2017年1月30日(月)~2月3日(金)の週の簡単なReviewです。
*米Trump大統領が金融規制の抜本的緩和を支持する
大統領令に署名。現行のDodd-Frank法の大部分を撤廃へ。
*米Trump大統領がアフリカ、中東の7か国からの入国を一時的に禁止し
全ての難民の受け入れを一時的に停止する大統領令に署名。
*米1月雇用統計は堅調な内容。市場の反応は斑模様。
・非農業部門雇用者数(NFP)は、227千人増。(予想175千人増)
・失業率は、4.8%に上昇。(4.7%→4.8%)
・平均時給は前月比0.1%増と伸びが鈍化。
前年同月比は2.5%増。
*安倍政権が米国からのエネルギ‐輸入の増加を検討。
Trump-安倍会談への手土産。
*中国からの2016年資本流出額が記録更新。($725bio)
*Trump政権下最初のFOMCは現行金融政策維持。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は弱保合い推移。
債券市場は長期ゾーンが重くイールドカーブにSteep化バイアス。
・日経平均は円高などを材料に上値抑制。1万9千円の攻防戦。
週足は、18,918.20円で越週。(前週19,467.40)
・米Dow→$20,070.43、S&P500→$2,297.28、Nasdaq→$5,666.77)
(前週 $20,092.93 $2,294.56 $5,660.78)
(前週比 -0.1% +0.1% +0.1% )
米株は調整が先行するもTrump大統領の金融規制緩和の
大統領令署名などを好感して週末に復活。
・米10年債利回りは、2.48%。(前週2.49%)
・米30年債利回りは、3.10%。(前週3.07%)
②商品市場
・商品市場は堅調推移。
・米国とイランの関係悪化で原油価格は底堅い推移。
1バレル当たり$53.84で越週。(前週$53.15)
・金価格は、1オンス当たり$1,219.07で越週。(前週$1,190.94)
③為替市場
・為替市場は、値幅が出易いものの方向感のない調整レンジ。
・週足ベースではJPYが反発し、GBPが反落の動きだが、
週内には真逆の局面もあり。
・USDは中立から弱保合いの流れ。