この市場のVolatilityは、別名恐怖指数とも言われていますが、この数字が20より大きいかどうかが非常に大きな意味を持っています。
一般にRisk-on、Risk-offと分類される市場センチメントの分岐点がこの20と考えられているのですが、実際にこの数字が20より上か下かで株式以外のリスク資産の持高(市場へのExposure)を機械的に調整してくる機関投資家もあるので注意が必要でしょう。
VIX(Volatility Index)⇒再上昇か? |
上記のチャートでも判るとおり、この数字が20以上で定着すると株価の下落も大きくなり、VIXが更に上昇する傾向が強いようです。その意味では所謂当局のPKO活動(価格維持活動)もVIXが20を切る所までやれば後は市場がやってくれると言うイメージもあるのかもしれませんね。
VIXが20をしっかり超えていくのかどうか。今週の大きなポイントとなりそうです。