2017年2月20日(月)~2月24日(金)の週の簡単なReviewです。
*1月31日-2月1日開催のFOMC議事録公開。(予想よりハト派的)
→景気が見込み通りなら"Fairly soon"に利上げ可能性。
→3月の利上げ可能性への言及無し。
→ドル高は下振れリスク。緩やかな利上げペースが適切。
→大幅なインフレリスクは小さい。
*Bundesbabk(独中銀)高官が英銀のオペレーションに警告。
→EU離脱後のEU内オペレーションにはEU内に形ある実在が
大前提。Empty Shellでは許されない。
*イタリアの主要銀行に破綻懸念が浮上。
*中国高官が貿易政策上の意図的な通貨安誘導を強く否定。
*カナダ1月インフレ指標が2年振り高水準。原油高等が背景。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・米株絶好調、欧州株苦戦、日本株は保合い推移。
債券市場は概ね価格上昇、利回り低下の動き。
・日経平均は、19,283.54円で越週。(前週19,234.62円)
・米Dow→$20,819.43、S&P500→$2,367.18、Nasdaq→$5,845.31)
(前週 $20,622.27 $2,350.98 $5,838.58)
(前週比 +0.95% +0.69% +0.11% )
・米10年債利回りは、2.32%。(前週2.42%)
・米30年債利回りは、2.96%。(前週3.03%)
②商品市場
・商品市場は全般的に堅調推移。
・原油価格は一時バレル単価で$55水準まで上昇も週末に調整。
1バレル当たり$54.00で越週。(前週$53.39)
・金価格は、1オンス当たり$1,256.31で越週。(前週$1,235.66)
③為替市場
・週次ベースでJPY上昇が目立つ展開。NZDも反発。
・イタリア銀への不安や仏選挙リスクなどで
欧州通貨に売り圧力。
・米長期金利低下でUSDにも売り圧力が残る越週。