2017年1月22日日曜日

Review of the Week.(Jan.16th - Jan.20th 2017)

2017年1月16日(月)~1月20日(金)の週の簡単なReviewです。

*1月20日(金)にTrump氏が第45代米国大統領に就任

*米San Francisco連銀 William総裁

  経済が過熱する前の利上げ断行が必要。

*米NY連銀 Duddley総裁

  米国景気拡大に水を差す性急な引締めは考えにくい。

*米FRB Brainerd理事

 Trump政権の積極財政が景気拡大を早める場合は、
 FRBの対応も早める必要あり。
 
*中国金融当局が資本流出懸念を否定

 潤沢な外貨準備等、資本流出への万全な備えを強調。

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・米Trump大統領就任式にむけた神経質な展開
  株式市場も債券市場も売り優勢(利回り上昇)
 ・日経平均は、週半ばに1万9千円を割れる調整後に
  週足は19,137.92円で越週。(前週19,287.28円)
 ・米Dow→$19,826.97、S&P500→$2,271.29、Nasdaq→$5,574.12)
 (前週  $19,885.66               $2,274.64               $5,555.33)
 (前週比  -0.29%          -0.15%            -0.34% )
  ・米10年債利回りは、2.47%。(前週2.39%)
  ・米30年債利回りは、3.05%。(前週2.99%)

②商品市場

 ・商品市場も神経質な中で強保合の展開
 ・週末の主要産油国による会合への期待感から原油価格は、
  1バレル当たり$53.22で越週。(前週$52.52)
 ・金価格は、1オンス当たり$1,200台を回復。
  週足は$1,210.15で越週。(前週$1,197.86)

③為替市場

 ・週末のTrump大統領就任式に向けた神経質な取引の週
  週次ベースでは、GBPの上昇CADの下落が目を引く展開
 ・大統領就任式前後のUSDに予期せぬ変動は無し。
 ・Trump氏が就任前に主に対中国を念頭にUSDが強すぎる旨の
  趣旨で懸念を表明しており、今後の展開には要警戒