自分がよく聴くアーチストにJosh Grobanと言う人がいます。(日本ではあまりメジャーではないと思いますが)
Don't give up it's just the weight of the world.....と言う出だしの歌もよく聴いているのですが、ちょっとそのweight of the world というものが重過ぎる時代になってきてしまったのかなと思っています。
欧米型の資本主義が暴走したかどうかは別として、あまりの合理や生産性の追求と言う価値観は今欧州で起きている事象を含む様々な歪みを齎している事は確かでしょう。
米国で小さな事業を営む友人は、毎年の決算でほぼトントンの業績ながら20人の従業員を雇用して来ました。自分のビジネスが自分の家族を含む21の世帯を支え、一世帯辺りの平均人数が4人とすれば84名もの人間がそこに依存している事を誇りに思っています。何十名もの子供たちが育ち、教育も受けている。自分の事業はそれを根幹から支えているのだと。
ある事情があって彼は金融業界にいた事もあるビジネスコンサルタントの助言を受け始めているのですが、毎年トントンで何も生み出していない彼の事業は社会貢献も不十分であり今のままでは存続意義が無いと言うような事を言われてしまったそうです。
「そんな戯言は無視すればいい」と私は彼に伝えたのですが、欲や向上心が成長に繋がるのは確かですが、もう少し価値観の多様性も受容していかないと皆が恒常的に何かに追いかけられながら必死に走っていると言うつまらない世の中になってしまうと感じます。
先日通勤に使う路線が朝から止まっていました。駅まで行ったら人が沢山いて数駅先で起きた人身事故のために私の路線は一部不通になっている事を知りました。
私は短縮運転が始まっている数駅先まで歩く事にしました。一駅、二駅と通過しながら同じ立場の通勤客を横目に足を進めていきました。
やがて事故現場と思われる踏切に差し掛かると、そこは通行止めとなっていて数名の警官がいました。私はその中の一人と少し話をしました。
「事故はこの辺りだったのですか?」
「はい、奥の踏切です。電車の復旧は思ったより遅れています。電車の下から運び出すのが大変で・・」
「犠牲者が出ているのですか?」
「はい」
こんなやり取りでした。
数ブロック先の駅で、まもなく電車が動くと言うアナウンスが聞こえたので、私はその駅のホームに向かいました。
数名の通勤客が、改札にいた駅員に詰め寄っていました。何故関係の無い近隣の踏切まで閉めたままにしているのか、状況説明が曖昧で不十分・・・・朝一番で予定の狂ってしまった事もあってか何名かの人達は非常に苛立っていました。
会社に着いてからも事故の事が気になって何度かニュースの検索などでも調べてみましたが、出てくるのは交通情報としての情報ばかりで被害者の事とか事故の詳細などは皆無でした。
人身事故で止まっていたXX線は既に復旧していると言う情報ばかりで、人命の事などは全くわからないのはとても不思議と言うか寂しい世の中だと感じる自分がいました。
世知辛い世の中であり、辛いご時世なのだけど・・・・何故か冒頭に書いたJoshの歌と小さな事業を営む友人の話が思い出されました。
神仏の慈愛と御加護が・・・・・皆に遍く注がれますように。心から祈らずにはいられません。
2012年2月26日日曜日
EUR Soars and Roars.
Never seen this at least for years.
この円安の流れは凄いですね。
過去3回の日銀の緩和措置には全て為替介入が追随していたのですが、今回の緩和後には介入は行われていないと言う認識です。それでも81円まで上昇してきました。
前項でも書いていますが、これだけ押し目の無い上昇はここ数年は無かったと思います。
円は上昇は激しく、下落は遅いと言うパターンが多く、オプション市場でも円高時にはVolatilityが上昇しますが円安の時にはVolatilityは中々上がりません。それが最近では円安進行時にVolatilityが上昇する展開となっており、更にオプション市場の行使価格(或いはデルタ)分布の需給バランスを表すリスクリバーサル(プットとコールの価格差)を見ても円プット需要が円コール需要を上回っています。
それだけでも珍しいのに、更にその状況が短期のみならず1年ゾーンにまで拡大してきました。
過去実績としてはオプション市場が必ずしも現物市場の良き先行指標かと言えば必ずしもトラックレコードは良くないのですが、少なくとも市場には今後どこかで円の下落がトレンドとして定着していくと言うシナリオが広がっている事は間違いありません。
流石に今週は調整ありきかと思っていますが、しっかり注目していきましょう。
過去3回の日銀の緩和措置には全て為替介入が追随していたのですが、今回の緩和後には介入は行われていないと言う認識です。それでも81円まで上昇してきました。
USDJPY Daily⇒殆ど押し目無し? |
前項でも書いていますが、これだけ押し目の無い上昇はここ数年は無かったと思います。
円は上昇は激しく、下落は遅いと言うパターンが多く、オプション市場でも円高時にはVolatilityが上昇しますが円安の時にはVolatilityは中々上がりません。それが最近では円安進行時にVolatilityが上昇する展開となっており、更にオプション市場の行使価格(或いはデルタ)分布の需給バランスを表すリスクリバーサル(プットとコールの価格差)を見ても円プット需要が円コール需要を上回っています。
それだけでも珍しいのに、更にその状況が短期のみならず1年ゾーンにまで拡大してきました。
過去実績としてはオプション市場が必ずしも現物市場の良き先行指標かと言えば必ずしもトラックレコードは良くないのですが、少なくとも市場には今後どこかで円の下落がトレンドとして定着していくと言うシナリオが広がっている事は間違いありません。
流石に今週は調整ありきかと思っていますが、しっかり注目していきましょう。
Top FX Movers Last Week.
ユーロ上昇と円の下落が印象に残る先週の動きでした。
ユーロはギリシャへの第二次支援パッケージが成立した事と今週にECBのLTRO(Lomg Term Refinancing Operations⇒3年物資金供給オペ)を控えた事もあり週末に向けてショートの炙り出しが続く強烈な踏み上げ相場となりました。
円ですが、ドル円が80円を回復してからの押し目も浅く、トレンド転換の機運が急上昇する展開となりました。週後半には先々円高と見て余裕を持って構えて来た輸入サイドの勢力から相当纏まった買いも入り、81円台にも到達する予想外の展開でした。
G3通貨のうちの2つ(ユーロ、円)の少なくとも短期ベーストレンドが転換した可能性のある非常に重要な週だったと言えるでしょう。
主要通貨ペアの動向は以下の通りです。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
ユーロはギリシャへの第二次支援パッケージが成立した事と今週にECBのLTRO(Lomg Term Refinancing Operations⇒3年物資金供給オペ)を控えた事もあり週末に向けてショートの炙り出しが続く強烈な踏み上げ相場となりました。
円ですが、ドル円が80円を回復してからの押し目も浅く、トレンド転換の機運が急上昇する展開となりました。週後半には先々円高と見て余裕を持って構えて来た輸入サイドの勢力から相当纏まった買いも入り、81円台にも到達する予想外の展開でした。
G3通貨のうちの2つ(ユーロ、円)の少なくとも短期ベーストレンドが転換した可能性のある非常に重要な週だったと言えるでしょう。
主要通貨ペアの動向は以下の通りです。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURJPY↑ 109.22 104.48 +474 +4.34%
②CADCHF↓0.8958 0.9223 -265 -2.96%
③EURCAD↑1.3441 1.3081 +360 +2.68%
④AUDCHF↓0.9575 0.9831 -256 -2.67%
⑤USDCHF↓0.8958 0.9194 -236 -2.63%
⑥NZDJPY↑ 67.82 66.11 +171 +2.52%
⑦EURAUD↑1.2574 1.2266 +308 +2.45%
⑧GBPJPY↑ 128.89 125.76 +313 +2.43%
⑨EURUSD↑1.3450 1.3140 +310 +2.30%
⑩GBPCHF↓1.4219 1.4544 -325 -2.29%
上昇サイドの内容はEURとCHFが4回ずつ、後はNZDとGBPでした。
下落サイドではJPYが3回,USD,CAD,AUDが2回ずつで後はGBPとなっています。
株価などは堅調でRisk-onという解説も多いのですが、実は資源国通貨等は不調であり、アジアなど新興国通貨も然りですので、通貨市場ではRisk-onと言うよりはEURとJPYの転換と言う絵になっていると言う印象ではないでしょうか。
2012年2月19日日曜日
Celebration of Life
久し振りに教会のFuneral Serviceに参列してきました。
仏教の葬儀は複数の僧侶がお経を上げていますが一般の参列者には意味が判らないのに比べて教会では牧師(or神父)による説話のような形態でセレモニーが進行するのでわかりやすい一方で賛美歌を歌うようなところでは中々ついていけない感じもあるように思いました。
米国時代にも何度か知人の葬儀で協会に行きましたが、特に故人が一定の年齢以上であればその人生を祝福し、神に召された事を確信して更に祝福すると言うイメージであり、短時間で終了する事と併せて宗教間の違いを感じます。
出席したことはありませんがイスラムでは天国(緑園と言います)に行けば往生時の年齢に関係なく人生で一番美しかった時の肉体に戻された上で多くの異性に囲まれると言う殆どハーレムのような環境が待っているそうなので天寿を全うしたような年齢であれば祝福色が強いのではないでしょうか。
実は今回は時間に遅れそうになり、最寄り駅を出て地図を片手に切羽詰っていたところに私の目の前にTaxiが止まり、丁度駅までTaxiを利用した人達が数名降りてきました。
運転手もドアを閉めずに私がそこにいるのをわかっていたかのように招き入れてくれた感じでしたが、お陰で何とか時間通りに教会に着くことが出来ました。
10年ほど前の同時多発テロの際にワールドトレードセンターの非常階段を下りていた時、何故か下の階に行くほど壁や天井のダメージが大きく、遂に20数階まで来たところで煙などが酷くてそれ以上下れなくなった人々が逆流するように非常階段を上り始める場面がありました。
「下のほうが危険なので戻れ、上れ」 と言うのです。
私は上階に戻ると言う選択は無いと思いましたが、兎に角道を譲るように脇に退いたところにドアがあり、そこから一旦フロアに出て、結果的には対角線上にあった反対側の非常階段から地階まで下って無事に非難する事が来ました。
あの時たまたまそこにドアがあったのも、今回そこに偶然Taxiが来たのも、実は"たまたま"でも"偶然"でも無かったのではないかと思ってしまうのですが、自分の信仰はこういうところにあるのでしょう。自分は誰かの手の中にいるのだと感じる時ってありますよね。
兎に角旅立たれた方の人生を祝福し、お祈り申し上げます。
仏教の葬儀は複数の僧侶がお経を上げていますが一般の参列者には意味が判らないのに比べて教会では牧師(or神父)による説話のような形態でセレモニーが進行するのでわかりやすい一方で賛美歌を歌うようなところでは中々ついていけない感じもあるように思いました。
米国時代にも何度か知人の葬儀で協会に行きましたが、特に故人が一定の年齢以上であればその人生を祝福し、神に召された事を確信して更に祝福すると言うイメージであり、短時間で終了する事と併せて宗教間の違いを感じます。
出席したことはありませんがイスラムでは天国(緑園と言います)に行けば往生時の年齢に関係なく人生で一番美しかった時の肉体に戻された上で多くの異性に囲まれると言う殆どハーレムのような環境が待っているそうなので天寿を全うしたような年齢であれば祝福色が強いのではないでしょうか。
実は今回は時間に遅れそうになり、最寄り駅を出て地図を片手に切羽詰っていたところに私の目の前にTaxiが止まり、丁度駅までTaxiを利用した人達が数名降りてきました。
運転手もドアを閉めずに私がそこにいるのをわかっていたかのように招き入れてくれた感じでしたが、お陰で何とか時間通りに教会に着くことが出来ました。
10年ほど前の同時多発テロの際にワールドトレードセンターの非常階段を下りていた時、何故か下の階に行くほど壁や天井のダメージが大きく、遂に20数階まで来たところで煙などが酷くてそれ以上下れなくなった人々が逆流するように非常階段を上り始める場面がありました。
「下のほうが危険なので戻れ、上れ」 と言うのです。
私は上階に戻ると言う選択は無いと思いましたが、兎に角道を譲るように脇に退いたところにドアがあり、そこから一旦フロアに出て、結果的には対角線上にあった反対側の非常階段から地階まで下って無事に非難する事が来ました。
あの時たまたまそこにドアがあったのも、今回そこに偶然Taxiが来たのも、実は"たまたま"でも"偶然"でも無かったのではないかと思ってしまうのですが、自分の信仰はこういうところにあるのでしょう。自分は誰かの手の中にいるのだと感じる時ってありますよね。
兎に角旅立たれた方の人生を祝福し、お祈り申し上げます。
Heard It Right?
会社勤めをしていると色々な上司がいますし、部下も然りです。特に部下の数が増えてくると時折コミュニケーションの難しさに直面する事もあります。
米国時代は、配下の人達との関係は雇用者と従業員と言うものに近く、その間には契約書と言うものがありました。
一方で日本の会社のシステムの多くは定期的な人事異動を前提としており、上司、部下双方の意識の中にもそれを前提としたお付き合いと言う前提があります。この会社にいる限りこの人に仕えるのだとか、この人に嫌われたらアウトだと言う意識は多分希薄で、上司なんぞは一定期間そのポストに就いているだけのチーママみたいなものかもしれません(笑)。
Not what you say but what they hear.
時折この言葉を思い出しては極力自分の状態をReviewするようにしているのですが、上下関係だろうが顧客との商談であろうが自分が何を伝えたのかは自分ではなく相手が決めるのだと言う意識は絶対に必要だと思います。自分が何を言ったかではなく相手が何を聞いたかと言う事ですね。そこにギャップがあるなら自分の力量不足を反省して精進しましょうと言う事です。
さて・・・FRBもECBも日銀も自分達のメッセージが市場に伝わらずに困惑する事が多かったのですが、随分コミュニケーションの改善に注力し始めています。逆読みするとそれだけ本来の金融政策で打てる手が限られてきているからだと言う事でもあるのでしょうが・・・
そこで今回の日銀の動きを市場がどう"聞いた"のか? ちょっと見て行きましょう。
See? Yes. They heard it right. と言う感じではないでしょうか。
米国時代は、配下の人達との関係は雇用者と従業員と言うものに近く、その間には契約書と言うものがありました。
一方で日本の会社のシステムの多くは定期的な人事異動を前提としており、上司、部下双方の意識の中にもそれを前提としたお付き合いと言う前提があります。この会社にいる限りこの人に仕えるのだとか、この人に嫌われたらアウトだと言う意識は多分希薄で、上司なんぞは一定期間そのポストに就いているだけのチーママみたいなものかもしれません(笑)。
Not what you say but what they hear.
時折この言葉を思い出しては極力自分の状態をReviewするようにしているのですが、上下関係だろうが顧客との商談であろうが自分が何を伝えたのかは自分ではなく相手が決めるのだと言う意識は絶対に必要だと思います。自分が何を言ったかではなく相手が何を聞いたかと言う事ですね。そこにギャップがあるなら自分の力量不足を反省して精進しましょうと言う事です。
さて・・・FRBもECBも日銀も自分達のメッセージが市場に伝わらずに困惑する事が多かったのですが、随分コミュニケーションの改善に注力し始めています。逆読みするとそれだけ本来の金融政策で打てる手が限られてきているからだと言う事でもあるのでしょうが・・・
そこで今回の日銀の動きを市場がどう"聞いた"のか? ちょっと見て行きましょう。
USDJPY DAILY⇒79円ミドル超え |
AUDJPY DAILY⇒商品価格堅調を受けて上昇 |
NZDJPY DAILY⇒先週の変動率トップ |
EURJPY DAILY⇒対欧州通貨でも円安 |
See? Yes. They heard it right. と言う感じではないでしょうか。
ラベル:
Editorial,
Elevator Pitch,
English,
FX,
Market,
Recap and SnapShot,
Trading
JOB by BOJ.
先週14日(火曜日)の日銀金融政策決定会合では、政策金利は据え置きとなりましたが、同時に追加金融緩和策が発表されました。
・長期国債の買い入れ枠を9兆円から19兆円に増額
市場の事前予想は今回も何もしないという読みでしたので、この動きは完全なサプライズであったといえるでしょう。
中央銀行が政府が発行する国債を買えば買うほど対価としての通貨が金融システムに雪崩れ込む訳ですから、量的緩和策のスケールアップと言う事になります。
先進国の金融政策としては、ゼロ金利まで来てしまうとそれ以上の利下げは不可能(マイナス金利は無い)ですので、このような量的緩和の規模の拡大と時間軸の延長(購入する国債を長期債にシフトしていく)で対処していく事になります。
これは中央銀行のバランスシートの(急)拡大とその原因となった保有資産の質の劣化を招くと言う副作用があるのですが、背景には当局者達の背に腹は代えられないと言う強い決断がある訳です。
かねてより日銀ほど動かない(動く時は後手に回ってから)中央銀行も無いと言う批判があり、私自身も時折、日銀と仕事は対極にあると言う話をするのにBOJとJOBが逆さ文字になっている事をネタにして来ました。
今回の件についても新聞などを見る限り識者と言われる人々の評価も様々なようですが、飽くまでも市場と言う観点から見れば好評価が当然だろうと言う気がしています。
迷走する政治状況を見ていると野田政権は結局円高も放置し、消費税も何も変えられずに終了し、どこかで世界が日本売りに動くと言う悪い円安シナリオの可能性が上昇しています。
そんな中で今回の日銀の動きは、円安と株高を齎し、ボラティリティは下げているのですから良い仕事をしたと言う事になるでしょう。この動きを持続させる事が出来るかどうかはとても難題ですが、ここまでは So far, so good. と言う評価が妥当でしょう。
ラベル:
Editorial,
Elevator Pitch,
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Recap and SnapShot,
Trading,
江戸いとリアル
Top FX Movers Last Week.
先週の目玉は何と言っても日銀による追加緩和策の発表でしょう。
欧州ネタは相変わらずで、EUによるギリシャへの第二次救済パッケージ(E130bio)の承認が今週にずれ込む等の動きがありましたが、既に承認の可否と言うより時期が焦点となっていると言う認識が共有されているだけにネガティブな反応は限定的でした。
金融市場では欧州の一服感、日銀の追加緩和、米国の経済指標の継続的改善傾向等を交換したリスク資産の好調が維持されており、米株のDowが$13,000に迫り、商品市場も堅調。原油価格が$104台に乗せるなどCRBインデックスも最近の取引レンジの上限に戻って来ました。
主要通貨ペアの動向は以下の通りです。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
欧州ネタは相変わらずで、EUによるギリシャへの第二次救済パッケージ(E130bio)の承認が今週にずれ込む等の動きがありましたが、既に承認の可否と言うより時期が焦点となっていると言う認識が共有されているだけにネガティブな反応は限定的でした。
金融市場では欧州の一服感、日銀の追加緩和、米国の経済指標の継続的改善傾向等を交換したリスク資産の好調が維持されており、米株のDowが$13,000に迫り、商品市場も堅調。原油価格が$104台に乗せるなどCRBインデックスも最近の取引レンジの上限に戻って来ました。
主要通貨ペアの動向は以下の通りです。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①NZDJPY↑ 66.11 64.15 +196 +2.96%
②CADJPY↑ 79.79 77.51 +228 +2.86%
③GBPJPY↑ 125.76 122.34 +342 +2.72%
④AUDJPY↑ 85.06 82.85 +221 +2.60%
⑤USDJPY↑ 79.51 77.62 +189 +2.38%
⑥CHFJPY↑ 86.44 84.71 +173 +2.00%
⑦EURJPY↑ 104.48 102.47 +201 +1.92%
⑧EURNZD↓1.5766 1.5947 -181 -1.15%
⑨EURCAD↓1.3081 1.3217 -136 -1.04%
⑩CADCHF↑0.9223 0.9145 +78 +0.85%
上昇サイドの顔触れはCAD3回,NZD2回,GBP,AUD,USD,CHF,EURが1回ずつでした。
下落サイドはJPY7回,EUR2回,CHFが1回となっています。
変動率上位10ペアのうちで1位~7位がクロス円の上昇となっており、先週が円の独歩安の週であった事が明白です。
円のトレンドは転換したのかと言う議論が大変活発になってきました。
2012年2月12日日曜日
"Assはわが身"と言う無かれ
政治的なスタンスはともかく野田政権は閣僚も官僚もリスクに鈍感すぎると言う懸念を持ちます。
欧州各国の格下げに関しても「対岸の火事ではない」「明日はわが身」と言う趣旨の発言を繰り返す閣僚もいますが信じられません。普通の国ではまともな政治家であれば内心不安に思っても表向きは自国は大丈夫と言うスタンスを強調し、万が一格下げと言う事態になれば格付け機関に抗議するものです。
明日にも日本国債が格下げされたとして、現状では抗議のしようもありません。自分達で日本はやばいよと言ってしまっているのですから・・・
いくら消費税引き上げの国内世論を醸成して行こうと言う意図が有るにしてもあまりにも危険な戦略を取りすぎている気がしてなりません。
はっきり言いますがこれはやばいです。実は多くの欧米の大手ヘッジファンドが何度も挑戦しては失敗して最早手を出すのも嫌だと言う気になっていたのが日本国債市場です。特に日銀が超低金利政策を取り始めてからは金利低下余地が殆ど皆無なので何度も日本国債を売り仕掛ける局面がありました。これを本邦機関投資家や銀行勢が買い切ってしまい、日本国債が暴落するどころか海外勢が損切りに追われるという展開が続いてきたのです。
ところが今は政権内部の方々が日本国債はやばいぜよ・・・・と公言しているようなものですから、こういう環境下では国内勢の動向も変わってくる可能性があります。つい先日もメガバンクの一つが日本国債暴落シナリオを想定したストレステストを実施していると言う記事が注目を集めました。
閣僚も官僚も兎に角口を慎むべきです。明日はわが身と言いますが、私にはAss(アホ)はわが身としか聞こえません。
JPYはユーロに対してすら随分安くなってきました。(ユーロ円の上昇)
豪ドルに対しても以下の通り小幅に調整してはぶりぶり下落してきました。(豪ドル円の上昇)
輸出企業への配慮から円安に誘導するのは良いのですが、自らが発行する約束手形(=国債)の信用を落とすようなやり方は所謂悪い円安に繋がるリスクがあることを認識して欲しいと思います。
欧州各国の格下げに関しても「対岸の火事ではない」「明日はわが身」と言う趣旨の発言を繰り返す閣僚もいますが信じられません。普通の国ではまともな政治家であれば内心不安に思っても表向きは自国は大丈夫と言うスタンスを強調し、万が一格下げと言う事態になれば格付け機関に抗議するものです。
明日にも日本国債が格下げされたとして、現状では抗議のしようもありません。自分達で日本はやばいよと言ってしまっているのですから・・・
いくら消費税引き上げの国内世論を醸成して行こうと言う意図が有るにしてもあまりにも危険な戦略を取りすぎている気がしてなりません。
はっきり言いますがこれはやばいです。実は多くの欧米の大手ヘッジファンドが何度も挑戦しては失敗して最早手を出すのも嫌だと言う気になっていたのが日本国債市場です。特に日銀が超低金利政策を取り始めてからは金利低下余地が殆ど皆無なので何度も日本国債を売り仕掛ける局面がありました。これを本邦機関投資家や銀行勢が買い切ってしまい、日本国債が暴落するどころか海外勢が損切りに追われるという展開が続いてきたのです。
ところが今は政権内部の方々が日本国債はやばいぜよ・・・・と公言しているようなものですから、こういう環境下では国内勢の動向も変わってくる可能性があります。つい先日もメガバンクの一つが日本国債暴落シナリオを想定したストレステストを実施していると言う記事が注目を集めました。
閣僚も官僚も兎に角口を慎むべきです。明日はわが身と言いますが、私にはAss(アホ)はわが身としか聞こえません。
JPYはユーロに対してすら随分安くなってきました。(ユーロ円の上昇)
EURJPY DAILY |
豪ドルに対しても以下の通り小幅に調整してはぶりぶり下落してきました。(豪ドル円の上昇)
AUDJPY DAILY |
輸出企業への配慮から円安に誘導するのは良いのですが、自らが発行する約束手形(=国債)の信用を落とすようなやり方は所謂悪い円安に繋がるリスクがあることを認識して欲しいと思います。
ラベル:
Editorial,
Elevator Pitch,
FX,
Market,
Recap and SnapShot,
Trading,
江戸いとリアル
Risk Appetite Gets Out of Breath.
先ほど読んだレポートでは、米株が1%以上の下げを記録しなかった期間はここ数年の記録更新との事です。確かに下げる日は有っても1%未満と言う小幅調整と言う日ばかりでしたからね。
先週末の動きで長らく続いたRisk-on相場が息切れした可能性が高いと見ているのですが、ここからはConsolidation、小幅なCorrection、明確なReversalと言うシナリオに分かれます。
リスク通貨ではGBPも強かったのですが、対ドルで以下のチャートの通り完全に失速モード。特にロウソク足でハンマー形状を出した後にサポート割れと言う展開は印象悪しです。
資源国通貨のAUDとNZDも以下の通りです。
ともによく上がってきたなーと言う感じですが、チャートが崩れてきているので短期テクニカル勢やモメンタム勢はロングの手仕舞いやショートメイクの動きも出てくると思います。
一気に欧州危機再燃と言うような展開は想定しない方が無難だと思いますが、短期的にはリスクは小さくマネージするべきでしょう。
先週末の動きで長らく続いたRisk-on相場が息切れした可能性が高いと見ているのですが、ここからはConsolidation、小幅なCorrection、明確なReversalと言うシナリオに分かれます。
リスク通貨ではGBPも強かったのですが、対ドルで以下のチャートの通り完全に失速モード。特にロウソク足でハンマー形状を出した後にサポート割れと言う展開は印象悪しです。
GBPUSD DAILY |
資源国通貨のAUDとNZDも以下の通りです。
AUDUSD DAILY |
NZDUSD DAILY |
ともによく上がってきたなーと言う感じですが、チャートが崩れてきているので短期テクニカル勢やモメンタム勢はロングの手仕舞いやショートメイクの動きも出てくると思います。
一気に欧州危機再燃と言うような展開は想定しない方が無難だと思いますが、短期的にはリスクは小さくマネージするべきでしょう。
Stocks Lose Momentum.
Solidな上昇相場を形成・維持してきた株式市場に一旦調整圧力が掛かりそうな気配です。DowもNasdaqも金曜日の下落が大きく、週を通したパフォーマンスがほぼFlat(Dowはマイナス)と言う事になりました。
別名恐怖指数とも呼ばれるVIX指数(米株のVolatilityインデックス)も17台からピックアップして来ました。
VIX指数(別名恐怖指数)も反発へ?
このチャートでも確認出来ますが、昨年は7月~8月にかけてVIX指数が17台⇒47台に急騰する局面がありました。価格の方はその期間において17%の下落を記録しています。
また、金曜日時点のS&P500において50日移動平均以上の価格帯で取引される銘柄の割合が明らかな買われ過ぎ領域とされる70%を超えています。(この数字は30以下で売られ過ぎ、70以上で買われ過ぎとされています)
ある投資家心理サーベイによれば、個人投資家は強気のロング、コマーシャルトレーダー(スマートマネー)は真逆のショートを積み上げており、双方ともポジション規模はこの5年で最大と言う状況になっているようです。
Something must give..........
積極的なベア戦略を取らないまでも、少なくとも随分と慎重になる理由は十分に有ると言えるでしょう。
Top FX Movers Last Week
先週の金融市場はギリシャがIMFとEUによるE130bioのSecond Bailoutを確保するべく内外との折衝を進めていく過程を神経質に見つめながらも、基本的には物事が丸く収まると言うシナリオを想定した楽観的なセンチメントを基調に推移しました。
木曜日までは欧州危機シナリオ継続を見込んだユーロショート等の残存ポジションがひたすら炙り出されるスクィーズ相場が続き、金曜日にはその動きに一定の調整が入って終わると言う展開となっていますが、Risk-off的なバイアスが復活したと言うほどの調整にはなっていません。
その他では、ECBが政策金利を据え置き(Main Refinancing Rate=1%)、BOEも政策金利(Bank Rate)を0.5%に据え置きましたが、資産買い入れプログラムの規模を£50bio増額して£325bioに拡大する動きがありました。
また25bpの利下げ予測も出ていたRBAは政策金利(Cash Rate)を4.25%に据え置きましたが、豪ドルの更なる上昇を演出するには至っていません。
先週の主要通貨ペアの動向は以下のようになりました。(変動率ランキング)
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①CHFJPY↑ 84.71 83.42 +129 +1.52%
②USDJPY↑ 77.62 76.57 +105 +1.35%
③EURNZD↑1.5947 1.5744 +203 +1.27%
④NZDCHF↓0.7573 0.7662 -89 -1.18%
⑤EURAUD↑1.2363 1.2222 +141 +1.14%
⑥EURCAD↑1.3217 1.3076 +141 +1.07%
⑦AUDCHF↓0.9778 0.9881 -103 -1.05%
⑧NZDUSD↓0.8266 0.8351 -85 -1.03%
⑨GBPJPY↑122.34 121.10 +124 +1.01%
⑩CADCHF↓0.9145 0.9233 -88 -0.96%
上昇サイドの顔触れは、CHF4回、EUR3回、USD2回でGBPが1回となっています。
下落サイドの顔触れは、JPYとNZDが3回ずつでAUDとCADが2回ずつです。
欧州反発、コモディティ反落の絵となりますが、徐々に円安バイアスの足音が・・・気のせいか・・・いや待てよ・・・と言う感じになってきましたね。
木曜日までは欧州危機シナリオ継続を見込んだユーロショート等の残存ポジションがひたすら炙り出されるスクィーズ相場が続き、金曜日にはその動きに一定の調整が入って終わると言う展開となっていますが、Risk-off的なバイアスが復活したと言うほどの調整にはなっていません。
その他では、ECBが政策金利を据え置き(Main Refinancing Rate=1%)、BOEも政策金利(Bank Rate)を0.5%に据え置きましたが、資産買い入れプログラムの規模を£50bio増額して£325bioに拡大する動きがありました。
また25bpの利下げ予測も出ていたRBAは政策金利(Cash Rate)を4.25%に据え置きましたが、豪ドルの更なる上昇を演出するには至っていません。
先週の主要通貨ペアの動向は以下のようになりました。(変動率ランキング)
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①CHFJPY↑ 84.71 83.42 +129 +1.52%
②USDJPY↑ 77.62 76.57 +105 +1.35%
③EURNZD↑1.5947 1.5744 +203 +1.27%
④NZDCHF↓0.7573 0.7662 -89 -1.18%
⑤EURAUD↑1.2363 1.2222 +141 +1.14%
⑥EURCAD↑1.3217 1.3076 +141 +1.07%
⑦AUDCHF↓0.9778 0.9881 -103 -1.05%
⑧NZDUSD↓0.8266 0.8351 -85 -1.03%
⑨GBPJPY↑122.34 121.10 +124 +1.01%
⑩CADCHF↓0.9145 0.9233 -88 -0.96%
上昇サイドの顔触れは、CHF4回、EUR3回、USD2回でGBPが1回となっています。
下落サイドの顔触れは、JPYとNZDが3回ずつでAUDとCADが2回ずつです。
欧州反発、コモディティ反落の絵となりますが、徐々に円安バイアスの足音が・・・気のせいか・・・いや待てよ・・・と言う感じになってきましたね。
2012年2月6日月曜日
Risk Assets Are Holding On.......
リスク資産は堅調推移です。
前項でも触れていますが、米Dow工業平均は2011年のザラ場高値に肉薄するとともに終値ベースで2008年5月以来の高値となり、独、英の株式市場もインデックスベースで過去6ヶ月の高値を更新しました。
DOW⇒2008年5月来の高値水準(終値ベース) 金価格も年初から堅調推移を継続中です。 週末には流石に調整も入りましたが強気のチャートは不変です。 |
Gold⇒強気相場継続 |
VIX指数(Volatility Index)も下落基調を維持しています。これは恐怖指数とも言われる指標なので投資家が強気なViewで動いていると言う事を裏書しているイメージになります。
VIX指数⇒下落基調維持 |
欧州経済も米国経済も当分粘りそうな気配が濃厚です。足元の投資家心理の最大のリスクはイラン情勢やシリア情勢の悪化なのではないかと思います。どちらも相当危険な状態になっていると言う情報が増えてきているので、VIX上昇と資産市場の調整リスクは中東に注意と言う事になると思います。
Off To A Good Job.
米雇用データですが、非常に順調な滑り出しを見せています。
先週金曜日に発表された1月分の雇用関連データも事前予想を上回る内容でした。多くの専門家や市場参加者も12月のデータが好調だったのはクリスマス商戦などの特殊要因で臨時的な雇用が増えたのだと言う分析を指示して今回は数字が悪化すると言う見通しを立てていたのでちょっとしたポジティブサプライズになったと思います。
12月 失業率 8.5% ⇒ 1月 失業率 8.3%
12月 NFP +20万人(修正+20.3万人) ⇒ 1月 NFP +24.3万人
(NFP⇒非農業部門新規雇用者数)
失業率は一時の二桁を越えて行くと言う危機感からちょっと一息ついた状況になっています。
2011年1月からの失業率推移を見ると以下のようになります。
(2011年)1月 9.0%,2月 8.9%,3月 8.8%,4月 9.0%,5月 9.1%,6月 9.2%,7月 9.1%,8月 9.1%,9月 9.1%,10月 9.0%,11月 8.7%,12月 8.5%, (2012年)1月 8.3%
大統領選もあるので統計操作の疑いがあるのではないかという事を言う人達もいますが、米国に限っては有り得ないと思います。従って実態は本当は良くないのだとしたら今後どこかで遠くない将来に短期間で大幅に悪化するような展開があるのかもしれません。この指標の裏切りの歴史を考えても今後のどんでん返しリスクには十分注意していきましょう。
先週金曜日に発表された1月分の雇用関連データも事前予想を上回る内容でした。多くの専門家や市場参加者も12月のデータが好調だったのはクリスマス商戦などの特殊要因で臨時的な雇用が増えたのだと言う分析を指示して今回は数字が悪化すると言う見通しを立てていたのでちょっとしたポジティブサプライズになったと思います。
12月 失業率 8.5% ⇒ 1月 失業率 8.3%
12月 NFP +20万人(修正+20.3万人) ⇒ 1月 NFP +24.3万人
(NFP⇒非農業部門新規雇用者数)
失業率は一時の二桁を越えて行くと言う危機感からちょっと一息ついた状況になっています。
2011年1月からの失業率推移を見ると以下のようになります。
(2011年)1月 9.0%,2月 8.9%,3月 8.8%,4月 9.0%,5月 9.1%,6月 9.2%,7月 9.1%,8月 9.1%,9月 9.1%,10月 9.0%,11月 8.7%,12月 8.5%, (2012年)1月 8.3%
大統領選もあるので統計操作の疑いがあるのではないかという事を言う人達もいますが、米国に限っては有り得ないと思います。従って実態は本当は良くないのだとしたら今後どこかで遠くない将来に短期間で大幅に悪化するような展開があるのかもしれません。この指標の裏切りの歴史を考えても今後のどんでん返しリスクには十分注意していきましょう。
2012年2月5日日曜日
A Cold Wave.
1月効果に過ぎないと言う憶測も飛び交う中極めて前向きなスタートを切った2012年の資産市場ですが、金曜日に発表された1月の米雇用統計も広範に堅調な内容を維持しており、この指標の歴史的特性でもある裏切りの悪魔には(少なくとも今回は)なりませんでした。
一方で同様に好スタートを目指している私個人ですが、体重と血圧が上昇トレンドで体温が下落トレンドと言う中年サイクルが加速こそしていないものの劇的な改善は見られていない状況です。
運動量を増やす、食事を制限するなどは努力していますが、基本的な生活習慣改善の中で十分な睡眠を確保すると言う部分は中々難しいですね。6時間とか8時間とか寝なさいと言われても、そもそも一日24時間のうちで自宅にいる時間がそれを下回っている状況では非常に難しいですし、睡眠不足ならばせめて疲労を溜めないようにと思うと中々運動をすると言うムードになりません。
出来るだけ階段を使うとか、帰宅時には一駅位は手前で降りて歩くと言う事もやるのですが、それも余計に帰宅が遅くなると言うデメリットとの兼ね合いで簡単でありません。
最近はこの寒波と言うものが更に立ちはだかるようになりました。何と言う意志の弱さでしょうか(笑)
立春も迎えた今、所謂日が長くなってきたと言う事は朝晩感じていますが先週も沖縄以外は日本全土が氷点下だった日すらあり、10数年も米東海岸で極寒の冬を過ごしてきたはずの私でも風邪を引かないのがやっとと言う状況でした。
地球温暖化はどうなっているんだろうと言いたくなりますが、欧州などでも大変な寒波に見舞われており、真面目な話プチ氷河期入り説のような学説(?)も出てきている模様です。
米国時代に体感で氷点下20℃のような状況でもマフラー、耳当て、手袋などはした事が無かった若き日の面影は何処へやら・・・・今日本の冬で私はマフラーをして通勤している有様です。
何でもインフルエンザ全開との事で会社でもまとまった病欠も散見され始めました。
皆様も十分に体調管理にご注意ください。津波は勿論ですが、寒波、年波と言った波にも十分注意していきましょう。
一方で同様に好スタートを目指している私個人ですが、体重と血圧が上昇トレンドで体温が下落トレンドと言う中年サイクルが加速こそしていないものの劇的な改善は見られていない状況です。
運動量を増やす、食事を制限するなどは努力していますが、基本的な生活習慣改善の中で十分な睡眠を確保すると言う部分は中々難しいですね。6時間とか8時間とか寝なさいと言われても、そもそも一日24時間のうちで自宅にいる時間がそれを下回っている状況では非常に難しいですし、睡眠不足ならばせめて疲労を溜めないようにと思うと中々運動をすると言うムードになりません。
出来るだけ階段を使うとか、帰宅時には一駅位は手前で降りて歩くと言う事もやるのですが、それも余計に帰宅が遅くなると言うデメリットとの兼ね合いで簡単でありません。
最近はこの寒波と言うものが更に立ちはだかるようになりました。何と言う意志の弱さでしょうか(笑)
立春も迎えた今、所謂日が長くなってきたと言う事は朝晩感じていますが先週も沖縄以外は日本全土が氷点下だった日すらあり、10数年も米東海岸で極寒の冬を過ごしてきたはずの私でも風邪を引かないのがやっとと言う状況でした。
地球温暖化はどうなっているんだろうと言いたくなりますが、欧州などでも大変な寒波に見舞われており、真面目な話プチ氷河期入り説のような学説(?)も出てきている模様です。
米国時代に体感で氷点下20℃のような状況でもマフラー、耳当て、手袋などはした事が無かった若き日の面影は何処へやら・・・・今日本の冬で私はマフラーをして通勤している有様です。
何でもインフルエンザ全開との事で会社でもまとまった病欠も散見され始めました。
皆様も十分に体調管理にご注意ください。津波は勿論ですが、寒波、年波と言った波にも十分注意していきましょう。
Top FX Movers Last Week.
先週は失速懸念を払拭するかのような株式市場のパフォーマンスを中心にリスクラリーが継続しました。
米株で言えばDowは2011年のザラ場の高値である$12,876に肉薄する水準にまで来ていますが先週の終値である$12,862は終値ベースで2008年5月以来の高値と言う水準です。
英株でもFTSE100は£5,901を付けて6ヶ月高値を更新。独株のDAXもEuro6,766は同様に6ヶ月高値の更新となります。
商品市場は貴金属が調整、原油が上昇と言うMIXな展開ですが総合指標であるCRBインデックスは堅調を維持しているのでリスクラリーの一端を支えています。
為替市場でも先週は資源国通貨全盛と言う展開になっています。先週の主要通貨ペアの変動上位ランキングは以下のようになります。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①NZDCHF↑ 0.7662 0.7516 +146 +1.91%
②EURNZD↓ 1.5744 1.6037 -293 -1.86%
③AUDCHF↑ 0.9881 0.9703 +178 +1.80%
④EURAUD↓ 1.2222 1.2413 -191 -1.56%
⑤CADCHF↑ 0.9233 0.9104 +129 +1.40%
⑥NZDUSD↑ 0.8351 0.8237 +114 +1.37%
⑦EURCAD↓ 1.3076 1.3244 -168 -1.28%
⑧NZDJPY↑ 63.96 63.16 +80 +1.25%
⑨GBPCHF↑ 1.4510 1.4341 +169 +1.16%
⑩AUDUSD↑ 1.0768 1.0648 +120 +1.11%
上昇通貨サイドでの登場回数はNZD4回,AUD3回,CAD2回でGBPが1回でした。
下落通貨サイドの登場内訳はCHF4回,EUR3回,USD2回でJPYが1回となっています。
欧州の反発・粘り腰も顕著ですが、やはり世の中が言うほど悪くないとなれば変われるのは資源国通貨というような展開と言えるのかもしれませんね。
米株で言えばDowは2011年のザラ場の高値である$12,876に肉薄する水準にまで来ていますが先週の終値である$12,862は終値ベースで2008年5月以来の高値と言う水準です。
英株でもFTSE100は£5,901を付けて6ヶ月高値を更新。独株のDAXもEuro6,766は同様に6ヶ月高値の更新となります。
商品市場は貴金属が調整、原油が上昇と言うMIXな展開ですが総合指標であるCRBインデックスは堅調を維持しているのでリスクラリーの一端を支えています。
為替市場でも先週は資源国通貨全盛と言う展開になっています。先週の主要通貨ペアの変動上位ランキングは以下のようになります。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①NZDCHF↑ 0.7662 0.7516 +146 +1.91%
②EURNZD↓ 1.5744 1.6037 -293 -1.86%
③AUDCHF↑ 0.9881 0.9703 +178 +1.80%
④EURAUD↓ 1.2222 1.2413 -191 -1.56%
⑤CADCHF↑ 0.9233 0.9104 +129 +1.40%
⑥NZDUSD↑ 0.8351 0.8237 +114 +1.37%
⑦EURCAD↓ 1.3076 1.3244 -168 -1.28%
⑧NZDJPY↑ 63.96 63.16 +80 +1.25%
⑨GBPCHF↑ 1.4510 1.4341 +169 +1.16%
⑩AUDUSD↑ 1.0768 1.0648 +120 +1.11%
上昇通貨サイドでの登場回数はNZD4回,AUD3回,CAD2回でGBPが1回でした。
下落通貨サイドの登場内訳はCHF4回,EUR3回,USD2回でJPYが1回となっています。
欧州の反発・粘り腰も顕著ですが、やはり世の中が言うほど悪くないとなれば変われるのは資源国通貨というような展開と言えるのかもしれませんね。
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