2017年2月20日(月)~2月24日(金)の週の簡単なReviewです。
*1月31日-2月1日開催のFOMC議事録公開。(予想よりハト派的)
→景気が見込み通りなら"Fairly soon"に利上げ可能性。
→3月の利上げ可能性への言及無し。
→ドル高は下振れリスク。緩やかな利上げペースが適切。
→大幅なインフレリスクは小さい。
*Bundesbabk(独中銀)高官が英銀のオペレーションに警告。
→EU離脱後のEU内オペレーションにはEU内に形ある実在が
大前提。Empty Shellでは許されない。
*イタリアの主要銀行に破綻懸念が浮上。
*中国高官が貿易政策上の意図的な通貨安誘導を強く否定。
*カナダ1月インフレ指標が2年振り高水準。原油高等が背景。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・米株絶好調、欧州株苦戦、日本株は保合い推移。
債券市場は概ね価格上昇、利回り低下の動き。
・日経平均は、19,283.54円で越週。(前週19,234.62円)
・米Dow→$20,819.43、S&P500→$2,367.18、Nasdaq→$5,845.31)
(前週 $20,622.27 $2,350.98 $5,838.58)
(前週比 +0.95% +0.69% +0.11% )
・米10年債利回りは、2.32%。(前週2.42%)
・米30年債利回りは、2.96%。(前週3.03%)
②商品市場
・商品市場は全般的に堅調推移。
・原油価格は一時バレル単価で$55水準まで上昇も週末に調整。
1バレル当たり$54.00で越週。(前週$53.39)
・金価格は、1オンス当たり$1,256.31で越週。(前週$1,235.66)
③為替市場
・週次ベースでJPY上昇が目立つ展開。NZDも反発。
・イタリア銀への不安や仏選挙リスクなどで
欧州通貨に売り圧力。
・米長期金利低下でUSDにも売り圧力が残る越週。
2017年2月26日日曜日
GLOBAL STOCKS : Only US Stocks Staying the Course.
ダウ工業平均の終値ベース9営業日連続高値更新など先週も米株の独壇場でしたね。
値幅的には迫力不足かもしれませんが、最高値圏ですので仕方ないでしょう。
一方欧州株が不気味な失速となり、日経平均は保合い推移と言ったところでしょうか。
米株が全体をサポートできるか?
米株に死角はないか?
欧州は、踏みとどまれるか。
日本株は、横這い後にどちらに向かうか?
3月は期末要因もありますので、動きが出てきそうですね。
値幅的には迫力不足かもしれませんが、最高値圏ですので仕方ないでしょう。
一方欧州株が不気味な失速となり、日経平均は保合い推移と言ったところでしょうか。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
米株が全体をサポートできるか?
米株に死角はないか?
欧州は、踏みとどまれるか。
日本株は、横這い後にどちらに向かうか?
3月は期末要因もありますので、動きが出てきそうですね。
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
US Treasury Yields Under Corrective Pressure.
FOMC議事録がハト派的な解釈になっていること等から米長期金利が切り返し始めた感があります。10年債の利回りもサポートラインを割り込んで、一段の低下余地を感じされるチャートとなっておりUSD下落圧力を演出しています。
Trumps政権の積極財政への期待から債券売りの株買いの動きが続き、金利上昇要因からUSDも上昇軌道にのる動きが先行しましたが、既に為替市場、債券市場は一息ついて調整入りした状態でしょうか。株式市場だけが止まらない状態ですが、米債に大きな買戻しが入るなら・・・という感じですね。こういう状況での月替わりというのも余計気になりますが、3月相場は見所満載と言った感じです。
米10年債利回り |
CRUDE OIL : Eventually Breaking Higher?
原油価格は、遂に上昇力を取り戻したかとも思いましたが、週足は少し押されてしまいましたね。
うーん・・・バレル単価で$55を超えればと思いましたが、抵抗強かったですね。
$55水準までの上昇は上髭という形で並んでいるのが気になるところですが、このあたりの攻防は見どころありですね。
決着は3月でしょうか。
CRUDE OIL DAILY |
$55水準までの上昇は上髭という形で並んでいるのが気になるところですが、このあたりの攻防は見どころありですね。
決着は3月でしょうか。
PRECIOUS METALS : Finished Strong to Shine.
JPY : CAUTIOUSLY BULLISH.
JPYの上昇圧力が継続しています。波打ちながらも上昇気流ですね。
USDJPYも一時111円台まで上昇し、頭の重い越週となりました。
ここは過去のサポートラインですが、抜けてしまうと次の支えは見当たりませんね。
クロス円も着実にベアシグナルが増えていますね。
3月は本邦勢にとっての年度末となりますが、このタイミングでちょっと気になる円高圧力ですね。
USDJPYも一時111円台まで上昇し、頭の重い越週となりました。
USDJPY DAILY |
ここは過去のサポートラインですが、抜けてしまうと次の支えは見当たりませんね。
クロス円も着実にベアシグナルが増えていますね。
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
3月は本邦勢にとっての年度末となりますが、このタイミングでちょっと気になる円高圧力ですね。
Top FX Movers of the Week.(Feb.20th - Feb.24th 2017)
2017年2月20日(月)~2月24日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.CHFJPY↓111.19 112.47 -128 -1.14%
2.EURJPY↓118.39 119.75 -136 -1.14%
3.EURGBP↓0.8467 0.8549 -82 -0.96%
4.GBPCHF↑1.2549 1.2432 +117 +0.94%
5.NZDCHF↑0.7246 0.7194 +52 +0.72%
6.CADJPY↓ 85.55 86.09 -54 -0.63%
7.USDJPY↓ 112.10 112.79 -69 -0.61%
8.EURNZD↓1.4671 1.4761 -90 -0.61%
9.AUDJPY↓ 85.93 86.45 -52 -0.60%
10.AUDCHF↑0.7724 0.7680 +44 +0.57%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),GBP(2回),NZD(2回),AUD
下落通貨 ⇒ CHF(4回),EUR(3回),CAD,USD,AUD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2017年2月24日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDJPY↓ 85.93 86.17 -24 -0.28%
2.CHFJPY↓ 111.19 111.45 -26 -0.23%
3.AUDCAD↓1.0040 1.0060 -20 -0.20%
4.NZDJPY↓ 80.59 80.75 -16 -0.20%
5.EURJPY↓118.39 118.58 -19 -0.16%
6.AUDUSD↓0.7668 0.7680 -12 -0.16%
7.EURCAD↓1.3824 1.3843 -19 -0.14%
8.AUDNZD↓1.0655 1.0669 -14 -0.13%
9.GBPJPY↓139.67 139.85 -18 -0.13%
10.EURGBP↓0.8467 0.8477 -10 -0.12%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),CAD(2回),USD,NZD,GBP
下落通貨 ⇒ AUD(4回),EUR(3回),CHF,NZD,GBP
2017年2月19日日曜日
Review of the Week.(Feb.13th - Feb.17th 2017)
2017年2月13日(月)~2月17日(金)の週の簡単なReviewです。
*ギリシャの債務問題が再び焦点に。
Grexitリスク(ギリシャのEU離脱)が再台頭。
*選挙を控えたフランスに関してもFrexitリスクが意識され始める。
*英1月物価上昇率が2014年6月以来の高水準。
*FRB Yellen議長が議会で引締め路線確認。
”Trump新政権の政策に不透明感あるも引締め遅延もリスク”
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・欧米株堅調維持。日経平均は伸び悩み。
債券市場は弱保合い(利回り小幅上昇)
・日経平均は、19,234.62円で越週。(前週19,378.93円)
・米Dow→$20,622.27、S&P500→$2,350.98、Nasdaq→$5,838.58)
(前週 $20,270.88 $2,316.15 $5,734.13)
(前週比 +1.7% +1.5% +1.8% )
・米10年債利回りは、2.42%。(前週2.40%)
・米30年債利回りは、3.03%。(前週3.01%)
②商品市場
・商品市場は全般的に保合い推移。
・原油価格は、1バレル当たり$53.39で越週。(前週$53.80)
・金価格は、1オンス当たり$1,235.66で越週。(前週$1,233.66)
③為替市場
・週後半にJPY上昇、GBP下落の動き。
・ギリシャの債務問題再燃、フランスの選挙など欧州に不透明感。
欧州通貨全般に下落圧力。
・長期金利も落ち着きUSD上昇圧力も伸びず、材料的には
リスク回避バイアス。
*ギリシャの債務問題が再び焦点に。
Grexitリスク(ギリシャのEU離脱)が再台頭。
*選挙を控えたフランスに関してもFrexitリスクが意識され始める。
*英1月物価上昇率が2014年6月以来の高水準。
*FRB Yellen議長が議会で引締め路線確認。
”Trump新政権の政策に不透明感あるも引締め遅延もリスク”
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・欧米株堅調維持。日経平均は伸び悩み。
債券市場は弱保合い(利回り小幅上昇)
・日経平均は、19,234.62円で越週。(前週19,378.93円)
・米Dow→$20,622.27、S&P500→$2,350.98、Nasdaq→$5,838.58)
(前週 $20,270.88 $2,316.15 $5,734.13)
(前週比 +1.7% +1.5% +1.8% )
・米10年債利回りは、2.42%。(前週2.40%)
・米30年債利回りは、3.03%。(前週3.01%)
②商品市場
・商品市場は全般的に保合い推移。
・原油価格は、1バレル当たり$53.39で越週。(前週$53.80)
・金価格は、1オンス当たり$1,235.66で越週。(前週$1,233.66)
③為替市場
・週後半にJPY上昇、GBP下落の動き。
・ギリシャの債務問題再燃、フランスの選挙など欧州に不透明感。
欧州通貨全般に下落圧力。
・長期金利も落ち着きUSD上昇圧力も伸びず、材料的には
リスク回避バイアス。
GLOBAL STOCKS : US Stocks in Good Shape
米株は好調を維持。欧州、日本は不安材料を抱えながらの保合いのイメージでしょうか。
日経平均も1万9千円台の居心地がちょっと重たい感じが強まってきたと思います。
T芝さんや隣国最大の企業の問題なども影を落としてきそうですね・・・
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
日経平均も1万9千円台の居心地がちょっと重たい感じが強まってきたと思います。
T芝さんや隣国最大の企業の問題なども影を落としてきそうですね・・・
CRUDE OIL : Stable
原油価格は、主に地政学面での材料が増えてきましたが足元の値動きは一応安定しています。
見事な横這い相場ですね。
Trump政権の親イスラエル寄りの姿勢が鮮明になってきました。アラブ諸国の反発も既に顕在化していますが、大きな材料になってくる可能性もあるので注意したいところです。
原油価格どうこうという材料を超えた歴史の転換点となる可能性すらありますよね・・・
CRUDE OIL DAILY |
Trump政権の親イスラエル寄りの姿勢が鮮明になってきました。アラブ諸国の反発も既に顕在化していますが、大きな材料になってくる可能性もあるので注意したいところです。
原油価格どうこうという材料を超えた歴史の転換点となる可能性すらありますよね・・・
JPY : Under Upward Pressure
JPY上昇圧力が目立つか形で越週している為替市場ですが、アジアも欧州も中東も確かに不透明感が強まる材料があり、リスク回避的なJPY需要は理解しやすいとも言えます。
USDJPYは112円台まで押し込まれての越週。週内には良いテンポでの上昇もあったのですが、115円はちょっと遠く感じる流れですね。
現行のレンジを抜けてしまった訳ではありませんが、下押しの余地を見極める局面となりそうですね。
USDJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
USDJPYは112円台まで押し込まれての越週。週内には良いテンポでの上昇もあったのですが、115円はちょっと遠く感じる流れですね。
現行のレンジを抜けてしまった訳ではありませんが、下押しの余地を見極める局面となりそうですね。
GBP : Getting More Volatile.
GBPはもともと一本気な通貨ですが、Brexitなどの材料により本来の姿を取り戻していますね。上がるときも下がるときも一本気です。
下落余地の拡大に期待して注目していきたいところですね。
GBPUSD DAILY |
GBPCHF DAILY |
GBPJPY DAILY |
Top FX Movers of the Week.(Feb.13th - Feb.17th 2017)
2017年2月13日(月)~2月17日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↓139.96 141.29 -133 -0.94%
2.NZDJPY↓ 80.97 81.50 -53 -0.65%
3.GBPUSD↓1.2406 1.2484 -78 -0.62%
4.GBPCHF↓1.2432 1.2508 -76 -0.61%
5.EURJPY↓119.75 120.43 -68 -0.56%
6.GBPCAD↓1.6238 1.6329 -91 -0.56%
7.GBPAUD↓1.6173 1.6258 -85 -0.52%
8.AUDJPY↓ 86.45 86.85 -40 -0.46%
9.CADJPY↓ 86.09 86.48 -39 -0.45%
10.CHFJPY↓112.47 112.90 -43 -0.38%
上昇通貨 ⇒ JPY(6回),USD,CHF,CAD,AUD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),NZD,EUR,AUD,CAD,CHF
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2017年2月17日(金)の北米時間における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↓1.6238 1.6312 -74 -0.45%
2.GBPAUD↓1.6173 1.6238 -65 -0.40%
3.GBPJPY↓139.96 140.40 -44 -0.31%
4.GBPCHF↓1.2432 1.2471 -39 -0.31%
5.GBPUSD↓1.2406 1.2442 -36 -0.29%
6.GBPNZD↓1.7265 1.7313 -48 -0.28%
7.EURGBP↑0.8549 0.8530 +19 +0.22%
8.NZDCAD↓0.9400 0.9420 -20 -0.21%
9.EURCAD↓1.3888 1.3915 -27 -0.19%
10.USDCAD↓1.3088 1.3110 -22 -0.17%
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD,JPY,CHF,USD,NZD,EUR
下落通貨 ⇒ GBP(7回),NZD,EUR,USD
2017年2月12日日曜日
Review of the Week.(Feb.6th - Feb.10th 2017)
2017年2月6日(月)~2月10日(金)の週の簡単なReviewです。
*米12月貿易統計が改善。輸出は1.5年振り高水準。
*独12月鉱工業生産が2009年以降最大の落込み。
*中国の1月外貨準備が6年ぶりに3兆ドルを割り込む。
*独2016年の貿易黒字が史上最高を更新。
金融市場
①株式市場/債券市場
・主要株式市場は、米株主導で好調推移。
債券市場は、価格反発、利回り低下。
・日経平均は、調整先行も反発し、19,378.93円で
越週。(前週18,918.20円)
・米Dow→$20,270.88、S&P500→$2,316.15、Nasdaq→$5,734.13)
(前週 $20,070.43 $2,297.28 $5,666.77)
(前週比 +1.0% +0.8% +1.2% )
・米10年債利回りは、2.40%。(前週2.48%)
・米30年債利回りは、3.01%。(前週3.10%)
②商品市場
・商品市場は、強保合い推移。
・原油価格は調整先行するもOPEC減産合意が概ね順守されているとの
報道を受けて反発。1バレル$53.80で越週。(前週$53.84)
・金価格は、1オンス$1,233.66で越週。(前週$1,219.07)
③為替市場
・全般的に動意に乏しい週。USDは堅調で過去2週間で見れば高値圏。
・GBP,AUDも堅調推移。NZD,EUR,CHFに売り圧力。
・JPYは日米首脳会談を控えて動意なく、狭いレンジの推移。
*米12月貿易統計が改善。輸出は1.5年振り高水準。
*独12月鉱工業生産が2009年以降最大の落込み。
*中国の1月外貨準備が6年ぶりに3兆ドルを割り込む。
*独2016年の貿易黒字が史上最高を更新。
金融市場
①株式市場/債券市場
・主要株式市場は、米株主導で好調推移。
債券市場は、価格反発、利回り低下。
・日経平均は、調整先行も反発し、19,378.93円で
越週。(前週18,918.20円)
・米Dow→$20,270.88、S&P500→$2,316.15、Nasdaq→$5,734.13)
(前週 $20,070.43 $2,297.28 $5,666.77)
(前週比 +1.0% +0.8% +1.2% )
・米10年債利回りは、2.40%。(前週2.48%)
・米30年債利回りは、3.01%。(前週3.10%)
②商品市場
・商品市場は、強保合い推移。
・原油価格は調整先行するもOPEC減産合意が概ね順守されているとの
報道を受けて反発。1バレル$53.80で越週。(前週$53.84)
・金価格は、1オンス$1,233.66で越週。(前週$1,219.07)
③為替市場
・全般的に動意に乏しい週。USDは堅調で過去2週間で見れば高値圏。
・GBP,AUDも堅調推移。NZD,EUR,CHFに売り圧力。
・JPYは日米首脳会談を控えて動意なく、狭いレンジの推移。
GLOBAL STOCKS : Still Fueled by Mr.Trump.
主要株式市場は好調を維持しています。
Trump政権は、政策的には利己主義的な保護主義であり、反グローバル化のべくとるですが、金融市場は米株に他国市場が追随するグローバル化した市場の力学で反応している状況です。
直近の材料はやはり、金融規制の緩和と法人税率の大幅引き下げの話ですね。
相変わらずTrump砲は、弾薬が絶えません。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
米株が大きく調整するリスクシナリオが共有されない限り、株式市場のトレンド転換は考えにくいと思われます。
押し目は調整なので、買いが根強い状況が続きそうですね。
CRUDE OIL : Surviving the Corrective Bias
原油価格は、引き続き粘り腰を見せています。
先週前半の調整ももっと深堀するかとも思われましたが、良く立て直してきたなと思います。
OPECの減産合意が9割方順守されているとのレポートが好感されたとの分析もありますが、チャート的にも過去のサポートとレジスタンスの間を往来しながら再度レジスタンスラインにまで反発してきたイメージです。
$55水準まで上昇できると、上放れの可能性が出てきますので、週明けからは上値圧力の強さに注目しましょう。
CRUDE OIL DAILY |
OPECの減産合意が9割方順守されているとのレポートが好感されたとの分析もありますが、チャート的にも過去のサポートとレジスタンスの間を往来しながら再度レジスタンスラインにまで反発してきたイメージです。
$55水準まで上昇できると、上放れの可能性が出てきますので、週明けからは上値圧力の強さに注目しましょう。
PRECIOUS METALS : Back on the Track.
貴金属は安定してきました。
調整も入りますが、終わってみれば陽線が多いのは明らかですね。
レバレッジを上げずに押し目を拾っていく状況に変わりなしと言ったところでしょうか。
相変わらずSILVERの方が勢いありそうですね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
レバレッジを上げずに押し目を拾っていく状況に変わりなしと言ったところでしょうか。
相変わらずSILVERの方が勢いありそうですね。
AUDNZD : Beautiful 3rd Wave (maybe)
金融資産好調時に上昇しやすいクロスではありますが、ここに来てのAUDNZDの上昇は美しいほどですね。
明らかにベアトレンドからの切り返しで、第三波の上昇に入っていると解釈できるのですが、美しいほどの形状ですね。
まだ伸びる余地ありですので、押し目を待って入るのは良いかもしれませんね。
AUDNZD DAILY |
まだ伸びる余地ありですので、押し目を待って入るのは良いかもしれませんね。
EURAUD : Very Nice Run.
時間軸横断での強く、美しいトレンド状態にあるのがEURAUDです。
サポート割って下げ幅拡大というラインブレイク手法のお手本のようなチャートになっています。
この2週間ほどは殆どが陰線で構成されていますね。
直近の陰線の実体が長く、下落のモメンタムは強まった状態で越週しています。短期足では戻しもありきですが、長期足ならまだ伸びそうなイメージ十分です。
全体が大したVolatilityでないときに、こういうクロスが妙に働いてくれるケースがあるのは有り難いし、面白い事ですね。
EURAUD DAILY |
サポート割って下げ幅拡大というラインブレイク手法のお手本のようなチャートになっています。
この2週間ほどは殆どが陰線で構成されていますね。
直近の陰線の実体が長く、下落のモメンタムは強まった状態で越週しています。短期足では戻しもありきですが、長期足ならまだ伸びそうなイメージ十分です。
全体が大したVolatilityでないときに、こういうクロスが妙に働いてくれるケースがあるのは有り難いし、面白い事ですね。
USDJPY : Waiting for a Verdict.
注目されたTrump大統領と安倍首相の階段ですが、破格の歓待且つ内容的にも一見満額回答だったかのような報道がなされていますね。日米安保の重要性を確認し、尖閣についても従来通り日米安保の対象とすることが明確にされています。また為替操作疑惑などでもほとんど掘り下げずに一緒にゴルフをやりました・・・という感じでしょうか。
細かい注文は色々付いたようですが、非常に軟着陸ムードの強い今回の日米首脳会談を金融市場はどう評価するのでしょうか。このイベントに向けて投機ポジションの多くは中立に戻されていたイメージがあり、先週のJPYは全く無風状態で動意無という状況でした。
日経平均とともにUSDJPYの動向も週明けから注視していく必要がありそうです。
窓開けしてどうこうというほどの話ではないように思いますけどね。
細かい注文は色々付いたようですが、非常に軟着陸ムードの強い今回の日米首脳会談を金融市場はどう評価するのでしょうか。このイベントに向けて投機ポジションの多くは中立に戻されていたイメージがあり、先週のJPYは全く無風状態で動意無という状況でした。
USDJPY DAILY |
日経平均とともにUSDJPYの動向も週明けから注視していく必要がありそうです。
窓開けしてどうこうというほどの話ではないように思いますけどね。
Top FX Movers of the Week.(Feb.6th - Feb.10th 2017)
2017年2月6日(月)~2月10日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↑1.7327 1.7050 +277 +1.60%
2.NZDUSD↓0.7200 0.7311 -111 -1.54%
3.AUDNZD↑1.0650 1.0495 +155 +1.46%
4.EURGBP↓0.8518 0.8635 -117 -1.37%
5.EURUSD↓1.0639 1.0784 -145 -1.36%
6.EURAUD↓1.3857 1.4030 -173 -1.25%
7.NZDCAD↓0.9417 0.9518 -101 -1.07%
8.GBPCHF↑1.2508 1.2380 +128 +1.02%
9.USDCHF↑1.0021 0.9919 +102 +1.02%
10.AUDCHF↑0.7690 0.7617 +73 +0.95%
上昇通貨 ⇒ GBP(3回),USD(3回),AUD(3回),CAD
下落通貨 ⇒ NZD(4回),EUR(3回),CHF(3回)
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2017年2月10日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↓141.29 141.63 -34 -0.24%
2.AUDJPY↓ 86.85 87.05 -20 -0.23%
3.GBPCHF↓1.2508 1.2536 -28 -0.22%
4.CADJPY↓ 86.48 86.66 -18 -0.21%
5.AUDCHF↓0.7690 0.7704 -14 -0.18%
6.GBPNZD↓1.7327 1.7358 -31 -0.18%
7.AUDNZD↓1.0650 1.0669 -19 -0.18%
8.USDJPY↓ 113.16 113.36 -20 -0.18%
9.CADCHF↓0.7657 0.7670 -13 -0.17%
10.USDCHF↓1.0021 1.0033 -12 -0.12%
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),CHF(4回),NZD(2回)
下落通貨 ⇒ GBP(3回),AUD(3回),CAD(2回),USD(2回)
2017年2月5日日曜日
Review of the Week.(Jan.30th - Feb.3rd.2017)
2017年1月30日(月)~2月3日(金)の週の簡単なReviewです。
*米Trump大統領が金融規制の抜本的緩和を支持する
大統領令に署名。現行のDodd-Frank法の大部分を撤廃へ。
*米Trump大統領がアフリカ、中東の7か国からの入国を一時的に禁止し
全ての難民の受け入れを一時的に停止する大統領令に署名。
*米1月雇用統計は堅調な内容。市場の反応は斑模様。
・非農業部門雇用者数(NFP)は、227千人増。(予想175千人増)
・失業率は、4.8%に上昇。(4.7%→4.8%)
・平均時給は前月比0.1%増と伸びが鈍化。
前年同月比は2.5%増。
*安倍政権が米国からのエネルギ‐輸入の増加を検討。
Trump-安倍会談への手土産。
*中国からの2016年資本流出額が記録更新。($725bio)
*Trump政権下最初のFOMCは現行金融政策維持。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は弱保合い推移。
債券市場は長期ゾーンが重くイールドカーブにSteep化バイアス。
・日経平均は円高などを材料に上値抑制。1万9千円の攻防戦。
週足は、18,918.20円で越週。(前週19,467.40)
・米Dow→$20,070.43、S&P500→$2,297.28、Nasdaq→$5,666.77)
(前週 $20,092.93 $2,294.56 $5,660.78)
(前週比 -0.1% +0.1% +0.1% )
米株は調整が先行するもTrump大統領の金融規制緩和の
大統領令署名などを好感して週末に復活。
・米10年債利回りは、2.48%。(前週2.49%)
・米30年債利回りは、3.10%。(前週3.07%)
②商品市場
・商品市場は堅調推移。
・米国とイランの関係悪化で原油価格は底堅い推移。
1バレル当たり$53.84で越週。(前週$53.15)
・金価格は、1オンス当たり$1,219.07で越週。(前週$1,190.94)
③為替市場
・為替市場は、値幅が出易いものの方向感のない調整レンジ。
・週足ベースではJPYが反発し、GBPが反落の動きだが、
週内には真逆の局面もあり。
・USDは中立から弱保合いの流れ。
*米Trump大統領が金融規制の抜本的緩和を支持する
大統領令に署名。現行のDodd-Frank法の大部分を撤廃へ。
*米Trump大統領がアフリカ、中東の7か国からの入国を一時的に禁止し
全ての難民の受け入れを一時的に停止する大統領令に署名。
*米1月雇用統計は堅調な内容。市場の反応は斑模様。
・非農業部門雇用者数(NFP)は、227千人増。(予想175千人増)
・失業率は、4.8%に上昇。(4.7%→4.8%)
・平均時給は前月比0.1%増と伸びが鈍化。
前年同月比は2.5%増。
*安倍政権が米国からのエネルギ‐輸入の増加を検討。
Trump-安倍会談への手土産。
*中国からの2016年資本流出額が記録更新。($725bio)
*Trump政権下最初のFOMCは現行金融政策維持。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は弱保合い推移。
債券市場は長期ゾーンが重くイールドカーブにSteep化バイアス。
・日経平均は円高などを材料に上値抑制。1万9千円の攻防戦。
週足は、18,918.20円で越週。(前週19,467.40)
・米Dow→$20,070.43、S&P500→$2,297.28、Nasdaq→$5,666.77)
(前週 $20,092.93 $2,294.56 $5,660.78)
(前週比 -0.1% +0.1% +0.1% )
米株は調整が先行するもTrump大統領の金融規制緩和の
大統領令署名などを好感して週末に復活。
・米10年債利回りは、2.48%。(前週2.49%)
・米30年債利回りは、3.10%。(前週3.07%)
②商品市場
・商品市場は堅調推移。
・米国とイランの関係悪化で原油価格は底堅い推移。
1バレル当たり$53.84で越週。(前週$53.15)
・金価格は、1オンス当たり$1,219.07で越週。(前週$1,190.94)
③為替市場
・為替市場は、値幅が出易いものの方向感のない調整レンジ。
・週足ベースではJPYが反発し、GBPが反落の動きだが、
週内には真逆の局面もあり。
・USDは中立から弱保合いの流れ。
GLOBAL STOCKS : Saved by Mr.Trump Again..?
先週の株式市場は、調整色が先行する動きとなりましたが、最後はTrump大統領が金融規制の抜本的見直し(大幅な規制緩和)を支持する大統領令に署名した事などを材料に米株から反発に転じる流れで越週しています。
主要インデックスはどれを見ても調整が浅く、期間も短い状況ですので、大きく上昇してきたチャート形状が大きく崩れる展開にはなっていませんね。
日経平均も1万9千円を割っては戻るという底堅さもあり、2万円越えのシナリオも十分健在と言えますね。
中期的な展望は強気、弱気が混在していますね。
株式市場は、微妙な月替わりで2月に突入です。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
日経平均も1万9千円を割っては戻るという底堅さもあり、2万円越えのシナリオも十分健在と言えますね。
中期的な展望は強気、弱気が混在していますね。
株式市場は、微妙な月替わりで2月に突入です。
NIKKEI225 DAILY |
CRUDE OIL : Hanging in.
原油価格は、底堅くもあり、上値が重くもありという状況です。
根強い調整圧力も感じますが、米国とイラン間の不協和音が拡大する中で下値の切り上がり圧力が感じられる越週となっています。
目先底堅いかな・・・という感じですが、ある時気が付いたらいつの間にか$55をクリアしていたという展開もあるかもしれませんね。
根強い調整圧力も感じますが、米国とイラン間の不協和音が拡大する中で下値の切り上がり圧力が感じられる越週となっています。
CRUDE OIL DAILY |
目先底堅いかな・・・という感じですが、ある時気が付いたらいつの間にか$55をクリアしていたという展開もあるかもしれませんね。
PRECIOUS METALS : Looking Better.
貴金属は、いい感じで底打ち感出ています。
最近のじわじわした上昇過程ではSILVERの方が牽引する感じですが、水準訂正的な上昇をするときには、やはりGOLDが跳ね上がるパターンとなりそうです。
とにかく波形が良いですね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
とにかく波形が良いですね。
AUD : Still Going Strong.
AUDの強さは継続中です。
USDもJPYもフラフラしているので、欧州vs商品 というクロスが放置モードで持てる気がします。
EURAUD、GBPNZDとか調整局面で入っておくと良いかもしれませんね。
米豪首脳間の摩擦が報じられていますが、Trump政権の性格を考えると、日本も明日は我が身という感じでしょう。
価格変動は波形でとらえよと言いますが、AUDも相当波打っていますね。
AUDUSD DAILY |
AUDCAD DAILY |
AUDJPY DAILY |
EURAUD DAILY |
EURAUD、GBPNZDとか調整局面で入っておくと良いかもしれませんね。
米豪首脳間の摩擦が報じられていますが、Trump政権の性格を考えると、日本も明日は我が身という感じでしょう。
AUDNZD DAILY |
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