2012年3月31日土曜日

The Final Round Rush

第一四半期の最後の4時間の攻防を振り返りましょう。

  通貨ペア↑↓ 終値  4時間前 値幅(pips) 値幅(%)
NZDCHF    0.7370  0.7408    -38               -0.52% 

NZDCAD   0.8156  0.8195     -39               -0.48% 

AUDCAD   1.0326  1.0363     -37              -0.36% 

CADJPY     83.00    82.72      +28             +0.34% 

AUDCHF   0.9338   0.9369    -31              -0.33% 

GBPJPY    132.52   132.12    +40              +0.30% 

GBPAUD  1.5454   1.5409    +45              +0.29% 

EURJPY    110.48   110.16    +32             +0.29% 

NZDUSD   0.8183   0.8206    -23              -0.28% 

GBPNZD   1.9535   1.9482   +53              +0.27% 

通貨ペアの分解は上昇サイドがCADとGBPが3回ずつ,CHFが2回でEURとUSDが1度ずつでした。
下落サイドは NZDが4回,AUDとJPYが3回ずつでした。

AUDは終了間際の反発もなかったと言う事になります。

Top FX Movers Last Week.

2012年の第一四半期の最終週且つ2011会計年度の最終週でもあった今週の動きですが、やはり保守的な動きが優勢だったと思います。中々こういうときは”イケイケ”な展開にはならないものです。

多くの市場が忙しく乱高下しましたが、最も持続的だったものの一つが上海市場の下落でした。中国株の下落は人民元の先物市場の売りとともに中国経済との相関の高い豪ドルの下落を誘導しています。

   通貨ペア↑↓ 今週終値 先週終値 値幅(pips) 値幅(%)
GBPAUD1.5454    1.5153    +301      +1.95% 

AUDCHF  0.9338    0.9501    -163       -1.75% 

EURAUD  1.2882    1.2668    +214      +1.66% 

GBPJPY↑  132.52    130.69    +183      +1.38% 

AUDNZD  1.2637    1.2784    -147       -1.16% 

CHFJPY    91.73     90.69      +104       +1.13% 

AUDCAD1.0326   1.0442     -116        -1.12% 

EURJPY    110.48   109.28     +120       +1.09% 

AUDUSD  1.0355   1.0467     -112        -1.08% 

GBPUSD   1.6009   1.5866    +143        +0.89% 

通貨ペアの分解は、上昇サイドがGBP3回,CHF,EURが2回ずつでNZD,CAD,USDが一度ずつ登場しています。下落サイドはAUDが6回, JPYが3回でUSDが1回です。

中国不安と期末要因がAUDを叩いたと言う展開です。

2012年3月25日日曜日

Cross-Roads for Risks.

 先週の木曜日はアジア~欧州の動きを受けて米株が以下のチャートの通りGap Downしています。



いよいよ3月の最終週に入りますが、欧米基準で2012年第一四半期の締めであると同時に本邦基準で2011年度の年度末となる訳ですので1月以来好調なパフォーマンスであったリスク資産には利益確定の圧力が掛かり易いのは毎年の事です。

その動きの中で特に今年は注意したいと思う事があるとすれば、やはり中国経済の減速懸念の表面化と一旦は表面的な落ち着きを取り戻した欧州ソブリン懸念でしょうか。後は勿論経済指標の改善が続いている米国景気の腰折れ懸念ですね。

主に中国経済への懸念から依存度も相関も高い資源国通貨に売り圧力が掛かってきました。

4月から仕切り直しのタイミングですので、今週の攻防は特に注目です。
AUDUSD DAILY⇒振幅下落波動?










NZDUSD⇒先週は4陰線











AUDJPY下落⇒先週の最大変動


JPY : At the Mercy of Seasonal Swings.

円安も目先は一服でしょうか。

円安が中期トレンドとして定着していくと言う予想も増える中で有力なファンクターとされるのが本邦貿易収支の赤字定着なのですが、取り敢えずは2月の貿易収支が黒字転していた事などで円売り圧力が減少していますね。

最近の動向では、輸出勢が売り控える中でイラン情勢への懸念なども背景に原油や天然ガスの手当てを前倒しで進めるエネルギー業界からのドル買いがドル円も持ち上げてきましたが、マザーマーケットの東京市場でドル円が上昇するのを見て欧州時間以降も海外勢が円売りを持ち込むというパターンも目立っていました。

それが先週後半は海外時間の円売りが確実に後退していた印象があります。特に金曜日は欧州株、米株の下落などもあって円ショートポジションは利益を確定しておこうと言う海外勢も多かったのでしょう。
USDJPY DAILY ⇒ 週後半に反落











EURJPYになるとこれまたエグイ動きをしておりまして・・・・
先週は前半の上昇で111円台をクリアして世間を驚かせた後に終盤の下落で108円台まで突っ込むと言うローラーコースター相場でした。
EURJPY DAILY ⇒111円台から108円台へ











この動きを受けて始まる今週はいよいよ2011年会計年度の最終週です。
本邦勢の最後の需給に世界中の注目が集まる事になります。

EUR : Held up on vacuum bubble.

欧州情勢やEURの動向には食傷気味の人々も多いのですが、短期トレードは別として長期の投資と言う観点から見れば欧州のファンダメンタルズは重要ですし、「そもそもがコンセプトの矛盾」とまで批判される欧州統合という仕組みがどのようにソフトランディング or ハードランディングして行くのかは極めて興味深いところでしょう。

欧州市場の最近の需給は概ね所謂”外売り、中買い”と言う状況にあると思われます。つまりOutsiderの需給はネットで売り越し、Insiderの需給はネットで買い越しと言う事です。これはよく言う内部資本の還流(Repatriation)が相場を支えていると言う事です。

東北大震災の時の円高も然りですが、手元流動性を厚く確保しておきたい機関投資家などは特に国外に投資していた資金の現金化を急ぎますので、足元のEURの乱高下も外国人の売り浴びせに対して欧州資本の還流が対抗需給を作り出しているというところでしょうか。
EURUSD DAILY ⇒ 需給の綱引継続











1.30を割れば下落トレンドが鮮明になり、1.34を超えていけば上昇波継続と言うイメージですが、それらの間での乱高下は殆ど真空地帯の乱高下と割り切った方が良さそうな気がしますね。

The Final Round Rush : How They Finished The Week.

金曜日の北米市場の午後には余り大きな変動はありませんでしたが、今回も最後の4時間の攻防を確認しておきます。

    通貨ペア ↑↓     週足    4時間前 変動(pips) 変動(%)
GBPCAD  1.5829 1.5859    -30       -0.19% 

USDCAD  0.9974 0.9992    -18       -0.18% 

GBPAUD  1.5153 1.5180    -27       -0.18% 

EURCAD  1.3234 1.3257    -23      -0.17% 

GBPNZD  1.9376  1.9409   -33       -0.17% 

EURAUD  1.2668  1.2689   -21      -0.17% 

EURNZD1.6198  1.6224   -26     -0.16% 

GBPJPY    130.69  130.87   -18     -0.14% 

AUDUSD  1.0467  1.0454  +13     +0.12% 

EURJPY    109.28  109.39   -11     -0.10% 

通貨ペアを分解すると上昇サイドはCADとAUDが3回ずつでNZDとJPYが2回ずつ登場しています。下落サイドはGBPとEURが4回ずつでUSDが2回となっています。最後の4時間は調整的に資源国通貨が小反発していたと言う事ですね。

週初の動向に注目しましょう。

Top FX Movers Last Week.

先週は前半から中国経済の失速懸念などでリスク資産が頭打ちとなる展開となり、終盤に来てリスク資産に対する下落圧力が更に強まると同時に為替市場でも円安、ドル高のベーストレンドに対する調整圧力が強まる展開となりました。

週末はスペインの財政懸念の再浮上などを材料に欧州市場から株式市場の失速が鮮明となり、米国の住宅関連指標にも一服感が出てきた事などで北米市場でも調整が継続したまま越週となりました。

主要通貨ペアの動向は以下の通りです。

       通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
AUDJPY  86.21     88.36      -215       -2.49% 

NZDJPY  67.39     68.75      -136       -2.02% 

AUDCHF0.9501   0.9692     -191       -2.01% 

CADJPY 82.52     84.12       -160       -1.94% 

EURAUD1.2668   1.2438    +230      +1.82% 

NZDCHF 0.7426  0.7535     -109       -1.47% 

CADCHF 0.9095  0.9227     -132       -1.45% 

EURNZD 1.6198  1.5974    +224      +1.38% 

USDJPY  82.37     83.45       -108      -1.31% 

GBPAUD 1.5153  1.4957     +196    +1.29% 

通貨ペアを分解すると上昇サイドの内容はJPYが4回,CHFが3回,EURが2回でGBPが1回でした。
下落サイドはAUDが4回,NZDが3回,CADが2回でUSDが1回となっています。

JPYやCHFが上昇し、資源通貨(AUD,NZD,CAD)の下落が目立つのもお約束のパターンですね。AUDJPYの下落が最大の変動であった事も然りです。

2012年3月18日日曜日

A Game Changer-2 ?



これを見た時に2012年がドル高の年になるとしたら、こういう要因が重要なのだろうと思ったのですが・・・・・・・・・・

原油価格の高騰が各国の貿易収支を悪化させると同時に依然として原油取引の太宗の決済通貨である米ドルの需要を喚起しています。

同じように米国も大量の原油を輸入していれば結局は米国外に米ドルがばら撒かれてバランスすることにもなるのですが、実は米国は二つのことを進めています。

1 脱原油の動き ⇒ 主に天然ガスへの移行。

2 石油関係は自給体制へ ⇒ 余れば海外へ供給(輸出)。

1に関しては米国には大量のShale Gasが埋蔵されているので国内経済の脱原油=ガス化が進めば相当将来にわたって外国への依存は不要になります。

2に関しては元々米国は相当な産油能力があったのに敢えて温存して外国から輸入していたのを・・・世界的な需要の変化を見越しての事だと思いますが・・・ここへ来て思い切って自給体制として、更に輸出までし始めている事がわかりました。

それが以下のチャートです。

2011年の時点で石油関連の輸入がマイナス転しているのですが、輸入がマイナスというのは要するに輸出超になっていると言う事です。
 
米国がこの分野でネットで輸出状態となるのは少なくとも50年以上振りの事であり、EIA(Energy Information Administration)が統計を取り始めてからも初めての事です。

実はここへ来て、米国は妙に戦略的な動きをしているように感じており、本件もそう思わせてくれる要因の一つです。同様な印象を与えてくれる事象が他にも多数あるのですが、この米国の戦略的な動きに関しては引き続き材料を集めて注目していきたいと思います。

オバマ政権は逆転本塁打を打つのでしょうか・・・・

A Game Changer ?

最近の最大の注目点の一つは米長期金利の動向です。テクニカル分析上でも金利上昇トレンドが出現していると言わざるを得ない状況にすらなってきました。

米30年債利回り ⇒ 2012年に入って0.57%上昇



















・株価上昇とのトレードオフとして債券が売られる(=金利が上がる)と言うのは一つの説明ですが、今この段階で長期金利が上昇するのはFRBにとって最も望まない事のはずなので当局者は頭を痛めているはずです。

・いよいよQEの副作用としてインフレーションが現実のものになってきたと言う考え方も有るのですが、インフレーション(貨幣価値の希薄化)の最高のヘッジとなるオリジナル貨幣である貴金属が下落してきているので少なくとも現時点ではメインシナリオがインフレーションと言う訳ではなさそうです。

GOLD DAILY ⇒ 調整中











SILVER DAILY ⇒ 調整中











このまま長期金利の上昇が止まらずに貴金属が高騰し始めたらちょっとヤバイ事になりそうです。

長期金利の動向はもう暫く様子を見るしかなさそうです。

Whose Risk is On ?

株価の堅調が目立っていますが、所謂従来型のRisk-On相場にはなっていない事に注意が必要です。

・欧州、米州、日本の株価は堅調だが中国株などアジア全体は不調。

・従来はRisk-On時にはドル安であったが、今はドル高になっている。

等は良く注意しておく必要がありそうです。

人民元など規制通貨は参考にならないのでシンガポールドルの動きを見ると過去6週間のうち5つの週では米ドルが対シンガポールドルで上昇しています。
USDSGD WEEKLY ⇒ USD堅調











従来のRisk-Onでは米国から過剰(余剰)流動性がアジアなど新興国や資源国に投資されていた為にリスク資産が堅調で米ドルは軟調と言う展開が多かったのですが、欧州混乱の一服感や米国の経済指標の改善傾向などを背景に今のRisk-Onは寧ろ投資資金が欧米に回帰して欧米のリスク市場が潤う展開になっているのだと思われます。

Risk is back on...........とでも言っておきましょうか。

JPY Took A Breather,too.

ドル円の上昇にも一服感が出てきました。

USDJPY DAILY ⇒85円手前で逡巡。












それにしてもよく一本調子でここまで来たものです。80円超えで世間をあっと言わせてから短期間で85円にも迫る上昇をして来たのですから。

この日次チャートは綺麗な右上がりの形状で、殆ど一次関数的な上昇をしています。理想的なブルトレンドと言えるかもしれません。

ただあらためてよく見ると意外な事に陽線と陰線の比率は拮抗しているようです。過去2週間の10営業日で見ても5勝5敗であった事はやや意外感があります。
 上がる時はしっかり上がって、下がる時は極小幅に下げると言う展開だったと言う事なのでしょう。

最近のグローバル化した金融市場の中でもやはりマザーマーケットと言う概念はありますので、ここまでの展開の中では円安トレンドにマザーマーケットである東京市場(東京時間)で異変がないと欧州時間から海外勢が円売りを継続すると言うパターンがあったと思います。

週末の小幅調整を受けて、火曜日が休日でもある本邦勢が週明け月曜日から自国通貨である円をどう扱うのかに世界中が注目している事でしょう。

EUR is Bouncing Back.

EURですが、対USDで1.30寸前まで下落しながらも割り込まなかった事が大きかったと思うのですが、金曜日にはちょっと大きめの反発をしています。
EURUSD DAILY ⇒金曜日に大きく反発












金曜日の海外時間の展開が非常に興味深いのですが、以下は金曜日の4時間足のチャートです。
EURUSD 4Hours ⇒ 引け際の大反発












週末を控えて欧州勢が少し早めにショートカバーを仕掛けたところ、流動性があるうちに北米勢も一緒に動いたと言うイメージでしょうか。右から3本目に強烈なスクィーズが確認出来ます。

ユーロは再下落して1.30をクリアに割り込んでいくと思いますが、その前にどの辺りまで戻せるかを注視していく必要があります。テクニカル的には1.33程度までの反発は有ってもおかしくないですね。

Another Inconvenient Truth ?


以下のチャートはTyler Durden氏の作品ですが、非常に意味のあるチャートだと思います。
S&P500と米国経済指標の3mthトレンドは2010年まではほぼ一緒に上下動していた事がわかります。

それが2011年には一度袂を別った感じで経済指標が鈍化する中で株価は上昇をしており、逆に経済指標が復活してくると株価が下がる動きも出始めています。2011年後半には再び両者は手を組んだような動きをしていますが、2012年に入って再び上下に分かれ始めました。
株価(S&P500)と米経済指標のトレンド

























最近同様の指摘が増えているのですが、こういう解釈(懸念)が一般的になってきました。

・経済指標の悪化 ⇒ 政府や中央銀行が財政投入や金融で景気を支える 
・経済指標の改善 ⇒ 既存の財政投入や金融緩和が取り除かれる

これで指標の悪化がリスクアセットの好調を呼び込み、改善がリスクアセットの不調につながると言う事になるのですが、改めて世の中は複雑化したものだと感じます。

基本的には当局もこのようなリスクは承知の上で財政を投入したり金融緩和にも踏み切っているわけでしょうが、リスクアセットの価格を押し上げる事が自信回復につながって実体経済が改善すると言う理想的なシナリオが中々実現しない事への焦燥感も出てきている事も事実です。

ごく足元の短期的な動きは、経済指標の改善と株価の堅調が足並みを揃えていると見る事も出来ると思うのですが、これが定着して税収回復⇒財政改善⇒未曾有の金融緩和も出口に向かうと言うベストシナリオに繋がるのかどうかはまったく楽観を許さない状況かと思います。

2012年3月17日土曜日

Final Round Rush:How They Finished The Week.

前項の週次パフォーマンスに続いては金曜日の北米市場の最後の4時間での値動きです。
週の需給が最後に何処でバランスしたかは非常に重要な情報であり、週足の分析は非常に重要ですが、そこに到達する最後の数時間の攻防も時として大きな示唆を与えてくれるものです。

      通貨ペア ↑↓ 週終値    4時間前 変動(pips) 変動(%)
GBPJPY132.21  131.94    +27      +0.20% 

NZDCHF0.7535  0.7550     -15       -0.20% 

AUDJPY88.36   88.23       +13     +0.15% 

USDJPY↑ 83.45   83.34       +11     +0.13% 

CHFJPY91.14   91.03       +11     +0.12% 

EURGBP0.8313  0.8323     -10      -0.12% 

NZDCAD0.8168  0.8176      -8      -0.10% 

EURJPY109.93 109.83     +10    +0.09% 

CADJPY84.12   84.05        +7    +0.08% 

GBPUSD1.5843   1.5831     +12   +0.08% 

最後の4時間ではあまり意味のある変動は無かったようですね。値幅があまり出ていません。 
内訳の方ですが、上昇サイドはGBP3回,CHFとCADが2回ずつで,AUD,USD,EURが一度ずつ登場しています。下落サイドはここでも円安・・・JPYが6回,NZDが2回で後はEURとUSDが一度ずつでした。


Top FX Movers Last Week.

先週はドル円が84円台まで上伸して一気に85円越えかと思わせる勢いでしたが、金曜日の海外時間に調整が入り83円台に戻して終了しました。週を通して続いた動きにも一服感が出た感じですね。

全体的には円安と言うよりはそもそもドル高がベーストレンドとして認識されています。少し前までは盛んにQE3の時期を巡る思惑が交錯していましたが、今ではすっかり影を潜めてしまいました。寧ろ米国経済指標の持続的な改善傾向を背景に金利市場が2013年後半の利上げを織り込むような水準まで先走った反応をする等、ドル金利が上昇を始めていることがドル高の背景となっています。

主要通貨ペアの週を通した値動きは以下の通りです。

       通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
GBPJPY132.21   129.19    +302      +2.28% 

EURJPY109.93   108.20    +173      +1.57% 

CHFJPY↑ 91.14     89.72      +142      +1.56% 

NZDJPY68.75     67.69      +106      +1.54% 

AUDJPY88.36     87.19      +117      +1.32% 

USDJPY↑ 83.45     82.44      +101      +1.21% 

GBPCAD1.5705   1.5525     +180      +1.15% 

CADJPY84.12    83.17       +95        +1.13% 

GBPUSD1.5843   1.5668     +175      +1.10% 

GBPAUD1.4957   1.4813     +144      +0.96% 

上昇サイドの顔触れは、複数回数の登場はGBPの4回のみで、後はEUR,CHF,NZD,AUD,USD,CADが夫々一度ずつとなっています。

下落サイドも複数回数の登場はJPYの7回のみで後の3通貨はCAD,USD,AUDとなっています。

こうして改めて整理すると主要通貨内ではやはり円安が目立っていますね。変動上位10ペア中の7つがクロス円の上昇(円下落)と言う結果でした。

2012年3月11日日曜日

3.11 : The Day We Shall Not Forget.

東北大震災から1年が経過して多くのメディアが追悼番組を放映しています。

Act of God 

天変地異の事を英語ではそう呼びます。神の被造物でしかない人間には神のマスタープランは理解が困難であり、当然ながらそれは我々の英知や予知を超越したところにあります。

あまりにも多くの犠牲が払われてしまいました。こうなると所詮神仏などいないのだと言う無神論が蔓延ったりするのですが、私は寧ろAct of Godだと信じたいと思っています。

超越した存在が我々の英知も予知も越えた何らかの意図を持ってなされた事であれば、払われた犠牲に対しても当然に手厚い扱いがなされていると信じたいからです。

私のオフィス近くにある地震当日には建設中であった高層ビルが先日無事にオープンしました。あの日に外出先から急いでオフィスに戻る際に建設中のビルの屋上で2台のクレーン車が大きく左右に揺れていてとても怖かったのですが、そのビルが立派にオープンした事が今後の被災地の力強い復活の露払いになれば良いと心から強く願わずにはいられません。

大事なのは後世の世代が歴史を振り返る時に震災を起点としてその後の日本が良い方に変わって行ったのだと思えるようにしていく事だと思います。

Let us hope we all are in good hands.

Deceptive EUR On the Defensive.

欧州ネタ、特にギリシャネタは食傷気味と言うイメージもあるのですが、そもそも状況が複雑怪奇になりすぎていてよく判らなくなっている人が多いのだと思います。

一体全体に救済スキームというのがどれだけあるのか、夫々がどう重複していてどう切り離されているのか? 全体としてどのくらい十分或いは不十分なのか? そもそも救済の前提条件である緊縮財政を該当国の有権者は受け入れられるのか?

全体像の把握があまりにも複雑になってしまったので一旦EURの売りはやめようと言う動きもあると思いますが、加えて日経平均が回復基調を維持して金曜日には一時1万円台を回復するなどのRisk Appetite修復ムードを受けてRisk-Off方向の戦略を縮小して来た勢力も多いでしょう。

ギリシャ情勢などを見ていて思うのは、全体像を複雑化して金融市場とクリンチしてしまえば、やがて勝手にショートカバーも入るので当局者達は今後も施策を細分化してタイミングと趣向を変えて逐次投入すると言う小技を学べたのではないかと言う気がします。

EURUSDはこの日次チャートのように上下動しながら市場にEURショートが溜まるとSqueezeする展開となっています。
EURUSD DAILY⇒為替市場とクリンチ!












水準的には1.31の攻防がリトマス紙になりそうで、ここが抜けるとEUR売り再開モードとなり1.30も割ると少し走る可能性もあるでしょう。

EURは過去2年連続で5月にBreakdownしていて本邦勢は黄金連休中にヤキモキする展開だったのですが、今年もその辺りで大きな攻防があるような気がしています。

EUR........so deceptive.....now on defensive.!!

JPY on the decline.

円安はどうなの? 

そんな声が本当に増えてきましたね。

ドル円は81円台ミドルから80円台に落ちては這い上がってくるパターンが続いていましたが、先週末には82円台ミドルをも超えるImpressiveな波形を残しています。

USDJPY DAILY⇒85円を視野に?












本当に些細な事に見えますが、プライスアクションとしては81円台からの最初の振り落としで80円を割らなかったのが今の82円台に繋がっているような気がします。その時は80円02銭がボトムとなってそこからの反発で高値を更新した事で強気センチがしっかり定着しました。
 あの時は80円割れでロングを諦める損切りの売りオーダーがかなり有った筈なので、80円を割れていたらかなりチャート上でもダメージのある形状が残った事でしょう。

82円台で越週と言うことになりましたが、二つの意味で重要でしょう。

・"裏切りの歴史"を持つ米雇用統計後に寧ろ円安加速となった事。
・週足が高値引けと言う事で週初から中期モメンタム勢の買いが入る可能性がある事。

本邦各企業の多くは、4月から始まる2012年会計年度の採算レート(社内レート)の策定中なのですが、ここからも円安を見込めるのかの判断で大いに頭を痛めている状況です。主要企業が採算レートをどの辺りに設定してくるのかでその後のヘッジ行動にも大きな影響が出ますのでそこにストレートに影響する3月中盤の動きは非常に重要でしょう。今週の動きにも注目ですね。

Greek Default.


世界中が注目していたギリシャの債務減免スキームの一部であるPSI(Private Sector Involvement)ですが、一応無難に決着した格好です。

長く困難な交渉の結果85.8%の民間投資家の同意を取り付けた事で、CACと言う裏技を行使すればこの数字は95.7%まで上昇するようです。CACと言うのは,Collecive Action Clauses(集団行動条項)の略なのですがギリシャの国内法により、大多数の賛同があれば反対者も強制的に集団行動を取る義務を負うと言う事です。

100ユーロのギリシャ向け債券を持っている投資家は、欧州救済基金の発行する15ユーロの短期債、ギリシャ政府が新たに発行する11年~30年の国債を30数ユーロ等と交換する事で額面ベースで53.5%、実質で74%程度のHaircutを甘受する事になります。
 これで今週の欧州蔵相会議では第二次救済パッケージのEUR130bioがリリースされることが確実になり、更にIMFからはEUR18bioの追加支援の表明も出されています。

このCAC発動によりがギリシャが債券保持者に対して合法的な借金の一部踏み倒しを行う事になる事を受けてISDA(International Swaps and Derivative Association)は、Credit Eventの発生を認定する事になり、遂に長らく宙に浮いた状態になっていたCDS(Credit Default Swap)の有効性が息を吹き返す展開となりそうです。

CDSと言うのは債務者が債務不履行に陥った場合の保険的性格が強いものであり、債権者が債務者の信用リスクのヘッジ目的で保有する事が多いのですが、ギリシャのケースのように実質的に破綻しているのに救済に次ぐ救済で最低限の資金繰りだけはつけさせてしまうとテクニカルにはCredit Event(CDSが有効になる条件)が発生していないと言う認定となってしまうので大問題になっていました。

英知を結集して意というか、無理やりと言うか・・・兎に角世の中はぎりぎりのところで危機や混乱の拡大を何とか食い止めて走り続けています。

それにしてもこういう話を追いかけていると、Distressed ExchangeだとかRestricted Defaultとか・・・なんだか後ろ向きなVocabularyがどんどん増えていく気がします・・・・・・・

A bit slowing China.

先週は中国経済の減速の兆候にリスク回避バイアスが急上昇して資産市場全般が売り込まれる局面がありました。

温家宝首相(Wen Jiabao)による2012年の経済成長ターゲットを7.5%に引き下げると言う発表が引き金でしたが、中国が同ターゲットを8%より下に置くのは2005年以来初めての事でした。インフレターゲットは4%のままですが、同時に発表された2月のCPIは年換算で4.5%から3.2%へ大きく低下しており、過去20ヶ月でも最低水準となりました。

貿易統計ですが、こちらも2月の貿易収支が$31.5bioの赤字となり、これは1989年以来最大の赤字だそうです。
 特殊要因もあるのですが1月比で輸入が39.6%増となり輸出の18.4%増を大きく上回っています。

インフレ懸念低下を受けて今後一層の財政支出や金融緩和などの経済テコ入れ策が打ち出される可能性が大きいのですが、一つ気になる話があります。

ここまでの中国経済躍進の基本コンセプトは世界の工場でした。世界中の企業が低賃金を理由に中国に生産設備を持ちたがり、これが中国への雇用の輸出となり米国など先進国では製造業を中心とした中間層が大打撃を蒙る事になりました。
 急速に豊かになる中国は都心部と地方の格差問題なども抱えながら大人口を背景にやがて内需も喚起されて質的な充実にも向かい始めていますが、労働者階級の要求賃金水準も上昇してきている為に中国への進出は数年前よりは格段に複雑な判断を要するようになっています。

そんな折、中国の大手自動車会社が生産拠点を海外に移す動きを始めたというニュースが入っています。世界の工場と言われた中国の企業にとっても自国より低賃金で生産拠点を移そうと言う決断をする事になったのはブルガリアなのですが、こういう動きが今後も広がって行くならば世界の工場と言う中国のコンセプトは大きく変わっていく事になるでしょうし、また中国の欧州への影響力も一層大きなものになっていくのでしょう。

A bit slowing Chinaは,大国としてもmaturing Chinaである事を期待したいところです。

2012年3月10日土曜日

Final Round Rush : How They Finish The Week.

前項の週を通したパフォーマンスに対して金曜日の北米市場における最終ラウンド(最後の4時間)のみのパフォーマンスです。

        通貨ペア ↑↓  先週終値  前週終値  変動(pips)  変動(%)
CADJPY 83.17     83.40      -23          -0.28% 

CADCHF 0.9265    0.9290    -25          -0.27% 

EURCAD 1.3006    1.2976   +30         +0.23% 

USDCAD 0.9910    0.9892   +18         +0.18% 

AUDCHF 0.9710    0.9727    -17         -0.18% 

NZDCHF 0.7538    0.7550    -12         -0.16% 

AUDJPY  87.19      87.32      -13         -0.15% 

NZDJPY  67.69      67.78        -9         -0.13% 

GBPCHF 1.4392    1.4409    -17         -0.12% 

GBPJPY  129.19    129.34    -15         -0.12% 

通貨レベルのBreakdownは上昇サイドは
JPYとCHFが4回ずつでEUR,USDは1回ずつでした,
下落サイドではCADが4回で,AUD,NZD,GBPが各2回ずつとなりました。

先々週はこの最後の4時間で円安が目立っていましたが先週はそのまま円安が進行しました。先週の最終ラウンドの動きを見ると先々週の逆のパターンとなっていますね。市場のトレーディング勘定は相応な円ショートにFLIPしていると考えられます。

Top FX Movers Last Week.

先週は中国経済の減速、豪州の慎重な景気見通し、ギリシャのPSIの決着と公式なデフォルト認定等の材料が続き、最後は予想を上回る米2月雇用統計が締めたと言う週でした。

為替市場ではドル円の82円台回復が目を引きますが、変動幅で見れば豪ドルの下落が圧倒しています。週を通した主要通貨ペアのパフォーマンス順位は以下の通りです。

        通貨ペア ↑↓  先週終値  前週終値  変動(pips)  変動(%)
AUDUSD 1.0574    1.0730     -156        -1.48% 

AUDCAD 1.0478   1.0610     -132        -1.26% 

GBPUSD  1.5668   1.5829     -161        -1.03% 

AUDCHF 0.9710    0.9809       -99       -1.02% 

NZDUSD 0.8211    0.8292       -81       -0.99% 

EURAUD 1.2406   1.2293     +113      +0.91% 

GBPCAD 1.5525   1.5652      -127       -0.82% 

USDJPY   82.44     81.78       +66       +0.80% 

NZDCAD 0.8134   0.8193        -59         -0.73% 

AUDJPY  87.19     87.75         -56         -0.64% 

通貨ペアのBreakdownですが、上昇サイドの登場回数はUSD4回、CAD3回と北米通貨が目立っており、他は
CHF,EUR,JPYが1回ずつとなっています。下落サイドは AUD5回,GBPとNZDが2回ずつでJPYが1回でした。

2012年3月4日日曜日

What Colors Do Their Lies Wear?

日本でも嘘も方便と言う言葉がありますが、欧米でも罪の軽い嘘をWhite Lieと言います。白い嘘と言う事で腹黒き悪意はありませんと言うイメージなのですが一連の欧州混乱過程で次から柚木に出てくる嘘の塊には悪意が満ちているような気がしています。

PIIGSだフランス系金融機関だと大騒ぎして最近では双六が一巡りしたようにギリシャ問題に焦点が当たっていますが、次の欧州問題の火種は何かと聞かれればズバリ世界中の投資家達が嘘の連続に嫌気がさしてもう何も信じられないと言う嫌悪感そのものがトリガーになるのではないかと思っています。当事者たちに罪悪感は無くとも騙された側には嫌悪感が蓄積する事を忘れてはいけないでしょう。

ギリシャはユーロに参加する時から国家の実態を粉飾していました。その他の国々も程度の差こそあれ同様の裏技はあった筈です。性質の悪い投資銀行に唆されて腐り切ったアセットを時価会計から外したり簿外に移すようなスキーム商品に手を出した国々は他にもあります。実際にこういうものを外国政府を相手に売っていた人達を知っていますが売る側にも買う側にも全くモラルを感じません。

周縁国問題の沈静化を意図して欧州全体で行ったStress Testでも無難な結果が出ましたが、結局その後の問題で全くのインチキ発表だった事が明るみに出たと言って良いでしょう。

ところでスペインの嘘はギリシャの真逆であった事がわかっています。昨秋に政権を奪取した現政権が、前政権を実際以上に悪く見せる為と今後の自分達の功績をよく見せる為に足元の財政赤字などを水増しして発表して来た事が発覚しています。

これは一義的にはスペインの財政は過去の発表内容比良好なのだと言う意味でポジティブ材料だと言う人がいるのですが、私はむしろネガティブ材料として位置付けたいと思っています。もう良いとか悪いではなくて真実が見えてこない事が怖すぎるからです。見えるものや聞こえるもので物事が判断出来ないと言うのは極めて恐ろしい事だと思います。

まさか彼らは自分達の行為がWhite Lieだなんて思っていないでしょうね・・・・
もうこっちの頭の中こそが真っ白になりそうです。

What's Next For EUR.

EURは、2月24日に触った1.3487がSignificantな天井となった可能性が出てきました。先週の特に後半の下げはかなりSteepですので少々調整的な反発があるとは思いますが、それが失速すれば更に大きな下落が続きそうなチャートになっています。

欧州のファンダメンタルズは悪い中でEURはある意味でテクニカル要因で支えられてきただけにチャートが崩れてしまうと投げが投げを呼ぶ悪い展開も考えられます。
EURUSD DAILY⇒腰砕け的な反落へ











EURと高い相関性が維持されてきた株式市場にもチャート上には3月から反落しそうな暗雲が立ち込めてきたように見えます。本邦年度末でもある3月ですが、少し荒れ模様の月になるかもしれませんね・・・・・・・・・・・

What's Next For JPY?

先週は週初に調整局面がありドル円は80割れを試しかけましたが、前週に買い遅れた勢力に買い場を提供した格好となり、週央にかけて徐々に反転したドル円は週後半にはしっかりと81円台ミドルをも超えてきました。

前項で金曜日の北米クローズに向けた最後の数時間で円が最弱通貨になっていたと言う事実にも言及していますが、この通貨の中長期トレンドが反転してきている可能性は着実に上昇してきていると思います。
USDJPY DAILY⇒週初の調整を後半にRecover











金融市場における著名な相場師の中にも2012年2月から円安が始まるとの予言・予想が複数出ていた事もあるのですがここまでの注文通りの展開には多くの市場参加者が驚きをもって注目してきました。(若林栄四氏、Raymond Merriman氏などです)

3月の相場が重要なリトマス氏になると思いますが、今週の経済指標やイベントにも注目していきましょう。特に今週金曜日の米2月雇用統計が大きな注目材料になってくると思います。

The Final Round Rush.

先週は週初に円が反発しましたが、その後再反落する展開となり、週を通したパフォーマンスでは"行って来い"と言う展開でした。

今週初に繋がりやすいと言う意味で金曜日の最後の4時間だけの動きをチェックすると円の下落が目立っていた事がわかります。

Final Round Rush on Currency Move.

      通貨ペア ↑↓ 始値          終値    変動(pips) 変動(%)
USDJPY81.78     81.58   +20      +0.24% 

CADJPY82.68     82.52   +16      +0.19% 

GBPUSD1.5829  1.5859  -30       -0.19% 

NZDJPY↑ 67.81     67.69    +12     +0.18% 

GBPNZD1.9077  1.9109   -32     -0.17% 

GBPCAD1.5652  1.5675   -23     -0.15% 

CHFJPY↑  89.42      89.29   +13    +0.15% 

AUDUSD1.0730  1.0745    -15     -0.14% 

EURJPY↑ 107.92    107.77   +15   +0.14% 

EURUSD1.3195   1.3210   -15    -0.11% 

最終ラウンドでの上昇はUSD4回,CAD,NZDが2回ずつで後はCHFとEURが1回ずつでした。
一方で下落サイドはJPY5回,GBP3回で後はAUDとEURが1回ずつとなっています。

週の最後の需給調整が均衡する最後の数時間で円売りが目立った事になります。まだまだ市場のポジションが円売りに大きく傾いていると言う状況では無いと言うことでしょう。

Top FX Movers Last Week.

先週は複数のFactorが併走しながらお互いに牽制しあうような展開となりました。結果的には材料で尽くし間もあってユーロが反落し、QE3の可能性が幾分減少した分北米通貨が強く、円は行って来い的な展開の中で下落基調は維持されたと言えるでしょう。

注目されたECBのLTRO(長期資本供給)はEuro529.5bioを3年間800の金融機関に供給する事になりました。今回は2回目ですが第1回目の分と合計すれば3年間でEuro1trillionもの供給と言う事になります。これは全ての欧州系金融機関が発行している社債の中で2012年中に満期が到来する金額の131%をカバーする規模です。また2013年まで入れても72%もがこれでカバーされることになります。

これでひとまず安心と見るか、その規模までこのスキームに頼らなければならないほど状況が悪いと見るかは難しいところですが、市場の反応は後者に近いものでした。同時に良くも悪くも材料で尽くしでユーロが反落と言う説明も可能でしょう。

米国ではFRBのバーナンキ議長の議会証言がありましたが、比較的楽観的なトーンであったことや足元の景気回復基調が続けばQE3は行われないと言う印象が強まった事で米ドルには買い戻しが入っています。

主要通貨の動向は以下の通りとなりました。

        通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
CADCHF0.9242    0.8958   +284      +3.07% 

EURCAD1.3048    1.3441    -393      -3.01% 

AUDCHF↑ 0.9809    0.9575   +234     +2.39% 

EURAUD1.2293    1.2574    -281     -2.29% 

USDCHF↑ 0.9142    0.8958    +184    +2.01% 

EURUSD1.3195    1.3450     -255    -1.93% 

NZDCAD0.8193   0.8342     -149    -1.82% 

CADJPY↑  82.68     81.23      +145   +1.75% 

GBPCHF↑ 1.4472    1.4219     +253   +1.75% 

EURGBP↓ 0.8333    0.8470     -137    -1.64% 

上昇サイドの内訳はCADが4回、AUD,USD,GBPが2回ずつでした。
下落サイドの内訳はCHFとEURが4回ずつで、NZDとJPYが1回ずつとなっています。

欧州反落、北米反発で円安は地味に継続と言う感じですね。