2013年9月29日日曜日

Well-Tuned EIGO. : NO LESS A PERSON(PERSONAGE) THAN

Tapering騒動、FOMC次期議長レースと米国発のお騒がせ事象に振り回される9月でしたが、今度は古くて新しいテーマ・・・米国政府の負債上限引上げ問題が大きなテーマとして再浮上してきました。所謂Debt Ceilingの事ですね。議会両院が上限引上げを認めてくれないと連邦政府の行政機能は10月中旬にも麻痺すると言う恐ろしさです。

米国のみならず、日本が消費税を引き上げるのも、欧州が緊縮財政に耐え忍ぶのも全ては国家財政が返済能力を超える懸念のある負債を抱えているからに他なりません。

根の深いテーマなのですが、米国の投資助言業界の最大手の一つで米国の負債をQE政策による強制インフレで帳消しを狙う動きを強く批判している会社のレポートにあった以下の一文が目に止まりました。

No less a person than legendary investor Warren Buffett warned in 2003 that our national preference for consumption rather than thrift would eventually ruin our currency and spark a financial crisis. 

格好いいですね・・・

要は、Legendary investor Warren Buffett warned in 2003 that our national preference for consumption rather than thrift would eventually ruin our currency and spark a financial crisis. (カリスマ投資家であるバフェット氏は2003年に次の警告を発している。米国民の倹約よりも消費に勤しむ性向はやがて米ドルの価値を破壊し金融危機を勃発させ兼ねないと。)

という意味ですが、冒頭にNo less a person than と付す事によってより説得力を強めていると言う事なのですが、No less a person than XX ⇒XXのような人ですら、他ならぬXXは、泣く子も黙るXXは、と言う人物の強調になっています。person(人)のところに有力者を意味するpersonageを使う事も多いと思います。

凄く格好いいと思いませんか? 

いつかどこかで自分の名前がこういう感じで書かれたら・・・泣いちゃいますよね!