2017年2月26日日曜日

Review of the Week.(Feb.20th - Feb.24th 2017)

2017年2月20日(月)~2月24日(金)の週の簡単なReviewです

*1月31日-2月1日開催のFOMC議事録公開(予想よりハト派的)
 →景気が見込み通りなら"Fairly soon"に利上げ可能性。
 →3月の利上げ可能性への言及無し。
 →ドル高は下振れリスク。緩やかな利上げペースが適切。
 →大幅なインフレリスクは小さい。

*Bundesbabk(独中銀)高官が英銀のオペレーションに警告
 →EU離脱後のEU内オペレーションにはEU内に形ある実在が
  大前提。Empty Shellでは許されない。

*イタリアの主要銀行に破綻懸念が浮上

*中国高官が貿易政策上の意図的な通貨安誘導を強く否定

*カナダ1月インフレ指標が2年振り高水準原油高等が背景

金融市場

①株式市場 / 債券市場

米株絶好調欧州株苦戦、日本株は保合い推移。
 債券市場は概ね価格上昇、利回り低下の動き
・日経平均は、19,283.54円で越週。(前週19,234.62円)
・米Dow→$20,819.43、S&P500→$2,367.18、Nasdaq→$5,845.31)
 (前週  $20,622.27               $2,350.98               $5,838.58)
 (前週比  +0.95%          +0.69%            +0.11% )
・米10年債利回りは、2.32%。(前週2.42%)
・米30年債利回りは、2.96%。(前週3.03%)

②商品市場

商品市場は全般的に堅調推移
・原油価格は一時バレル単価で$55水準まで上昇も週末に調整。
 1バレル当たり$54.00で越週。(前週$53.39)
・金価格は、1オンス当たり$1,256.31で越週。(前週$1,235.66)

③為替市場

週次ベースでJPY上昇が目立つ展開NZDも反発
イタリア銀への不安や仏選挙リスクなどで
 欧州通貨に売り圧力
米長期金利低下でUSDにも売り圧力が残る越週