オリンピック見てますか?
色々な意味で盛り上がっていますが、一生懸命と言うのは心を動かすもので、どうしても応援せずにはいられなくなりますね。
どうしても期待通りの結果が出たり、出なかったりと言うドラマもあるのですが、明暗を分けるなどと言う考え方ではなく、それぞれが凄いドラマでを提供して我々の心を揺さぶってくれた事に感謝したいと思っています。
それにしても凄かった・・・と思うのがフィギュアスケートの羽生選手でした。突如現れた未成年の若者が不動の第一人者と思われた選手達を一気に追い抜いて世界の頂点に立ってしまったのですから。
彼の勝ち方は一流選手たちの調子が悪かったとかではなく、堂々と史上最高点でぶっちぎってしまう訳ですから文句のつけようがないと思います。
流石に海外のメディアの注目度も高く本当に絶賛されていますね。
その中で、He is In A Class by Himself. というのがありました。
ライバル不在、別格、他を超越している、独特である と言う状態を、in a class by himself と言っているのですが、直訳すれば、「彼が一人でクラスを形成している」と言うことでライバル達はひとつ下のクラスにいるイメージになりますね。
ほとんど同じコンセプトで、He is one of a kind. と言うのもよく見聞きしますのでセットで覚えておけば色々使えると思います。これも"彼一人で一つの種類"と言うコンセプトですね。
ところで、慣用句とは知らなければ恥をかくケースもある訳ですが、これなんかも前後の状況抜きで一文だけ見せられたら、He is in a class(room) by himself. だと思っても不思議ではないですね。
この場合は"彼は一人で教室にいた"と言う意味ですから全然違ってしまいます。
慣用句は肝要であり寛容ではない。
気をつけましょう。