2014年11月9日日曜日

Well-Tuned EIGO : Not For My Money.

慣用句の怖さに赤面した経験は数多く、本が書ける位だと自負(?)していますが、これもその一つです。

相場観や投資戦略の説明をしたあとなどに、相手から”Not for my money”と言われた事があります。

文字通り、「自分のお金をかけたくないね」と言われたのだと解釈し、Great ideaじゃなくて申し訳ないなどと返したと思うのですが、先日これが一種の慣用句であり、disagreementを意味するものだと知りました。

幸いにして無様な赤面ものの対応ではなかったと思いますが、このMoneyはお金を意味するものではなく”物の見方、考え方”と言う意味のようです。

Not for my money.  私はそうは思わない。賛成しかねる

と言う事であり、更に色々な形で使用できるようです。

For my money, it will rain tomorrow.
( 私の見立てでは明日は雨だね。)

For my money, this one is better.
(私に言わせれば、こっちのほうがいいね)

など・・・日本語の ”言わせてもらえば・・・” と言うのもこれで行けるでしょう

否定でも肯定でも使われるようですね。

語学学習においても、お金を舐めてはいけませんね