色々ありましたが、やはり木曜日のECB,金曜日の米雇用統計が大きな触媒となりました。
ECBは金利据え置き+国債無制限購入の発表と言う結果となり、米8月雇用統計は雇用者数の伸びが9万6千人に止まり、且つ6月と7月のデータも大きく下方修正されると言う広範な脆弱性を露呈しました。
これでユーロ上昇、米ドルは下落と言う図式がメインシナリオとなっているのですが、先ずは週次ベースでの主要通貨ペアの変動ランキングです。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURUSD↑ 1.2814 1.2572 +242 +1.89%
②EURJPY↑ 100.24 98.48 +176 +1.76%
③EURAUD↑ 1.2330 1.2171 +159 +1.29%
④NZDUSD↑ 0.8119 0.8026 +93 +1.15%
⑤EURCAD↑ 1.2538 1.2398 +140 +1.12%
⑥USDCHF↓ 0.9444 0.9548 -104 -1.10%
⑦EURGBP↑ 0.8004 0.7921 +83 +1.04%
⑧NZDJPY↑ 63.50 62.88 +62 +0.98%
⑨CHFJPY↑ 82.78 82.01 +77 +0.93%
⑩EURNZD↑ 1.5774 1.5634 +140 +0.89%
通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ EUR(6回),NZD(2回),CHF(2回)
下落通貨 ⇒ USD(3回),JPY(3回),AUD,CAD,GBP,NZD
ユーロ上昇、米ドル、日本円下落という図式になっています。