先週の北米市場における最後の4時間の動向を整理しましょう。結構な値動きの後の最後の持高調整の時間帯であると同時に今週の月、火が旧英国連邦の国々の市場が休場になると言う状況も加味したポジション調整の綱引があったイメージです。
通貨ペア ↑↓ 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
①CADCHF↓ 0.9278 0.9333 -55 -0.59%
②EURCAD↑ 1.2933 1.2864 +69 +0.53%
③CADJPY↓ 74.94 75.31 -37 -0.49%
④GBPNZD↓ 2.0301 2.0385 -84 -0.41%
⑤GBPCHF↓ 1.4832 1.4891 -59 -0.40%
⑥USDCHF↓ 0.9662 0.9697 -35 -0.36%
⑦EURUSD↑ 1.2427 1.2383 +44 +0.35%
⑧EURGBP↑ 0.8090 0.8063 +27 +0.33%
⑨NZDCHF↓ 0.7279 0.7303 -24 -0.33%
⑩GBPJPY↓ 119.76 120.14 -38 -0.32%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨⇒CHF(4回),EUR(3回),JPY(2回),NZD。
下落通貨⇒GBP(4回),CAD(3回),USD(2回),NZD。
大きなImplicationはありませんが、ここでも円高圧力は若干緩んだ程度ですね。また、雇用統計の失速を受けてUSDに売り圧力が掛かり始めているイメージがあるので、今週はこの辺りにも注意が必要です。QE3の可能性も大復活と言う展開ですので。