もう9月ですね!
月替わりでもあるので、8月の通貨ペアのパフォーマンスを整理しておきます。
通貨ペア ↑↓ 月末 月初 変動(pips) 変動(%)
①AUDCHF↓ 0.9860 1.0250 -390 -3.96%
②EURAUD↑ 1.2171 1.1713 +458 +3.76%
③AUDCAD↓ 1.0184 1.0535 -351 -3.45%
④NZDCHF↓ 0.7659 0.7893 -234 -3.06%
⑤GBPAUD↑ 1.5358 1.4921 +437 +2.85%
⑥EURNZD↑ 1.5634 1.5210 +424 +2.71%
⑦CHFJPY↑ 82.01 80.01 +200 +2.44%
⑧NZDCAD↓ 0.7917 0.8110 -193 -2.44%
⑨EURJPY↑ 98.48 96.11 +237 +2.41%
⑩USDCHF↓ 0.9548 0.9762 -214 -2.24%
通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),EUR(3回),CAD(2回),GBP
下落通貨 ⇒ AUD(4回),NZD(3回),JPY(2回),USD
総括的な括りをすれば、8月はユーロクロスのショートポジションがSqueezeされる流れが中心だったと言う事になります。長期戦略として構築されたEURAUDやEURNZDのショートポジションはSqueezeの度にダメージコントロールの規模が拡大してかなりの反発幅となりました。
欧州の問題の本質は絶望的な深刻さを伴いますが、時間軸的に見て即死するシナリオでもないと思うので、欧州ベアなポジションが一定規模以上に膨らんで、当局などから何らかの手立てが発表されれば、抜本的な解決策ではないにしても市場は相応にSqueezeすると言う展開がまだまだ続きそうです。