2013年6月23日日曜日

Precious Metals : Being Punished by the Prospect of U.S. QE3 Tapering.

FOMC後に貴金属が大きく値を下げています。

そもそも量的緩和政策⇒通貨増刷⇒通貨価値希薄化⇒通貨下落⇒(ハイパー)インフレーションと言う負の連鎖を懸念してのヘッジとして保有が推奨されてきたものですので、米国が量的緩和を縮小すると言う動きは当然貴金属市場には打撃を与える事になります。
GOLD DAILY ⇒ Among the Hardest Hit.












SILVER DAILY ⇒ OUCH.


1オンス辺りの対米ドルでの建値で金価格が$1,300を割り込み、銀価格が$20を割り込んだ事は大きな衝撃でした。

今回のFOMC前に貴金属を買い進む勢力もありましたので、またちょっと市場全体にダメージ感がのしかかる展開となりました。

短期的にはOversoldに感じますが、流石に貴金属市場でのScalpingのような短期売買はリスクが大きいので値ごろ感だけで会を入れるのは危険でしょう。
因みに現行水準は、ともに2010年の9月以来の安値水準です。