2017年1月16日(月)~1月20日(金)の週の簡単なReviewです。
*1月20日(金)にTrump氏が第45代米国大統領に就任
*米San Francisco連銀 William総裁
経済が過熱する前の利上げ断行が必要。
*米NY連銀 Duddley総裁
米国景気拡大に水を差す性急な引締めは考えにくい。
*米FRB Brainerd理事
Trump政権の積極財政が景気拡大を早める場合は、
FRBの対応も早める必要あり。
*中国金融当局が資本流出懸念を否定
潤沢な外貨準備等、資本流出への万全な備えを強調。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・米Trump大統領就任式にむけた神経質な展開。
株式市場も債券市場も売り優勢(利回り上昇)。
・日経平均は、週半ばに1万9千円を割れる調整後に
週足は19,137.92円で越週。(前週19,287.28円)
・米Dow→$19,826.97、S&P500→$2,271.29、Nasdaq→$5,574.12)
(前週 $19,885.66 $2,274.64 $5,555.33)
(前週比 -0.29% -0.15% -0.34% )
・米10年債利回りは、2.47%。(前週2.39%)
・米30年債利回りは、3.05%。(前週2.99%)
②商品市場
・商品市場も神経質な中で強保合の展開。
・週末の主要産油国による会合への期待感から原油価格は、
1バレル当たり$53.22で越週。(前週$52.52)
・金価格は、1オンス当たり$1,200台を回復。
週足は$1,210.15で越週。(前週$1,197.86)
③為替市場
・週末のTrump大統領就任式に向けた神経質な取引の週。
週次ベースでは、GBPの上昇とCADの下落が目を引く展開。
・大統領就任式前後のUSDに予期せぬ変動は無し。
・Trump氏が就任前に主に対中国を念頭にUSDが強すぎる旨の
趣旨で懸念を表明しており、今後の展開には要警戒。