発して115円をも取ってきました。
この動きも中々凄かったですね。
115円手前で失速してから113円台前半まで下落したものの、ソフトバンクの孫社長とトランプ時期大統領との会談で米国への超大型投資の話が出たことで株のラリーもJPY売りも一気に息を吹き返しました。
チャートも再び盛りが付いたような高値引けですが、これ一部でいわれているような120円相場なのでしょうか・・・?
この動きも中々凄かったですね。
USDJPY DAILY |
チャートも再び盛りが付いたような高値引けですが、これ一部でいわれているような120円相場なのでしょうか・・・?
Top FX Movers of the Week.(Dec.5th - Dec.9th 2016)
2016年12月5日(月) ~ 12月9日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADJPY↑ 87.45 85.31 +214 +2.45%
2.GBPCAD↓ 1.6564 1.6913 -349 -2.11%
3.EURCAD↓ 1.3909 1.4166 -257 -1.85%
4.USDJPY↑ 115.29 113.47 +182 +1.58%
5.NZDJPY↑ 82.22 80.95 +127 +1.54%
6.AUDJPY↑ 85.85 84.55 +130 +1.51%
7.CADCHF↑ 0.7711 0.7597 +114 +1.48%
8.GBPUSD↓ 1.2572 1.2728 -156 -1.24%
9.GBPAUD↓ 1.6876 1.7070 -194 -1.15%
10.GBPNZD↓ 1.7606 1.7803 -197 -1.12%
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),USD(2回),AUD(2回),NZD(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(4回),GBP(4回),CAD,CHF
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年12月9日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADCHF↓ 0.7711 0.7733 -22 -0.29%
2.NZDCHF↓ 0.7251 0.7271 -20 -0.28%
3.GBPCHF↓ 1.2781 1.2813 -32 -0.25%
4.USDCHF↓ 1.0167 1.0188 -21 -0.21%
5.EURCAD↑ 1.3909 1.3884 +25 +0.18%
6.AUDCHF↓ 0.7570 0.7582 -12 -0.16%
7.EURJPY↑ 121.72 121.53 +19 +0.16%
8.EURUSD↑ 1.0555 1.0539 +16 +0.15%
9.EURGBP↑ 0.8392 0.8380 +12 +0.14%
10.EURNZD↑ 1.4785 1.4764 +21 +0.14%
上昇通貨 ⇒ CHF(5回),EUR(5回)
下落通貨 ⇒ CAD(2回),JPY(2回),GBP(2回),NZD(2回),USD,AUD
2016年12月4日日曜日
Review of the Week.(Nov.28th - Dec.2nd 2016)
2016年11月28日(月)~12月2日(金)の週の簡単なReviewです。
*OPECが2008年以来の減産合意。
ロシアも2001年以来の協調減産の意向。
*米11月雇用統計 - 堅調な内容。
非農業部門雇用者数(NFP)は、178千人増。(予想通り)
失業率は、4.9% → 4.6%に低下。(9年振り低失業率)
*加11月雇用データ - 堅調。
雇用者数、10.7千人増。失業率も6.8%に低下。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は上昇から保合い基調へ。
債券市場は価格低下(利回り上昇)継続。
・日経平均は、18,426.08円で越週。(前週18,381.22円)
・米Dow→$19,171.18、S&P500→$2,192.03、Nasdaq→$5,255.65)
(前週 $19,152.14 $2,213.35 $5,398.92)
(前週比 +0.1% -1.0% -2.65% )
・米10年債利回りは、2.39%。(前週2.34%)
・米30年債利回りは、3.07%。(前週3.02%)
②商品市場
・OPEC減産合意、ロシアも協調姿勢の報道に原油価格が反発。
貴金属価格は、続落。
・原油価格は、1バレル当たり$40台半ばから$51台に反発し、
$51.57で越週。(前週$45.96)
・金価格は、1オンス当たり$1,175.84で越週。(前週$1,182.88)
③為替市場
・USD上昇に一服感。USDは週次ベースで下落通貨に。
・先週もJPYが最弱通貨。USD,AUDも下落サイド。
・勝ち組通貨はGBP,CAD,NZD。
・クロス円が上昇。USDJPYでも114.73まで上昇し113円台で越週。
*OPECが2008年以来の減産合意。
ロシアも2001年以来の協調減産の意向。
*米11月雇用統計 - 堅調な内容。
非農業部門雇用者数(NFP)は、178千人増。(予想通り)
失業率は、4.9% → 4.6%に低下。(9年振り低失業率)
*加11月雇用データ - 堅調。
雇用者数、10.7千人増。失業率も6.8%に低下。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は上昇から保合い基調へ。
債券市場は価格低下(利回り上昇)継続。
・日経平均は、18,426.08円で越週。(前週18,381.22円)
・米Dow→$19,171.18、S&P500→$2,192.03、Nasdaq→$5,255.65)
(前週 $19,152.14 $2,213.35 $5,398.92)
(前週比 +0.1% -1.0% -2.65% )
・米10年債利回りは、2.39%。(前週2.34%)
・米30年債利回りは、3.07%。(前週3.02%)
②商品市場
・OPEC減産合意、ロシアも協調姿勢の報道に原油価格が反発。
貴金属価格は、続落。
・原油価格は、1バレル当たり$40台半ばから$51台に反発し、
$51.57で越週。(前週$45.96)
・金価格は、1オンス当たり$1,175.84で越週。(前週$1,182.88)
③為替市場
・USD上昇に一服感。USDは週次ベースで下落通貨に。
・先週もJPYが最弱通貨。USD,AUDも下落サイド。
・勝ち組通貨はGBP,CAD,NZD。
・クロス円が上昇。USDJPYでも114.73まで上昇し113円台で越週。
GLOBAL STOCKS : Top Heavy Posture.
月替わり週となった先週の主要株式市場は、斑模様。米株、日本株は押し目も浅く上向きの潮流が一応継続で、欧州株は陰線の目立つ展開でした。
細かく見れば米株もDOW以外は先週は陰線でしたので、日経平均の上昇力のスタミナが際立っているとも言える印象ですね。
12月相場は始まったばかりです。最初のイベントである11月の米雇用統計は無難に消化しましたが、ここからどうなるのかに注目しましょう。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
12月相場は始まったばかりです。最初のイベントである11月の米雇用統計は無難に消化しましたが、ここからどうなるのかに注目しましょう。
CRUDE OIL : Back Above $50 Mark.
OPECも減産合意というのが2008年以来、ロシアも共同歩調となれば2001年以来とのことで、原油価格は当然反発しています。1オンス当たり$40台半ばから$51台となりました。
これは結構な反発ですね。来週以降続伸となれば、前回高値を綺麗にクリアしていくことになりますので、$50台半ばへの到達となりそうですね。
問題は、そこから・・・・という事でしょうね。
CRUDE OIL DAILY |
これは結構な反発ですね。来週以降続伸となれば、前回高値を綺麗にクリアしていくことになりますので、$50台半ばへの到達となりそうですね。
問題は、そこから・・・・という事でしょうね。
PRECIOUS METALS : High Time to Turn?
貴金属価格は、陰線まみれ・・・・の状況を中々脱しきれません。
GOLDが重いですね・・・SILVERのチャートの方が底値形成過程に入っているようにも見えるのですが。
株価、米ドル、長期金利などが方向感を変えてくる時に貴金属も息を吹き返すというのがメインシナリオなのでしょう。
12月中にそういう局面が来るでしょうか。
2016年は貴金属上昇の年と予想されていましたが、最後に気を吐く機会があるのか、期待は2017年に引き継がれるのか・・・
そろそろ感を持ちながら見ています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
GOLDが重いですね・・・SILVERのチャートの方が底値形成過程に入っているようにも見えるのですが。
株価、米ドル、長期金利などが方向感を変えてくる時に貴金属も息を吹き返すというのがメインシナリオなのでしょう。
12月中にそういう局面が来るでしょうか。
2016年は貴金属上昇の年と予想されていましたが、最後に気を吐く機会があるのか、期待は2017年に引き継がれるのか・・・
そろそろ感を持ちながら見ています。
GBP : Even Stronger Than USD.
2016年は、注目イベントでサプライズがあり、大きく下落したものが大復活するというパターンが散見されています。
英国のEU離脱(BREXIT)で急落したGBPや、米大統領選でTRUMP候補の勝利後に急落した株やUSDなどが良い例でしょう。
そのGBPですが、えらく強いです。
どんでん返しの年のどんでん返し通貨はGBPだったという事になりそうです。
ところで・・・JPYはどこかで気を吐くのでしょうか。
英国のEU離脱(BREXIT)で急落したGBPや、米大統領選でTRUMP候補の勝利後に急落した株やUSDなどが良い例でしょう。
そのGBPですが、えらく強いです。
EURGBP DAILY |
GBPJPY DAILY |
GBPUSD DAILY |
どんでん返しの年のどんでん返し通貨はGBPだったという事になりそうです。
ところで・・・JPYはどこかで気を吐くのでしょうか。
USDJPY : From 101.19 to 114.73.
ひたすら下落を拒否するかのようなUSDJPYは遂に先週115円に迫る114.73まで上昇しました。
注目の米11月の雇用統計後の値動きも非常に買い圧力の強さを感じさせるものでしたが、最終的には113円台ミドルでの越週となっています。
まさか115円に迫る規模の上昇になるとは驚きましたが、この1週間ほどは日足でも陰線が増えてきてはいますね。
このあたりでTopは見た可能性が高まっているように思いますがいかがでしょうか。
注目の米11月の雇用統計後の値動きも非常に買い圧力の強さを感じさせるものでしたが、最終的には113円台ミドルでの越週となっています。
USDJPY DAILY |
まさか115円に迫る規模の上昇になるとは驚きましたが、この1週間ほどは日足でも陰線が増えてきてはいますね。
このあたりでTopは見た可能性が高まっているように思いますがいかがでしょうか。
Top FX Movers of the Week.(Nov.28th - Dec.2nd 2016)
2016年11月28日(月)~12月2日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↑144.46 141.29 +317 +2.19%
2.GBPUSD↑1.2728 1.2480 +248 +1.95%
3.CADJPY↑ 85.31 83.65 +166 +1.95%
4.USDCAD↓1.3284 1.3514 -230 -1.73%
5.GBPAUD↑1.7070 1.6777 +293 +1.72%
6.NZDJPY↑ 80.95 79.64 +131 +1.62%
7.GBPCHF↑1.2858 1.2658 +200 +1.56%
8.AUDCAD↓0.9898 1.0046 -148 -1.50%
9.NZDUSD↑0.7134 0.7038 +96 +1.35%
10.EURGBP↓0.8372 0.8482 -110 -1.31%
上昇通貨 ⇒ GBP(5回),CAD(3回),NZD(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(3回),USD(3回),AUD(2回),CHF,EUR
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年12月2日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURGBP↓0.8372 0.8414 -42 -0.50%
2.GBPCHF↑1.2858 1.2808 +50 +0.39%
3.GBPCAD↑1.6913 1.6850 +63 +0.37%
4.GBPUSD↑1.2728 1.2685 +43 +0.34%
5.NZDJPY↓ 80.95 81.22 -27 -0.33%
6.CHFJPY↓112.23 112.57 -34 -0.30%
7.GBPNZD↑1.7803 1.7750 +53 +0.30%
8.CADJPY↓ 85.31 85.56 -25 -0.29%
9.GBPAUD↑1.7070 1.7020 +50 +0.29%
10.EURJPY↓121.01 121.34 -33 -0.27%
上昇通貨 ⇒ GBP(6回),JPY(4回)
下落通貨 ⇒ EUR(2回),CHF(2回),CAD(2回),NZD(2回),AUD,USD
Top FX Movers for the Month of November 2016.
2016年11月の月次ベースの主要通貨パフォーマンスです。
通貨ペア 月終値 月始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 月終値 月始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↑143.15 128.29 +1486 +10.38%
2.USDJPY↑114.41 104.81 +960 +8.39%
3.CADJPY↑ 85.17 78.15 +702 +8.24%
4.NZDJPY↑ 81.00 74.92 +608 +7.51%
5.EURGBP↓0.8467 0.8968 -501 -5.92%
6.CHFJPY↑112.51 105.95 +656 +5.83%
7.AUDJPY↑ 84.45 79.74 +471 +5.58%
8.GBPAUD↑1.6948 1.6081 +867 +5.12%
9.EURJPY↑121.23 115.08 +615 +5.07%
10.GBPCHF↑1.2721 1.2104 +617 +4.85%
上昇通貨 ⇒ GBP(4回),USD,CAD,NZD,CHF,AUD,EUR
下落通貨 ⇒ JPY(7回),EUR,AUD,CHF
USDJPYの上昇が2位に入っていますが、月次ベースでGBPが最強通貨。
11月はUSD高というよりもJPY安という描写となるのは、驚きですね。
2016年11月27日日曜日
Review of the Week.(Nov.21st - Nov.25th 2016)
2016年11月21日(月)~11月25日(金)の週の簡単なReviewです。
* カナダ9月の貿易データが下振れ。
*日本10月の輸出が13か月連続の減少。
*日本10月の消費者物価年率で8か月続落。
*米10月の中古住宅販売が9.5年振り高水準。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場続伸。債券市場は下落(利回り上昇)バイアス継続。
・米株3インデックスが最高値更新。日経平均1万8千円台回復。
・日経平均は、18,381.22円で越週。(前週17,967.41円)
・米Dow→$19,152.14、S&P500→$2,213.35、Nasdaq→$5,398.92)
(前週 $18,868.41 $2,181.95 $5,321.51)
(前週比 +1.5% +1.4% +1.5% )
・米10年債利回りは、2.34%。(前週2.36%)
・米30年債利回りは、3.02%。(前週3.01%)
②商品市場
・USD上昇バイアス継続で全般的には引き続き上値抑制。
・原油価格は、産油国感の減産調整議論を受けて小幅反発を継続。
1バレル当たり$45.96で越週。(前週$45.65)
・金価格は、1オンス当たり$1,182.88で越週。(前週$1,208.25)
③為替市場
・USDは堅調を維持もサンクスギビング休暇で調整バイアスも散見。
・トレンドの主役はUSD高からJPY安へ。クロス円が総じて上昇。
・本邦市場は株高、JPY安のタンデム相場。
* カナダ9月の貿易データが下振れ。
*日本10月の輸出が13か月連続の減少。
*日本10月の消費者物価年率で8か月続落。
*米10月の中古住宅販売が9.5年振り高水準。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場続伸。債券市場は下落(利回り上昇)バイアス継続。
・米株3インデックスが最高値更新。日経平均1万8千円台回復。
・日経平均は、18,381.22円で越週。(前週17,967.41円)
・米Dow→$19,152.14、S&P500→$2,213.35、Nasdaq→$5,398.92)
(前週 $18,868.41 $2,181.95 $5,321.51)
(前週比 +1.5% +1.4% +1.5% )
・米10年債利回りは、2.34%。(前週2.36%)
・米30年債利回りは、3.02%。(前週3.01%)
②商品市場
・USD上昇バイアス継続で全般的には引き続き上値抑制。
・原油価格は、産油国感の減産調整議論を受けて小幅反発を継続。
1バレル当たり$45.96で越週。(前週$45.65)
・金価格は、1オンス当たり$1,182.88で越週。(前週$1,208.25)
③為替市場
・USDは堅調を維持もサンクスギビング休暇で調整バイアスも散見。
・トレンドの主役はUSD高からJPY安へ。クロス円が総じて上昇。
・本邦市場は株高、JPY安のタンデム相場。
GLOBAL STOCKS : Trump Rally for What?
Trump政権の積極財政への期待から債券売り、株買いとなっています。主要市場の多くが追随しているのですが、どこかで市場が冷静になる時が来るでしょう。
Trump政権はバリバリの米国第一主義なわけですから米国に雇用が戻るとか、お金も戻るとか、様々な理由から米国市場がラリーするのは良いとして、米国が内向きの保護主義的になる中で、欧州、日本、アジアなどの株式市場が上昇するのでしたっけ?
グローバル化の進行+金融緩和の進行により、市場間、資産間などの相関は軒並み正の値となり、上昇もしてきました。主要株式市場も商品市場も上がるなら一緒に上がり、下がるなら一緒に下がるというようなコンセプトが定着してきました。
Trump Rallyと呼ばれる現象で世界中の株式市場が上昇してきたのは、このコンセプトで投資マネーが動いてきたからだと考えられますが、よく考えてみると、Trump大統領の米国はグローバル化を否定し、金融緩和も終わる訳です。
今後は、徐々に市場間、資産間の相関が低下し、逆に各市場、資産価格固有材料により方向感が決定されていく環境に回帰していくのではないでしょうか。
相関という縛りから解放された各市場で起こること? Volatilityの上昇かなーと思います。
という事で、先週の主要株式市場です。
米株は連日の最高値更新、欧州は足踏み的な値動きで・・・・日経平均は円安歓迎もあるのでしょうが、米株追随モードが半端ない印象ですね。
日米関係は強固と言いたいのでしょうか(笑)
Trump政権はバリバリの米国第一主義なわけですから米国に雇用が戻るとか、お金も戻るとか、様々な理由から米国市場がラリーするのは良いとして、米国が内向きの保護主義的になる中で、欧州、日本、アジアなどの株式市場が上昇するのでしたっけ?
グローバル化の進行+金融緩和の進行により、市場間、資産間などの相関は軒並み正の値となり、上昇もしてきました。主要株式市場も商品市場も上がるなら一緒に上がり、下がるなら一緒に下がるというようなコンセプトが定着してきました。
Trump Rallyと呼ばれる現象で世界中の株式市場が上昇してきたのは、このコンセプトで投資マネーが動いてきたからだと考えられますが、よく考えてみると、Trump大統領の米国はグローバル化を否定し、金融緩和も終わる訳です。
今後は、徐々に市場間、資産間の相関が低下し、逆に各市場、資産価格固有材料により方向感が決定されていく環境に回帰していくのではないでしょうか。
相関という縛りから解放された各市場で起こること? Volatilityの上昇かなーと思います。
という事で、先週の主要株式市場です。
DAX30 DAILY |
FTSE 100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
米株は連日の最高値更新、欧州は足踏み的な値動きで・・・・日経平均は円安歓迎もあるのでしょうが、米株追随モードが半端ない印象ですね。
日米関係は強固と言いたいのでしょうか(笑)
CRUDE OIL : Off the Center Stage.
原油価格というのは、2015年は金融市場の台風の目であり、2016年は価格の大幅反発を予想する人が多かったと思います。2016年もこれが主役だという見方が多かったですよね。
確かに下落は止まりましたが、大幅反発もなく、今やこれを定点観測的にフォローしても・・・・?
という感じにすらなり下がっている感じがしますね。
という事で、原油君は、先週もお約束のごとく上抜け出来ずに、相変わらず金融市場のセンターステージから遠く離れたところで目立たない時間を過ごしていました。
おや? という反発後に、あれ?という下落でおしまい。
産油国間の減産交渉が進行中ではあるのですが・・・
確かに下落は止まりましたが、大幅反発もなく、今やこれを定点観測的にフォローしても・・・・?
という感じにすらなり下がっている感じがしますね。
という事で、原油君は、先週もお約束のごとく上抜け出来ずに、相変わらず金融市場のセンターステージから遠く離れたところで目立たない時間を過ごしていました。
CRUDE OIL DAILY |
おや? という反発後に、あれ?という下落でおしまい。
産油国間の減産交渉が進行中ではあるのですが・・・
PRECIOUS METALS : Hit and Hammered.
もしもTrump氏が買ったら、全力で株を売って金を買えという話が主流であっただけに、ダメージが大きいですね。その通りに市場が動いたのは、Trump氏勝利の初日だけでしたね。
貴金属の反発は、上記のような背景からも株式市場の反落と同時という事になるでしょう。
時期、レベルは今は何とも言えませんね・・・
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
貴金属の反発は、上記のような背景からも株式市場の反落と同時という事になるでしょう。
時期、レベルは今は何とも言えませんね・・・
JPY : The Weakest After Trump Victory.
Trump候補の勝利後のUSD高の動きをよく見ると、JPYの弱さが際立っていることがわかります。
Trump氏の劇的な逆転勝利後の変動の上位10通貨ペアの中の実に7つがJPY安のペアでした。
GBPJPY, USDJPY, CADJPY, NZDJPY, AUDJPY, CHFJPY, EURJPY という順番です。
同じような形状なのですが、いくつかチャートを並べてみましょう。
調整と呼べる規模の反落場面がほとんど見受けられないという凄いチャートですね。
GBPJPYは掛算通貨で値幅が大きいのはいつものことですが、USDJPYも凄いですね。
選挙結果を受けてUSDJPYは101.19まで急落していますが、11月25日(金)には、113.90まで上昇しました。ほとんど13円もの動きですね。
JPYという通貨は、本当に数奇な運命を背負っているような気がしますね・・・・
Trump氏の劇的な逆転勝利後の変動の上位10通貨ペアの中の実に7つがJPY安のペアでした。
GBPJPY, USDJPY, CADJPY, NZDJPY, AUDJPY, CHFJPY, EURJPY という順番です。
同じような形状なのですが、いくつかチャートを並べてみましょう。
GBPJPY DAILY |
USDJPY DAILY |
CADJPY DAILY |
AUDJPY DAILY |
調整と呼べる規模の反落場面がほとんど見受けられないという凄いチャートですね。
GBPJPYは掛算通貨で値幅が大きいのはいつものことですが、USDJPYも凄いですね。
選挙結果を受けてUSDJPYは101.19まで急落していますが、11月25日(金)には、113.90まで上昇しました。ほとんど13円もの動きですね。
JPYという通貨は、本当に数奇な運命を背負っているような気がしますね・・・・
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