2017年1月2日(月)~1月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*米12月雇用統計:ほぼ予想通り
非農業部門雇用者数(NFP)は、156千人増。(予想176千人増)
失業率は、4.7%。賃金上昇率は前年比2.9%増(2009年以来の伸率)
*米FOMC12月議事録
ほぼ全メンバーがトランプ新政権の経済政策によるインフレ圧力上昇
を予想
*米Richmond連銀Lacker総裁
米金利は、市場予想以上の利上げが必要かもしれない
*中国12月工場生産約4年振り高水準
*中国当局がCNY安阻止のスタンスを強める
*英製造業が約2.5年振りの高水準
*トランプ氏がツイッター自動車メーカーの海外生産を批判。
矛先はトヨタにも及ぶ。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は調整先行後に大きく反発。
債券市場も同様の動き。
・日経平均は、1万9千円レベルに調整後に反発し
19,454.33円で越週。(前週19,114.37円)
・米Dow→$19,963.80、S&P500→$2,276.98、Nasdaq→$5,521.06)
(前週 $19,762.60 $2,238.83 $5,383.12)
(前週比 +1.02% +1.70% +2.56% )
・米10年債利回りは、2.42%。(前週2.44%)
・米30年債利回りは、3.00%。(前週3.07%)
②商品市場
・商品市場も行って来いの展開。ほぼ保合い水準。
・原油価格は、1バレル当たり$53.69で越週。(前週$53.89)
・金価格は、反発後に反落。
オンス単価$1,172.85で越週。(前週$1,151.80)
③為替市場
・商品市場の反発機運によりCAD,AUDが堅調。
・USDに調整バイアス。中国のCNY防衛も観測。
・USDJPYは115円台まで調整後に117円台で越週。