Trump政権はバリバリの米国第一主義なわけですから米国に雇用が戻るとか、お金も戻るとか、様々な理由から米国市場がラリーするのは良いとして、米国が内向きの保護主義的になる中で、欧州、日本、アジアなどの株式市場が上昇するのでしたっけ?
グローバル化の進行+金融緩和の進行により、市場間、資産間などの相関は軒並み正の値となり、上昇もしてきました。主要株式市場も商品市場も上がるなら一緒に上がり、下がるなら一緒に下がるというようなコンセプトが定着してきました。
Trump Rallyと呼ばれる現象で世界中の株式市場が上昇してきたのは、このコンセプトで投資マネーが動いてきたからだと考えられますが、よく考えてみると、Trump大統領の米国はグローバル化を否定し、金融緩和も終わる訳です。
今後は、徐々に市場間、資産間の相関が低下し、逆に各市場、資産価格固有材料により方向感が決定されていく環境に回帰していくのではないでしょうか。
相関という縛りから解放された各市場で起こること? Volatilityの上昇かなーと思います。
という事で、先週の主要株式市場です。
DAX30 DAILY |
FTSE 100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
米株は連日の最高値更新、欧州は足踏み的な値動きで・・・・日経平均は円安歓迎もあるのでしょうが、米株追随モードが半端ない印象ですね。
日米関係は強固と言いたいのでしょうか(笑)