2013年8月18日日曜日

Summer Doldrums Offers Summer Night Traps-2.

真夏の夜の夢ならぬ真夏の世の悪夢の第二段は貴金属です。

半端じゃない反発なのですが・・・・・
GOLD DAILY ⇒ Breaking Higher.
この金価格の日次チャートも凄いですが、金以上に銀が猛威を振るう勢いです。

SILVER DAILY ⇒ Leaving Bears Behind.









ど、どうですかこれ?

この領域に関しては先週はこのような報道が注目を集めました。

1 ジョージ・ソロスが、4月~6月の四半期で金の保有量を縮小し、7月にはほぼ完全に撤退していた事。

2 金の代名詞的存在であったジョン・ポールソンの運用するファンドが金価格の低迷を受けて金ETFの保有量を半分以下にまで落としたと言う報道。

ロイター社の記事には以下のように出ていました。
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米大手ヘッジファンド運用会社ポールソン・アンド・カンパニーは第2・四半期に、金に裏付けされた上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・トラスト」の保有を半分以上減らした。米証券取引委員会(SEC)への14日の届け出で明らかになった。金価格の下落が理由。同ヘッジファンドは、金に強気の立場を取っている米著名投資家ジョン・ポールソン氏が運営している。
6月末時点の同ETFの持ち高は1020万口。3月末の2180万口から減少した。

金価格は同四半期に23%下落。世界経済の見通しが概して上向いたのを受けてヘッジ手段としての需要が減少し、金価格は4月12─15日、2日間の値幅としては過去最高となる225ドルの急落を記録した。
サブプライムで大儲けしたポールソン氏ですが、その後は運を使い果たしたかのような展開になっています。やはり程度問題ではありますが、勝ち逃げは難しいと言う事なのでしょうか。