書店の一番目立つ場所には新刊書コーナーの書棚があるのが普通です。
書店に行くのは好きですが、よく新刊書コーナーで初めて見た書籍を買ってしまったりもしますが、ちょこちょこ立ち寄っては立ち読みをすると言うケースもありますね。
やがて新刊書は既刊書となり、新たな新刊書にReplaceされていくのですが、この人目に付く場所から移動した状態が、BACKLISTED と言う事になります。
やっぱりあの本は買っておこうと思って書店に行ったらもう見当たらないと言う時に店員に助けを求めると、That book has been back-listed.I will go inside and get one copy for you.などと言って持って来てくれるのですが、少し違う意味でこの単語が使われていることもあるようです。
We are Backlisted.
と言うメールが来たので、よく見ると従来から自身が読み解いた聖書の暗号による投資をして大儲けしていると言う元牧師の投資助言サービスの話でした。
どうも特定の宗教色が強すぎると言う理由で契約したオンライン販売業者がスポンサーを降りたいと言ってきたと言う事があったようです。
流石米国らしいと言う話ですが、このように政治的、宗教的などの判断で不適切と判断したものの取り扱いをやめてしまうと言う事もBacklist(Back-list)という動詞で表現されると言う 事ですね。
結構大々的に宣伝していたので私個人的にも、聖書をお金儲けの指南書のように扱われては神様が怒るのではないかと危惧していたのですが、それが現実のものとなったと言う感じです。
この米人の元牧師さんがどうするのか。それこそ聖書に相談したら良さそうですね。