ただし10月にはVolatilityの上昇も予想されるので要注意ではないかと思っています。
・季節要因的な変動抑制が消滅する事。
・安倍総理の消費税判断が示される事。
・法人税引下げを巡る議論が与党内でも迷走気味な事。
等がVolatlity上昇の触媒になる可能性があると見ています。
USDJPY DAILY ⇒ Top Heavy・・・・ |
EURJPY DAILY ⇒ Uptrend at stake |
GBPJPY DAILY ⇒ Leader of the Pack. |
ドル円も膠着ながら終わり方が良くないですね。ユーロ円も上昇波動が正念場と見えますし、そもそも陰線が多くなってきました。
クロス円の上昇(円安)の先頭を走ってきたのが英国ポンド円ですが、ここもこう着状態です。
多くの参加者が現在進行している三角保持合い的な膠着はセオリー通りに膠着開始前のトレンド方向にブレイクする事を信じて英国ポンド円の押し目を拾う戦略に出ています。
流石に消費税引き上げに関しては、米FOMCのTaperingのような”まさかの見送り”は有り得ないと思いますので、日本円の動向の鍵を握るのは、これとセットで出るか出ないかと言う法人税の減税措置の有無でしょう。
安倍首相と麻生蔵相でこの部分は噛み合っておらず、これを受けて週末に向けた円高圧力の上昇がありました。報道を見る限り自民党内や連立を組む公明党内にも法人税の引下げには慎重論も多いようですが、安倍首相が首相責任で押し切るかどうかが非常に重要なイベントになっていると思います。