FOMC後のSolidな米ドル上昇は印象的でした。ドルインデックスのチャートも結構な急反発になっています。
DXY(Dollar Index) ⇒ Potential Divergence? |
価格の切り返しも綺麗ですし、RSIもついてきていますが、中段のMACDにはややDivergenceがおきている感もあります。
価格上昇でモメンタムが失速気味ということですが、海外勢の活動も復活してくるタイミングである7月にはドル売りから入る勢力も出てくるのではないかと言う予想も出回っています。特にこのチャートがここから反落に向かうと、所謂Head&Shoulder Formationでチャートがベア転するイメージも強まるので、そのシナリオでチャートを作りに来る動きも出てくるかもしれません。
6月の末に向けた値幅の大きなSWING相場は7月には逆流する事も少なくないのですが、実際に最後に400円台の戻しを見せた日経平均や月末、週末を99円台にまで戻してきたドル円の動向は特に注視していきたいところです。
円に関してはドル円は99円台を回復していますが、クロス円のチャートは修復未済と言う状況なので、円安トレンドがあっさりと復活する展開は難しいような気もします。
他にも貴金属や南半球通貨が底打ちに向かう可能性や月末に下げて15千ドルを割って終了している米株のDOWの動きなども要注意でしょう。
7月相場は要注意。第1週から結構材料も目白押しですので注視していきましょう。