Solidな上昇相場を形成・維持してきた株式市場に一旦調整圧力が掛かりそうな気配です。DowもNasdaqも金曜日の下落が大きく、週を通したパフォーマンスがほぼFlat(Dowはマイナス)と言う事になりました。
別名恐怖指数とも呼ばれるVIX指数(米株のVolatilityインデックス)も17台からピックアップして来ました。
VIX指数(別名恐怖指数)も反発へ?
このチャートでも確認出来ますが、昨年は7月~8月にかけてVIX指数が17台⇒47台に急騰する局面がありました。価格の方はその期間において17%の下落を記録しています。
また、金曜日時点のS&P500において50日移動平均以上の価格帯で取引される銘柄の割合が明らかな買われ過ぎ領域とされる70%を超えています。(この数字は30以下で売られ過ぎ、70以上で買われ過ぎとされています)
ある投資家心理サーベイによれば、個人投資家は強気のロング、コマーシャルトレーダー(スマートマネー)は真逆のショートを積み上げており、双方ともポジション規模はこの5年で最大と言う状況になっているようです。
Something must give..........
積極的なベア戦略を取らないまでも、少なくとも随分と慎重になる理由は十分に有ると言えるでしょう。