2012年9月16日日曜日

Now the Shoe is On the Other Foot?

家の中でも靴を履いている人達なので、英語圏の人達は立場や立居地を靴に例える慣用句を沢山持っています。

立場の逆転、攻守逆転、大どんでん返し・・・と言うような状況を良く The shoe is on the other foot.と表現するのですが、まさに少し前まではユーロが掃いていた靴を米ドルが履いているような展開になりました。

米ドルは対ユーロ以外でも広範な下落を続けているので、米ドルの総合指標であるDXY(ドルインデックス)の立居地を確認しましょう。どんな靴を履いているのか・・・・・ 
DXY(2011年12月~)⇒サポートラインを割り込み?

緩やかな右上がりの帯の中で振幅していたものが、豪快に下抜けしている事が明白です。

もう少し、長い目で、リーマンショックのあった2008年からの動きで確認するとどうでしょうか。
DXY(Since2008~) ⇒ 中期トレンドは横ばい?


市場ではユーロが大幅に下落して米ドルや日本円に上昇圧力が掛かる展開がメインシナリオでしたが、この2週間でこのシナリオで積み上がったポジションが一気に解消され、更にユーロが反転してまだまだ上昇するトレンド転換説に基づくポジションも出来始めているようです。

靴は本当に移動したのでしょうか? Is the bearish shoe really on the other foot now?

Stay Tuned.